THE WRONG GOODBYE ロング・グッドバイ
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
THE WRONG GOODBYE ロング・グッドバイの総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全1件 1~1 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
あらゆる会話がキザなので登場人物が同じに思えます。いかにも自分は博学だぞと言いたげな小物を描写するところに不快感をおぼえました。こんなに魅力のない主人公も珍しいです。 | ||||
| ||||
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ハードボイルド自体、読破数が少ない私の感想ですが、初めから最後まで登場人物の相関関係が全く理解できず、600ページに迫る大作を最後まで読み通すのは忍耐でした。 矢作氏の作品は初めてな私がどうこう言うのは僭越ですが。過去に読んだハードボイルド作品は手に汗握る、ページをめくる手が止まらない面白い作品ばかりだったので、最後まで全く主人公に共感できず、ストーリーがわからないまま、「早く読み終えたい!」だけの気持ちでした。 この作品を絶賛されてる方も多いので、矢作氏の素晴らしさを理解できない低能読者の繰り言と、お許しくださいませ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
結論から申し上げますと、レイモンド・チャンドラーへのオマージュとして書かれた日本語による作品の、稀有な成功例の一つだと考えます。 THE WRONG GOODBYE なる英文タイトルに明示されている通り、チャンドラーの『ロング・グッドバイ(THE LONG GOODBYE)』へのあからさまなオマージュ・文体模写に徹しつつも、横浜・横須賀・米軍基地界隈の曰く言い難い雰囲気が文章の端々から匂い立って来る作品世界は紛れも無く矢作俊彦氏独自のものです。 うつろいゆくホテルニューグランドのバー、さらには横浜中華街『徳記』(店名は伏せられている)の豚足そばの食べ方の詳細な描写まで登場するところに、矢作氏のこの界隈へのひとかたならぬ愛着が伝わって来て、胸を衝かれるものがありました。 テリー・レノックスに対応する人物に果たしてオリジナルと同等の魅力が備わっているかは疑問符が付きますが、それは作者ご自身も百も承知の事と思います。トリビアも多くて読み手を選ぶ作品とはいえ、文体の張りだけを取っても類書の追随を許さず、敬服に値する唯一無二の達成だと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
購入していたが未だに読破していない。いや、開始30Pに留まっている。ロンググッバイ。この定石にはまりそうだ。浜だけに。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
タイトルを見て分かるように、これはハードボイルドである。 なぜタイトルを見ただけでわかるかと糸、レイモン・チャンドラーのフィリップ・マーローシリーズの中の第6作と同じタイトルだからであり、想像するに同作へのオマージュなだろう。 ハードボイルドを読むのは久しぶりだ。それ以上に、矢作俊彦を読むのはたぶん初めてだ。以前は、自動車雑誌NAVIなどに連載していたが、名前は知っていても読んだという記憶がない。 ところでハードボイルドは、乾いたセリフを象徴的に使う。そしてストリートの本筋とは違うところで、主人公の目に入った事柄を、気の利いた表現でつなぎながら、独特の世界をかもしだそうとする。 そのせいか、いや、たぶんそのせいだろうが(こういう言い回しが、すでにハードボイルド文体に感染しているw)、重要な伏線と何気ない描写とが読み分けられず、かなり苦労した。 何しろ、オーディオの運搬やセットアップに時間を取られていたとはいえ、10日以上もかかかってしまった。 まあ、はっきりいえば、登場人物が錯綜していて前に戻って確かめたりしたので、読むのに時間がかかってしまったというわけだ。 舞台は横須賀と横浜で、米軍基地がからみ、ベトナム戦争末期のサイゴンと話は絡んでいき、最後のどんでん返しもかなりのものだ。 ハードボイルドらしい読後感でもある。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
神奈川県警の刑事・二村永爾は、殺人事件の重要参考人ビリー・ルウの失踪と関わった嫌疑で捜査一課から外されてしまう。事件直後、ビリーが操縦していたジェット機が台湾の玉山の上空で姿を消したことを知らされるが、二村のもとにビリーからの手紙が届く。一方、横須賀署の先輩刑事・佐藤から、国際的な女流ヴァイオリニスト、アイリーン・スーの養母である平岡玲子の捜索を私的に頼まれる。玲子のマンションで、二村は壁に拳銃弾を発見、彼女が事件に巻き込まれたことを知る…。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 55件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|