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擬態



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【この小説が収録されている参考書籍】
擬態
擬態 (文春文庫)

擬態の評価: 3.78/5点 レビュー 18件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.78pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全18件 1~18 1/1ページ
No.18:
(1pt)

今で言うラノベ主人公っぽさが頭にくる。

Kindle版で購入しました。
ハードボイルドものを探していましたが、これは違う。
擬態Amazon書評・レビュー:擬態より
416319990X
No.17:
(2pt)

ハードボイルドの王道

まあ、良い意味でも悪い意味でも、これがハードボイルドって感じですね。

鍛えられた肉体で喧嘩はめちゃくちゃ強い(チンピラ3人くらいなら一瞬でボコボコ)、サラリーマンなのに車はGTRで運転は抜群に上手い、セックスにはめっぽう強く、女はみんなメロメロ、上司には媚びないけど、仕事は出来るので信頼され、ヤクザにも全くひるまず立ち向かいます。
まあなんというか、これが合う人と合わない人がいるということでしょう。
擬態Amazon書評・レビュー:擬態より
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No.16:
(5pt)

自分の中にも狂犬がいるのか。

主人公の徐々に狂犬となっていく生き様に痺れて心奪われました。
擬態Amazon書評・レビュー:擬態より
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No.15:
(5pt)

ムチャクチャ面白い。多分、主人公の立原は正義感の強いツンデレだな

主人公の立原のやったことは、
北方ハードボイルド作品の中では別段珍しいことじゃないし、
そのやったことも、部下の仇討ちだったり会社に伸びてくる魔の手を叩き潰すためだったりと、
わりと普通の理由だと思える。

立原自身も最後のほうでちょっとだけ言っているけど、
立原は会社のことが大好きで、それを守るための戦いだったとしか思えない。
なのに、何か理由なんぞ無いみたいなスタンスでいるから、ツンデレだわw

ラストは、個人的にはちょっと感動的。
(空を征くのか、大空こそがおまえたちの住処なのか!)と、胸が弾んでしまった。

あと、立原があと20歳若ければ・・・とボクシングジムで言われていたように、
もっと若ければ個人的に北方ハードボイルド作品強さランキングで10位くらいには
なれたかもしれない。

北方氏には、いつかボクシングのハードボイルド作品を書いてほしいなぁ。
擬態Amazon書評・レビュー:擬態より
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No.14:
(4pt)

北方謙三の一つの頂点。

北方謙三先生の一つの頂点でしょうね。
平凡なサラリーマンだった立原。しかし、彼の中で何かが変わる。ボクシングをはじめる。躰を鍛える。離婚。ハードボイルド。
そして、仕事でリストラに巻き込まれそうになるものの、なんとか回避。
仕事はヤクザ相手のものになるも、立原は危ない橋を渡りはじめる。

とりあえず、立原がキレキレのハードボイルド野郎になって、表向きは平凡なサラリーマン、でも裏はバイオレンスハードボイルド野郎。
なんてったって、女とおセクスして失禁させてますからね。失禁っすよ。マジパネエっす。
表向きは平凡リーマンなので、ナメちゃうんですよね。
でも、ナーメテーター(ナメてたら強敵でした)という展開になりましてね。
ヤクザにカチコミかけるの厭わないし。
なんか最後の方には刑事と殴り合いですからね。展開がすごい。
いやー、荒唐無稽感といいますか、でも、それがおもしろいんですよねぇ。

「仕事、俺は嫌いじゃなかった。しかし、なんなんだ、仕事ってのは。弱さを剥き出しにしたり、狡さを剥き出しにしたりしなきゃ、やってられねえもんか。俺は、もういいんだよ。いいと思っちまったんだ。思わないまま終る人生が、ほとんどなんだろうがな」(379頁)

これとか、仕事論で、世のサラリーマンは「わかる、わかるよ」と同意するんじゃないでしょうか。
いやー、おもしろいエンターテインメント性の高い作品を堪能しました。
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No.13:
(2pt)

尻切れトンボ

主人公が何をしたいのかわからない。作品中によく毀すの表現が出るが理解出来なかった。そのため最後は意味不明で中途半端に終わった。また、終わり頃の刑事との会話がやたら長くてつまらなくなった。
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No.12:
(2pt)

さすがに時代錯誤で古臭く非現実的

おそらく発表されたのは30年ほど前なのでしょうか。無理がありすぎる進行で現代の観点で読むと鳥肌(悪い方の)が止まらないです。。
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No.11:
(5pt)

北方版 蘇える金狼

個人的にこの作品は、大藪春彦氏の代表作「蘇える金狼」を現代版にアレンジし、かつ北方謙三氏特有の男の生き様をプラスした作品だと思っています。
良い作品です。

大藪春彦氏の蘇える金狼が大好きだったので、擬態の世界観にどっぷり浸かることができました。
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No.10:
(5pt)

滅びに向かって、走る

主人公の理不尽さを味わえます。
文春文庫では珍しい、破壊的な死に様を見つけました。
平凡なサラリーマンが擬態だとのテーマがわかりやすかったです。
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No.9:
(4pt)

