擬態
- ハードボイルド (138)
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全1件 1~1 1/1ページ
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10数年ぶりに読んだ北方ハードボイルド。昔は読み漁りましたが、今作は残念ながらあまり評価出来ません。当時は随分はまったんですけどね。 | ||||
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Kindle版で購入しました。 ハードボイルドものを探していましたが、これは違う。 | ||||
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まあ、良い意味でも悪い意味でも、これがハードボイルドって感じですね。 鍛えられた肉体で喧嘩はめちゃくちゃ強い(チンピラ3人くらいなら一瞬でボコボコ)、サラリーマンなのに車はGTRで運転は抜群に上手い、セックスにはめっぽう強く、女はみんなメロメロ、上司には媚びないけど、仕事は出来るので信頼され、ヤクザにも全くひるまず立ち向かいます。 まあなんというか、これが合う人と合わない人がいるということでしょう。 | ||||
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主人公の徐々に狂犬となっていく生き様に痺れて心奪われました。 | ||||
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主人公の立原のやったことは、 北方ハードボイルド作品の中では別段珍しいことじゃないし、 そのやったことも、部下の仇討ちだったり会社に伸びてくる魔の手を叩き潰すためだったりと、 わりと普通の理由だと思える。 立原自身も最後のほうでちょっとだけ言っているけど、 立原は会社のことが大好きで、それを守るための戦いだったとしか思えない。 なのに、何か理由なんぞ無いみたいなスタンスでいるから、ツンデレだわw ラストは、個人的にはちょっと感動的。 (空を征くのか、大空こそがおまえたちの住処なのか!)と、胸が弾んでしまった。 あと、立原があと20歳若ければ・・・とボクシングジムで言われていたように、 もっと若ければ個人的に北方ハードボイルド作品強さランキングで10位くらいには なれたかもしれない。 北方氏には、いつかボクシングのハードボイルド作品を書いてほしいなぁ。 | ||||
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北方謙三先生の一つの頂点でしょうね。 平凡なサラリーマンだった立原。しかし、彼の中で何かが変わる。ボクシングをはじめる。躰を鍛える。離婚。ハードボイルド。 そして、仕事でリストラに巻き込まれそうになるものの、なんとか回避。 仕事はヤクザ相手のものになるも、立原は危ない橋を渡りはじめる。 とりあえず、立原がキレキレのハードボイルド野郎になって、表向きは平凡なサラリーマン、でも裏はバイオレンスハードボイルド野郎。 なんてったって、女とおセクスして失禁させてますからね。失禁っすよ。マジパネエっす。 表向きは平凡リーマンなので、ナメちゃうんですよね。 でも、ナーメテーター(ナメてたら強敵でした)という展開になりましてね。 ヤクザにカチコミかけるの厭わないし。 なんか最後の方には刑事と殴り合いですからね。展開がすごい。 いやー、荒唐無稽感といいますか、でも、それがおもしろいんですよねぇ。 「仕事、俺は嫌いじゃなかった。しかし、なんなんだ、仕事ってのは。弱さを剥き出しにしたり、狡さを剥き出しにしたりしなきゃ、やってられねえもんか。俺は、もういいんだよ。いいと思っちまったんだ。思わないまま終る人生が、ほとんどなんだろうがな」(379頁) これとか、仕事論で、世のサラリーマンは「わかる、わかるよ」と同意するんじゃないでしょうか。 いやー、おもしろいエンターテインメント性の高い作品を堪能しました。 | ||||
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