魔法少女育成計画 limited
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※前・後編をまとめた感想になります。 短編集を除けば、「魔法少女育成計画」のシリーズ3作目となる本作。今作も「魔法少女」達が命を賭けた戦いに身を投じることになる、という点はこれまでと同様なのですが、今作はその戦いが「ゲーム」という体裁を取っておらず、「ある街に「魔法の国」から追われている魔法少女と使い魔の妖精がおり、それをきっかけとして複数の陣営に分かれた様々な魔法少女達が戦うことになる」という展開になっています。とはいえ、このシリーズの基本的な要素は変わっていません。登場する魔法少女達(「一部、「魔法使い」もいますが)は数が多いながらも分かりやすい個性や特有の能力を持っているという点は相変わらずですし、「誰が死ぬのか分からない」というスリリングさも従来通り。また、今作はこれまでと比べて魔法少女の「暴力性」や「狡猾さ」、ストーリーの展開の「無情さ」といった点が強調されているように思え、その影響か、可愛らしい絵柄からは想像できないようなグロテスクな描写について印象に残るものが多くなったように感じられます(中には、絵で表現したら規制が入りそうなものも)。こういう描写は使い所を間違えれば単なる悪趣味なものに陥りがちなのですが、相変わらず舞台となる街の描写や「魔法少女」「魔法の国」の設定等は非常に細かく作り込まれており、そういった確固とした軸の上で話が展開しているため、悪趣味に感じられる点はほとんど無く、むしろある種の「凄み」すら感じられます。 しかし、今作は分かりやすい「ゲーム」という体裁を取っておらず、様々な陣営がそれぞれ異なる思惑で行動しているということもあって、話の筋が少々掴み辛くなっている印象も。また、今作は最後に外部から様々な陣営を操っていた「黒幕」となる魔法少女が登場するのですが、その「黒幕」がどのように操っていたのか、どこまでが彼女の想定内の出来事だったのか分かり辛く感じられる印象があり、その辺りは少々説明的になっても分かりやすく読者に開示してほしかったところもあります。 このシリーズの特徴は「キャラクターの分かりやすさ」と「展開や設定の複雑さ」が上手く混じり合っているところにあると思いますが、今作は後者の方にやや傾いてしまっている感じがあったため、上記のような評価で。まあ、これは私自身の基準であり、読む人によって結構変わってくるところもあると思いますが。 | ||||
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妖精トコにいきなり魔法少女にされてしまった中学生たち トコと『暗殺者』を追う魔法の国 脱獄しちゃったわるいひとたち …の、三つ巴の戦いがはじまるまでの過程が書かれています あとがきでも書かれていますが、『アレ』が出てきません そのせいか?少々退屈な印象を受けました 『アレ』があってこその魔法~~なので… 後編からが本編というところでしょうか? 後編はうんうんこれが魔法~~だと安心して読めました | ||||
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前編では『アレ』がなく、少々退屈な印象でしたが 後編に入ってから登場人物がサクサクといなくなっていきます いきなり魔法少女になってしまった中学生たちが戦おうと決意するまでの過程も描かれていて 前編で(いきなり戦えと言われてそれに順応しちゃうのはいくらなんでもご都合主義だろう…)と 思っていたモヤモヤが晴れました トコの相棒が誰かわかるのですが、んー…そうだろうねぇ…という感じだったのが残念です あとキャラクターが皆己の魔法を最大限に生かしています、捨てキャラがいません 特に、魔法もスペックもイマイチだなと思っていたファニートリックとウェディンが 要所要所で良い仕事をしています 戦うと決めた中学生組は即席魔法少女のくせに スーパーサイヤ人にでもなったかの如く覚醒、勇敢に戦い そして魔法~~の真骨頂ともいえる、ラストに向けての盛り上がり これだよ!という感じ 読後の後味は悪いですが、それも魔法~~の醍醐味といえるでしょう | ||||
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限定された空間内と限定された時間で繰り広げられるバトルロワイアルですが、、、今回はその「限定」設定にあまり意味を感じませんでした。 一つの市の中で繰り広げられるというのも無印と変わらないし、24時間というタイムリミットが過ぎても結界が解除されて脱出できるだけです。 普通タイムリミットって0に近づいていくほど緊張感を増すものですが、今作にはそれを感じませんでした。 暗殺者を倒せなければ破壊兵器が投入されるという話でしたが、おそらく市まるごと壊滅させるENDはないなと見え透いていたし、、、 そういった世界観設定はリスタートのほうがよほど優れていたと言わざるを得ません。 中学生組が事情もよくわからないままあっさり殺し合いに参加するのも不自然です。相手がどんな悪いことをした人物なのかくらい聞き出してもいいんじゃないでしょうか。 暗殺者や黒幕の正体もそれほど衝撃はありません。ラストにどんでん返しが!といったこともないです。 無印やリスタートは悲しくも希望の残るENDでしたが今回はただただ後味が悪いだけ、、、お気に入りだったキャラがどうしてあんな凶行に走ったのかと思うと、とてもガッカリです。 殺し合いという面においては平常運転です。戦闘描写も良いと思いました。 どれだけ強い魔法少女でも相手の魔法の応用次第でアッサリ死んでしまう所が魅力ですね。戦いの無慈悲さは増しています。 ただ魔法の国関連の設定がいっぱい出てきても大して面白くはないですね。人事部門だの外交部門だの監査部門だの出されてもイマイチ感情移入しづらいです。(そもそも魔法の国自体曖昧なイメージしかないし、、、) 結局「なんでこいつら殺し合いしてんだろうなー、なにがしたかった話だったんだろうなー」って感じです。 中学生組は突っ込まなくていい問題に自分から首突っ込んだだけの自業自得だし、監獄組みは暗殺者とか関係なしに見境なしに暴れてるだけだし、、、 暗殺者はゲスだったけどこれだけの犠牲を払ってまで始末しなければいけない大罪人だったのかもよくわからないまま、、、(監獄組みのがよっぽど敵役してましたね) 殺し合いせざるを得ない状況作りという意味では少し粗いかなあ、、、と思いました。 あと好きになれるキャラクターがあまりいなかったことが残念ですかね、、、 リスタートではペチカの成長に感動し、ラピス・ラズリーヌとプフレのかっこよさ、のっこちゃんの潔さに心動かされましたが、、、 魔王パムの大立ち回りに胸踊ったくらいですかね。 いろいろグチグチ書きましたが、このシリーズが好きだからこそもうちょっと高いハードルを超えてほしかったかな、といった感想です。 シリーズが好きなら楽しめると思います。 | ||||
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この本魔法少女育成計画を4冊購入できて子供は 喜んでました。でもあと1冊があるとよかったのにと子供は言っていたけど・・。 | ||||
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