一気読みでした。

主人公が変わっていく姿や日々のルーティーンなどは、男としてどこか共感するような憧れのような気持ちを持ちました。
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No.8:
(5pt)

北方流ハードボイルドの真骨頂。

北方謙三のハードボイルドには独特の世界観がある。
若い頃にはしっくりこなかったが、本作の主人公の年齢に近づくと共感できるようなった。
だが、本作の主人公は強靭な精神力と体力の持ち主である。
そんなタフな主人公に年齢の近い自分を擬態させて、作品の世界に浸る快感。
これは北方流ハードボイルドの真骨頂である。
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No.7:
(5pt)

世を忍ぶ仮の姿を行う真相

ここまでの情報から(世を忍ぶ仮の姿を本気で信じる奴特有のうつり)こそ
このうつりの正体だと言うことが判明するのである
言い換えればこれを本気で信じると困ることを抱えているのが(顔つき性器全般)だと言うことが判明するのである
つまりその理由を子供に教えると困ることを抱えた親に育てられた子供が(裏設定がわかる受け手)だと言うことが判明するのである
ここまでの情報から導き出される答えはこうである
ポイントは(人間本当は両性具有)だと言うことである
これは(父親も母親も実は同一人物)だと言うことに因んだ措置であり
(子供もまた自作自演の産物)だと言うことを意味する図式であり
(親子関係とはこう言うものですよ)を物凄い美人相手に(演出)するのが狙いの措置なのである
これは(物凄い美人には親子が存在しない)に因んだ行動であり
これに対する(苦情)を行う物凄い美人が(実はいる)の痕跡こそ
水晶ドクロやオーパーツや改造手術やテレビゲームだと言うことが判明するのである
つまり(一緒に親子関係になろうよ)を物凄い美人に対し訴えかけるのが
世を忍ぶ仮の姿を行う真相だと言うことが判明するのである
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No.6:
(4pt)

抜群の筆力

筆力に堪能するが、後半の展開がキレがない。同じようなタッチがなんかホームドラマのように続いている。きっと主人公に危機が訪れないためだろう。それでも、筆力には圧倒される。
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No.5:
(5pt)

私の人生の愛読書

最初は学生時代に古本で買って 何回も読みなおし、ボロボロになったので 新本購入しました これからもことあるごとに読み込んでいくと思います
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No.4:
(4pt)

久しぶりに

最近ビジネス書ばかり読んでいましたが、久しぶりにハードボイルドを読みました。
一気に読めて面白かった。
主人公の視線に入り込んだような感じで読めました。
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No.3:
(4pt)

ハードボイルドとは何か。

北方先生が折において記述されていますが、現代日本を舞台にした
ハードボイルド小説を表現する事の難しさを
この小説にて、ひとつの答えとして表しているような気がします。
一旦読み始めると最後まで小説のパワーでもっていかれます。
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No.2:
(3pt)

後半部分だけが何とも残念

 内部設備の請負会社に勤務する立原章司は40歳。4年前、離婚と共に身体の中で時計の針が止まった感覚が起き、それから立原はボクシング・ジムに通い出した。仕事は機械的にこなしていったものの、会社のリストラ対象となり、次第に内部から毀れていき、一介の会社員が会社と巨大な組織と闘うことに。 読み始めた瞬間から、かつての北方ワールドを彷彿とさせるハードボイルドタッチの物語に興奮しながら読み進みました。一介の会社員が、身体の中に眠っていた自分の本来の姿を、ボクシングや会社の抗争と共に起こしていき、上司や社長にも対等に渡り合い、自らの鍛えた体を武器に、暴力団組織にも立ち向かっていく。ここまでの流れの暴力シーンも迫力抜群で、ぐいぐいと展開に引き込まれていくのだが、後半からその展開がオーバーになりすぎてしまい、ラストへの過程は不満の残るものでもありました。前半の展開が良かっただけに、後半は違う展開にしてほしかったし、大きく横道に反れてしまったように感じたのは大きなマイナス。北方謙三らしさは随所に見られていただけに、後半部分だけが残念です。
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No.1:
(3pt)

後半部分だけが何とも残念

内部設備の請負会社に勤務する立原章司は40歳。4年前、離婚と共に身体の中で時計の針が止まった感覚が起き、それから立原はボクシング・ジムに通い出した。仕事は機械的にこなしていったものの、会社のリストラ対象となり、次第に内部から毀れていき、一介の会社員が会社と巨大な組織と闘うことに。
 読み始めた瞬間から、かつての北方ワールドを彷彿とさせるハードボイルドタッチの物語に興奮しながら読み進みました。一介の会社員が、身体の中に眠っていた自分の本来の姿を、ボクシングや会社の抗争と共に起こしていき、上司や社長にも対等に渡り合い、自らの鍛えた体を武器に、暴力団組織にも立ち向かっていく。ここまでの流れの暴力シーンも迫力抜群で、ぐいぐいと展開に引き込まれていくのだが、後半からその展開がオーバーになりすぎてしまい、ラストへの過程は不満の残るものでもありました。前半の展開が良かっただけに、後半は違う展開にしてほしかったし、大きく横道に反れてしまったように感じたのは大きなマイナス。北方謙三らしさは随所に見られていただけに、後半部分だけが残念です。
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