紫骸城事件-inside the apocalypse castle



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紫骸城事件 inside the apocalypse castle (講談社タイガ)

2018年09月20日 紫骸城事件 inside the apocalypse castle (講談社タイガ)

紫骸城―かつて世界を恐怖で蹂躙した魔女が造り上げた呪詛満ちる地。暗黒の森に聳え立ついわくつきの城塞に、最も優れた魔導師を決める“限界魔導決定会”の参加者たちが集うとき、突如世界一の防御呪文の使い手が惨殺され、連続殺人の惨劇が幕を開ける。“魔女の呪い”としか思えぬ、脱出不可能な密室で起きた殺戮。悪名高き双子の戦地調停士“ミラル・キラル”が真相に迫る!(「BOOK」データベースより)




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紫骸城事件-inside the apocalypse castleの総合評価:7.75/10点レビュー 12件。Dランク


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No.2:
(6pt)

紫骸城事件-inside the apocalypse castleの感想

戦地調停士エドシリーズ第2弾!城での魔法&大量殺人の謎!

ジャム
RXFFIEA1
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

紫骸城事件-inside the apocalypse castleの感想

シリーズ2作目。世界観や用語など1作目を読んでいる事が必要な作りでした。

300年前の魔女の決戦で建てられた紫骸城。
その中で毎年行われる大会は国の戦争の縮図を模し、世界各国のエリート魔道士が争う。
そこで不可思議な大量殺人が発生する。
300年前の魔女の呪いか、紫骸城の魔導なのか、もしくは魔法による仕業なのか。。

本格ミステリ・クロニクルに掲載された通り、
しっかりとミステリの謎解きが施されており、
この世界観ならではの大トリックが繰り出しているのは見物でした。
ただ、とても面白いのですが、謎の解明の手掛かりの説明不足感が否めず、
勿体無い印象を受けました。
前作にも感じたのですが、謎解きの詰めが甘い気がします。

世界観が好きなので加点。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
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No.10:
(5pt)

世界を導くものは悪意か皮肉か

主人公と、その仲間、大好きです。
紫骸城事件 inside the apocalypse castle (講談社タイガ)Amazon書評・レビュー:紫骸城事件 inside the apocalypse castle (講談社タイガ)より
4065128900
No.9:
(3pt)

魔女の城というクローズドサークルで行われる殺人事件

事件シリーズ2作目。かつて世界を恐怖へと陥れた魔女が造ったという紫骸城。そこで行われる魔術大会で起きた不可解な殺人事件。それは魔女の呪いなのか、それとも人の手によるものなのか。審判としてやってきたフローレイドはロボットのU2Rとともに事件の謎へ挑む。

今回は魔法がメインテーマ。前回ではそこまで深く触れられなかった魔法。その原理から応用までいろんな表情が描かれ、物語の鍵にもなっている。今回もファンタジーとしての読み味とミステリー要素を兼ね備えた作品。特に犯人が仕掛けたトリックは盲点だったので驚かされた。読み直してみると丁寧に伏線も張られていて、ファンタジーとミステリーのギリギリを狙っている感じが楽しい。舞台となっている紫骸城というロケーションも不気味なクローズドサークルになっていて、綾辻先生の館シリーズみたいで面白かった。

前作と同様、単なる謎解きではなく戦地調停士という立場から導かれる結末が用意されているのもポイント。前作で話に出てきたミラル・キラルが異様な存在感を放っている。後半で語られた血統の話がとても印象に残った。
「優れた血統などという発想は、生物存在の根本を考えるとき、本質的に矛盾した考え方ですよ。生物は自分とは異なる異性と交配することで、違う生物を産み出す可能性を繰り返していく存在なんです。自分とは違う存在になるからこそ、親は子供というものをつくる意味がある。親と同じとか、受け継いでいるとか、それは結局、ただ本来ならば変わっていくはずのものをただ停滞させているだけという、世界の“流れ”という視点から見ればそれはただの“落ちこぼれ”なんですよ。」
こういう哲学的な内容が零れ落ちてくるところが上遠野作品の好きなところでもある。

「最善というのは、所詮それだけで、その後というものがない─だが次善を良くしようという意志は、その決断以外のことにも広がっていく」
この言葉も好き。最善を選ばなければと思いがちなんだけど、そう思うほどにプレッシャーと最善以外はミスという意識にとらわれるんだよね。次善から広げる方が余地が生まれていいのかもなと感じた。
紫骸城事件―inside the apocalypse castle (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:紫骸城事件―inside the apocalypse castle (講談社ノベルス)より
4061821849
No.8:
(5pt)

面白い!!

上遠野浩平作品シリーズは、ブギーポップが有名ですけれど、このシリーズも面白い。
この作品もファンタジー要素とミステリ要素が入り混じりながらキャラクターを立てていて、作品の世界観に引き込まれます。
単体で読んでも良いですが、シリーズとして読んだ方がよりおもしろいかな、と。
紫骸城事件 inside the apocalypse castle (講談社タイガ)Amazon書評・レビュー:紫骸城事件 inside the apocalypse castle (講談社タイガ)より
4065128900
No.7:
(3pt)

クセがある作品ですね。

ファンタジ−やマニア的に見たら面白いと思います。
個人的な意見では、小説よりアニメでみたいですね。
ただ、魔法的なアプロ−チ表現が多く、自分にはちょっと違和感がありました。
どうでも良い普通の事柄も変に小難しい方向へ持っててしまうので、
悪い意味で話の展開が解からなくなります。
全体のスト−リ−にかなり無理が有りますが
キャラクタ−の台詞や文章は、様式美や表現力があり綺麗でした。
キャラクタ−や特定の設定を重視の人は凄く楽しめると思います。
紫骸城事件―inside the apocalypse castle (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:紫骸城事件―inside the apocalypse castle (講談社ノベルス)より
4061821849
No.6:
(4pt)

色々不可解だが許す

このシリーズには「ファンタジーとしてもミステリーとしても
中途半端」という酷評がついて回る。確かにその通りで、
魔法を使うことを前提とした世界で事件が展開したところで
読者による完璧な推理などできやしない。
だがミステリーとは騙しである。
読者をぎょっとさせる仕掛け、という意味では『紫骸城』は
ひとつのミステリーなんだろう。
前作に引き続き、本作でも登場人物たちは無駄によく喋り、
その語りが興味深い示唆をふんだんに含んでいる。
(私はこの本を読んで「血筋」という概念を考え直した)
なので物理的におかしな点も見逃したって良いじゃないか、と。
紫骸城事件―inside the apocalypse castle (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:紫骸城事件―inside the apocalypse castle (講談社ノベルス)より
4061821849



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