バベルノトウ 名探偵三途川理 vs 赤毛そして天使



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初公開日(参考)2017年05月
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長編小説

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バベルノトウ 名探偵三途川理 vs 赤毛そして天使 (講談社タイガ)

2017年05月18日 バベルノトウ 名探偵三途川理 vs 赤毛そして天使 (講談社タイガ)

地上に舞い降りて楽しく遊び過ぎてしまった三人の天使達。天界に帰る力が溜まるまで身を隠すべく、彼女達が人間にもたらしたのは「言語混乱」という災厄だった…! この世で誰も使っていない言語しか、話すことも理解することもできなくなった青年実業家・椿を助けるために呼ばれたのは、輝く瞳に赤毛の高校生探偵・緋山燃と、彼をライバル視する極悪探偵・三途川理で……!?(「BOOK」データベースより)




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No.1:
(2pt)

ミステリではなく,言語についての実験作?

各章のタイトルとして,意味を成していないカタカナが並ぶ目次を見てまず目が点に.
最後の章だけは認識ができたものの,それが果たして我々が知っているあの言葉なのか,
読み終えた今,この時点ですでに本作のヒントのようなものが出ていたのかもしれません.

さて,物語は当人の扱う言葉が誰も知らないものに置き換えられるという事態が起き,
目次で見たデタラメなカタカナが飛び交うのですが,これを主人公らが意思疎通を試み,
おかしな言動を繰り返しながら,最低限の会話が行えるところまで持って行くことに感嘆.
その理屈にもなるほどと思わせられ,この作家さんの発想にはいつも驚かされるばかりです.

一方,主人公もそのトラブルに見舞われてしまうと,何を言っているのかわからなくなり,
もう一人の探偵も,この事象や言語についての考察を重ねるばかりで少しずつ退屈気味に….
とはいえ,状況や文脈から言葉を推理するのは,面倒ですがパズルに似た面白さがありました.

ただ,この言語に関するやり取りがテーマだったのか,もう一つの事件はやや雑な解決.
主人公もおなじみのクズっぷりですが,締めなど全体的にはいささか消化不良の感があり,
言葉や感覚の共有といった部分には興味を惹かれましたが,ミステリとしては物足りません.
バベルノトウ 名探偵三途川理 vs 赤毛そして天使 (講談社タイガ)Amazon書評・レビュー:バベルノトウ 名探偵三途川理 vs 赤毛そして天使 (講談社タイガ)より
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