マイク・ハマーへ伝言
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74年のヨコハマを舞台に、リョウという青年の青春最後の一日をカッコいい文体で描いた快作。 一日だから朝に始まって夜半に終わる。 そのせいか、あるいは長編のせいか、同じスターシステムを採用しているいくつかの短編よりもロマンティックな冗長さが少なく、全体にスピード感を持っている。 リョウに限るのは、マイクの青春はとっくに終わっているし、克哉のそれもほぼ終わっていたからだ。他のふたりは始まってすらいない。 とはいえ、青春物の本質として時代との密着性がある。いまになっても変わらない若さの光というものももちろんあるが、PXのステーキ・サンドやキャディラックといった小道具が鼻に突くひとも、発表当時よりも多くなっているだろう。アメリカへの憧れなんてなくなっちゃったしね。作中で既にかなり薄れているし、現在になって読めばなおさら。なんせもう柳ジョージもいなくなったし、ディスコもなくなった。大統領は(たぶん)またトランプだ。 おなじく青春が始まらなかったひとりとして、彼らの倍の年齢になったいま読み返すと、克哉が羨ましくてならない。 | ||||
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以前、何度も読み返した作品ですが、引っ越しを重ねているうちに手放していたものです。 古い本の中古は初めて購入したのですが、ハードカバーの装丁で、 表カバーは新品のように奇麗だったので驚きました。 さすがに中のページは経年劣化で日焼けはしてますが十分に満足できる状態です。 また欲しい本が見つかったら購入しても良いと思います。 | ||||
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この本を読んだ時の衝撃は、大友克洋さんのAKIRAを読んだ時と同じ衝撃を受けました。 その衝撃とは、今までに読んだことがない、映画のような映像表現になっているからです! 大友克洋さんのAKIRAを読んだ時も、漫画で映画のような映像描写をしている事に驚きました。 そして、この小説は、文章で映画のような映像描写をしているので、驚きます! 文章での映画のような映像描写とは、キャラクターの内面を描かずに、客観的な状況だけを精密に描写して、描いている事です。この描写の仕方がスタイリッシュでかっこよく、映画的です! 正直、この小説は、読者を選びます! 車やファッションなどの固有名詞の理解も必要ですし、読者に能動的な想像力が必要なので、海外の文学作品を読める高度な読者でないと、この描写には、ついていけないと思います! この小説の凄さが分かる人は、目の肥えた読者として信用できます! | ||||
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古い作品で、時代感覚の差もあろが、評判程、おもしろいと思えなかった。和製ハードボイルドはやはり古い。 | ||||
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ハードボイルドものとして評価が凄く高かったので読んだ。他の読者との感想がこれほど違うのにびっくり!私には全くダメ。話の展開が遅い。更には主人公に共感ができない。車に興味のない私には、車のことを色々書かれても面倒臭いだけ。横浜や由比ヶ浜に東京から来る人を田舎者扱いしたり(埼玉県民はどうすればいいの?)。医者の息子や一流商社マン、元ボンボン不良の登場人物、だから何?って感じ。上滑りしている感じ。私のような田舎者は読まない方がいいのかな?!でも300ページ弱で薄かったのが読む時間をかけずに済んだので良かった。 | ||||
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