私と悪魔の100の問答
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ランキング上位に入っているようなラノベのレビューで、今日日ラノベに何も期待していないし、まあまあ文章がこなれていて可愛い女の子が出て来て暇が潰せたので星5ですみたいな内容のものを見て、愕然としてしまったおじさんとしては、本書のような、世に蔓延る欺瞞との対決……みたいな事をクソ真面目に書いてる本を出すというのは偉いもんだなあと思うが、まあそれはそれとして、誰が読むんだこれ? というのも、正直思った。上遠野浩平という人は、とんでもない大ヒットをしたゲームやアニメ、その原作となった作品などに多大な影響を与えている偉大な人物なのだが、本人はそういう大衆に受けるという要素がどうにも欠けていて、現在では彼のフォロワーだったような人たちの方が遥かに有名になってしまっているが、まあ、そういうところも上遠野だろ、と、ファンとしては言うほかない。ブギーポップファンという観点から見ると、まさに霧間誠一が書いた売れない小説、という感じで浪漫は感じた。 | ||||
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上遠野さんの世界観はそのままですが、いまいちもの足りない感じでした。 | ||||
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ストーリーに意味なんてないが、考えることを大切にする人なら、ストーリーを引き換えにしても価値のある作品になっている。 何かを考えさせられる作品は多いが、本当に考えてほしい対象に届くように配慮されており、その結果としてストーリーが、少年少女向け作品でよくある、典型的な少女の冒険譚(ちょっと非日常の出来事に遭遇する)となっている。 「作家はやはり全ての人を対象とするべきなのだから、作品は全て”子供向け”に書いている。子供でなかった人はいないのだから」と作者が以前に語った意図が端的に表れている。 単行本と新書版が存在するが、後書きが異なる。新たに書き下ろされた新書版の後書きは、後書きで終わらせてしまうには勿体無いほどにキレがあるものに仕上がっているため、どちらかといえば新書版をおすすめする。 | ||||
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主人公の『クズっち』は人並みの生活を送る 平凡な女子高生である、と自身は認識している。 しかし、その生活がトラブルで崩れ去った時に 自分が生きていた社会という名の『世界』と闘う事になってしまう。 更に厄介な事に『ハズレ君』なる人形を 操り、クズっちの生きていた世界をつつき回す シャーマン・シンプルハートだか、 イェンセン・イェーガーだかが出てきて、 更に混乱させていく……。 ハンナ・アレントは悪を『陳腐』である、 と書いたがこの作品を読むと 正義、正しさというものも同じく陳腐なのではないかという疑いが生じる。 登場人物の滝口ミランダなる人物は ハズレ君を邪悪、と決めつけ、自らは 正義としている。 実に知的に怠惰である。 自己の正義に対する批判が無い。 世の中、そんなに簡単に分かれてはいない。 世界は色んな点で矛盾していたり、歪んでいたりしている。それ自体は悪ではない。 それから、眼を逸らすことが悪であり、 知的に怠惰なのである。 面倒でも、一人一人が考えていかなければ、 世の中は良くなる訳がない。 現在の社会は『専門化』が進み、 今、私が手にしているスマホだって、 操作のしかたは分かるが仕組みは分からない。 説明されても分からない。 便利な世界とはある部分が 闇に包まれている事を許容する世界でもある。 だからといって、今さら原始的な社会には もう戻れない。それが正しいとも思えない。 ならば、せめて闇がある事は踏まえて 生きていかねばならないのではないか。 と、自説を語って、中途半端に終ることにする。この著者の作品のレヴューでは許されるだろう。 | ||||
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もう少し、奇をてらった話かと思い、嫌煙していたけど楽しめた。 戦車に近い印象を受けた。ボリュームとしてはちょっと少なめに感じたけど、面白かった。 | ||||
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