擬態



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【この小説が収録されている参考書籍】
擬態
擬態 (文春文庫)
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初公開日(参考)2001年03月
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長編小説

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擬態 (文春文庫)

2004年10月31日 擬態 (文春文庫)

躰の中で、なにかが止まった…。四年前のある日、平凡な会社員・立原に生じたある感覚。いまや彼にとって、日常や人間性など無意味なものでしかなく、鍛えあげた精神と肉体は次第に凶器と化していく。取引先のビルの立ち退きを巡る抗争事件に巻き込まれた立原は―。男の心の闇を抉る異色のハードボイルド長篇小説。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

擬態の総合評価:7.47/10点レビュー 19件。Dランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(6pt)

擬態の感想

10数年ぶりに読んだ北方ハードボイルド。昔は読み漁りましたが、今作は残念ながらあまり評価出来ません。当時は随分はまったんですけどね。
主人公は何がしたいのか、なぜこんな事をするのか、全く共感出来ませんでした。共感出来なくても、多少なりとも理解出来れば付いて行くのですが、ちょっと無理でした。自分が年を取りすぎたからかも、と思うと少し寂しいですな。
ほとんど読んでる人がいなくて、他の方の反応が分からないのも残念。

なおひろ
R1UV05YV
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.18:
(1pt)

今で言うラノベ主人公っぽさが頭にくる。

Kindle版で購入しました。
ハードボイルドものを探していましたが、これは違う。
擬態Amazon書評・レビュー:擬態より
416319990X
No.17:
(2pt)

ハードボイルドの王道

まあ、良い意味でも悪い意味でも、これがハードボイルドって感じですね。

鍛えられた肉体で喧嘩はめちゃくちゃ強い(チンピラ3人くらいなら一瞬でボコボコ)、サラリーマンなのに車はGTRで運転は抜群に上手い、セックスにはめっぽう強く、女はみんなメロメロ、上司には媚びないけど、仕事は出来るので信頼され、ヤクザにも全くひるまず立ち向かいます。
まあなんというか、これが合う人と合わない人がいるということでしょう。
擬態Amazon書評・レビュー:擬態より
416319990X
No.16:
(5pt)

自分の中にも狂犬がいるのか。

主人公の徐々に狂犬となっていく生き様に痺れて心奪われました。
擬態Amazon書評・レビュー:擬態より
416319990X
No.15:
(5pt)

ムチャクチャ面白い。多分、主人公の立原は正義感の強いツンデレだな

主人公の立原のやったことは、
北方ハードボイルド作品の中では別段珍しいことじゃないし、
そのやったことも、部下の仇討ちだったり会社に伸びてくる魔の手を叩き潰すためだったりと、
わりと普通の理由だと思える。

立原自身も最後のほうでちょっとだけ言っているけど、
立原は会社のことが大好きで、それを守るための戦いだったとしか思えない。
なのに、何か理由なんぞ無いみたいなスタンスでいるから、ツンデレだわw

ラストは、個人的にはちょっと感動的。
(空を征くのか、大空こそがおまえたちの住処なのか!)と、胸が弾んでしまった。

あと、立原があと20歳若ければ・・・とボクシングジムで言われていたように、
もっと若ければ個人的に北方ハードボイルド作品強さランキングで10位くらいには
なれたかもしれない。

北方氏には、いつかボクシングのハードボイルド作品を書いてほしいなぁ。
擬態Amazon書評・レビュー:擬態より
416319990X
No.14:
(4pt)

北方謙三の一つの頂点。

北方謙三先生の一つの頂点でしょうね。
平凡なサラリーマンだった立原。しかし、彼の中で何かが変わる。ボクシングをはじめる。躰を鍛える。離婚。ハードボイルド。
そして、仕事でリストラに巻き込まれそうになるものの、なんとか回避。
仕事はヤクザ相手のものになるも、立原は危ない橋を渡りはじめる。

とりあえず、立原がキレキレのハードボイルド野郎になって、表向きは平凡なサラリーマン、でも裏はバイオレンスハードボイルド野郎。
なんてったって、女とおセクスして失禁させてますからね。失禁っすよ。マジパネエっす。
表向きは平凡リーマンなので、ナメちゃうんですよね。
でも、ナーメテーター(ナメてたら強敵でした)という展開になりましてね。
ヤクザにカチコミかけるの厭わないし。
なんか最後の方には刑事と殴り合いですからね。展開がすごい。
いやー、荒唐無稽感といいますか、でも、それがおもしろいんですよねぇ。

「仕事、俺は嫌いじゃなかった。しかし、なんなんだ、仕事ってのは。弱さを剥き出しにしたり、狡さを剥き出しにしたりしなきゃ、やってられねえもんか。俺は、もういいんだよ。いいと思っちまったんだ。思わないまま終る人生が、ほとんどなんだろうがな」(379頁)

これとか、仕事論で、世のサラリーマンは「わかる、わかるよ」と同意するんじゃないでしょうか。
いやー、おもしろいエンターテインメント性の高い作品を堪能しました。
擬態Amazon書評・レビュー:擬態より
416319990X



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