ワスレロモノ 名探偵三途川理 vs 思い出泥棒



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初公開日(参考)2016年03月
分類

長編小説

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ワスレロモノ 名探偵三途川理 vs 思い出泥棒 (講談社タイガ)

2016年03月17日 ワスレロモノ 名探偵三途川理 vs 思い出泥棒 (講談社タイガ)

魔法の指輪で人の記憶を宝石にする青年・カギノ。彼は相棒とユイミとともに、ある宝石を求め「思い出泥棒」として活動している。 舞台女優が暗記した台詞、目撃されたスキャンダル……依頼に応じて記憶を盗むカギノの仕事は完璧。しかし行く手に悪辣なる名探偵・三途川理のどす黒い影が!? 本格ミステリ大賞をデビュー最速で受賞した<名探偵三途川理>シリーズ、待望の最新作がタイガに登場!(「BOOK」データベースより)




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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.1:
(4pt)

設定と話運びは魅力的も締めが中途半端

講談社BOXから講談社タイガへとレーベルを移って(と思われる)のシリーズ四作目.

相手の記憶を宝石にして盗み出すという,毎度,斬新で奇抜な設定を用意しながら,
それらに関する具体的な根拠はなく,そういうものとして進める流れはいつもの通り.
とはいえ,論理や考え方に隙は見られず,ミステリやSFとしてよく練り込まれています.

また,話の構成も巧く,その特殊設定の説明や目的を交えた小さな話で序盤を回し,
主人公が顔を出す中盤からは本格化,中篇へと膨らませる様子は読み応えがあります.
加えて,終盤の窮地に漂う落ち着かない雰囲気と,ミスリードを絡めた気持ちの悪さは,
混濁する記憶と状況,そして焦り,何より主人公の狡猾さを憎々しく伝えている印象です.

このほか,それまでのエピソードを取り込んでの失敗,逆転劇も捻りが利いており,
その逆転のきっかけの真意は誰も…という結末も,何とも言えない心憎さが覚えます.

ただ,終わり方がいささか中途半端で,引きや次の巻の予告も確かにありましたが,
この巻として畳み切れていないようにも感じ,やや尻切れトンボの思いは拭えません.
ワスレロモノ 名探偵三途川理 vs 思い出泥棒 (講談社タイガ)Amazon書評・レビュー:ワスレロモノ 名探偵三途川理 vs 思い出泥棒 (講談社タイガ)より
4062940256



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