しずるさんと底無し密室たち



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初公開日(参考)2004年12月
分類

長編小説

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しずるさんと底無し密室たち The Bottomless Closed-Rooms In The Limited World (富士見ミステリー文庫)

2004年12月09日 しずるさんと底無し密室たち The Bottomless Closed-Rooms In The Limited World (富士見ミステリー文庫)

「ねえしずるさん、密室ってなんなのかしら?」「そうね、よーちゃん、それはきっと、どんなものでもごまかせると思い込んだ人間の、つまらない錯覚なんでしょうね―」白い病院にずっと入院中の少女と、その友人のこの二人は、今日も今日とて退屈しのぎに不思議な事件を追いかけています。それは人の血を吸ってミイラにしてしまう吸血植物の謎とか、七人の一家を皆殺しにしたという七枚のカードに秘められた呪いの秘密とか、死んだはずの人が祭りの中で同時に別々の場所で目撃される怪奇とか、鳥のように空飛ぶ怪人の話とか、奇妙奇天烈な怪事件ばかりです。しかもそれらは、全部“密室”の事件なのです―扉も壁も鍵も、部屋そのものさえないのに“密室”って?これらの不可思議な事件を、彼女たちはどうやって解き明かすのでしょうか―ひとりは病室から一歩も出ないのに。 (「BOOK」データベースより)




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しずるさんと底無し密室たちの総合評価:8.80/10点レビュー 5件。Bランク


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No.5:
(5pt)

よーちゃんが少し積極的に

まやかし、ごまかしの奇妙なお話
今回は過去の過ぎ去った事件の想像の粋を超えないものなど含めた
広い意味での密室事件といえるでしょうか
しずるさんと底無し密室たち (星海社文庫)Amazon書評・レビュー:しずるさんと底無し密室たち (星海社文庫)より
4061389548
No.4:
(5pt)

夏にぴったり。

まず、目次を書いておきますね。第一章 しずるさんと吸血植物第二章 しずるさんと七倍の呪い第三章 しずるさんと影法師第四章 しずるさんと凍結鳥人はりねずみのチクタ、船にのる前作は内容も印象も薄かったが、今作は良い。作者の中でしずるさんの世界観が固まったのかな?前作との大きな違いは形式。今作は各章の間に、必ずチクタの話しが入る。深みが出た今作では、まるでCMの様にチクタの話しが入る事で、とてもほっとさせられる。深みが出たと言っても、推理とトリックにあまり期待してはいけない。よーちゃんは相変わらず思い遣りがあって、しずるさんは相変わらず病気で。よーちゃんは少し怖がらなくなって、しずるさんの方が怖がっている感じがする(何を怖がっているのかは、読んでみてのお楽しみ)。やっぱり今作も、しずるさんとよーちゃんの些細な日常を描いているに過ぎない。二人の友情はとても暖かい。だけど、そこで交わされる会話の端々にぞくっとする。そんな、真夏にぴったりのホラーなのかも知れない。
しずるさんと底無し密室たち The Bottomless Closed-Rooms In The Limited World (富士見ミステリー文庫)Amazon書評・レビュー:しずるさんと底無し密室たち The Bottomless Closed-Rooms In The Limited World (富士見ミステリー文庫)より
4829162848
No.3:
(5pt)

これは実に嬉しい本だ。

私はこのシリーズを知らなかったが十分に楽しめた。前作からのつながりが出ているところもにやりとして楽しめた。楽天ファンにもぜひ薦めたいところである。今更ながら、この人の書く文章のなんというか彼らしさがあることに驚く。今あげることは出来ないが、とにかく驚きでびっくりである。ぜひ読まれることをオススメしたい。
しずるさんと底無し密室たち The Bottomless Closed-Rooms In The Limited World (富士見ミステリー文庫)Amazon書評・レビュー:しずるさんと底無し密室たち The Bottomless Closed-Rooms In The Limited World (富士見ミステリー文庫)より
4829162848
No.2:
(4pt)

ある一家の悲劇

この本の中で特に印象に残っているのは、カードを題材にしたお話です。物語のあらすじまでは書けないのですが、思わず納得してしまうようなトリックでした。人を外観や外見で判断するべきではないと思わされるお話です。集団の中では必ず弱者と強者が存在し、弱者と呼ばれる人は必ず追い詰められてしまう。人間は敵がいないと生きていけない。その敵がいないよーちゃんという純粋な存在が、本の中で浮かび上がり、人の良心というものを思い出させてくれます。しずるさんという、敵はいないけれど、見えているという存在。よーちゃんという、敵もいないし、見えていないという存在。この二人がいるからこそこの物語は成立しているのです。
しずるさんと底無し密室たち The Bottomless Closed-Rooms In The Limited World (富士見ミステリー文庫)Amazon書評・レビュー:しずるさんと底無し密室たち The Bottomless Closed-Rooms In The Limited World (富士見ミステリー文庫)より
4829162848
No.1:
(3pt)

ファンサービス満点な1冊です

1年半ぶりとなる、謎の病気で入院中の美少女しずるさんと、彼女を見舞いに訪れる友人よーちゃんが不思議な事件の謎解きをするシリーズ第2巻。この巻には密室をキーワードとした、4編の短編ミステリが収録されています。でも楽しみ所は謎解きよりも、むしろ2人の少女の微笑ましいやりとりに萌え萌えする所かも!?また、「灰かぶり騎士団」や「どっかの都市伝説」なんていう作者の他の作品につながるキーワードが出てきたりと、上遠野ワールドのファンへのサービス(?)も満点。作者のファンなら間違いなく楽しめる1冊です。
しずるさんと底無し密室たち The Bottomless Closed-Rooms In The Limited World (富士見ミステリー文庫)Amazon書評・レビュー:しずるさんと底無し密室たち The Bottomless Closed-Rooms In The Limited World (富士見ミステリー文庫)より
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