(短編集)
しずるさんと無言の姫君たち
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不思議な女性?の遺体に童話の姫たちを絡めたミステリー物 短編ミステリーの部分もすきなのですが やはり二人の関係がどんどん深くなっていくのが素晴らしい 6年もたっていたのか しずるさんと気弱な怪物たちがいよいよ発売となり 楽しみなような怖いような複雑な気分ですね | ||||
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まるでお姫様のように美人で気品がある、しずるさんは重い病気でずっと入院している。 そんな彼女の楽しみは、友達のよーちゃんが話してくれるミステリーな事件を謎解きすること。 しずるさんを見舞いに訪れる、よーちゃんは、しずるさんが大好きだから、彼女のために彼女の好きなミステリーな事件を教えてあげる。 しずるさんはその聡明な頭脳と閃きから、よーちゃんが話してくれた事件を解明していきます。 こうして二人の少女の会話から解決される事件の数々。 実に微笑ましくも感じられる安楽椅子探偵ミステリーです 「しずるさんと無言の姫君」に収録された作品 しずるさんと白雪姫 雪山の中で何の痕跡も残さず死に絶えていた女性の謎 しずるさんと人魚姫 高速道路で下半身が切断された遺体の謎 しずるさんと眠り姫 喫茶店で突然に倒れて死んだ男性の謎 しずるさんとカグ夜姫 竹林で発見されながら消失した女性の遺体の謎 はりねずみチクタ空を飛ぶ (閑話)少女たちの会話の中で綴られるヌイグルミの旅の物語 扉絵の内藤裕之氏のイラストは大変に綺麗で見ごたえがあります。 | ||||
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当初、本格推理物かと思って手に取ってしまった作品ですが いい意味で期待を裏切られました、そのへんにあるような推理物では全然なかった 分野としてはミステリー系に分類されそうですが 一体どこへ向かおうとしてるのか 時折、人間の闇の部分を魅せつけられているようなそんな気分になる | ||||
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誰も想像できなかった不可思議な事件を、まるで始めから知っていたかのように鮮やかに解き明かしてしまう。 謎と秘密を纏ったしずるさんとよーちゃんの謎解きを書いた、第3巻目。 前回までの事件と同様、ごく身近で起きて、偶然が重なって出来た不可思議事件を鮮やかに解き明かしたしずるさんに加え、今回はよーちゃんも単独で事件を解き明かしてしまいます。 さらに、今回はしずるさんが居なくなってしまうかもしれない、という大事件まで。 もしかしたら、今後しずるさんの活躍は日本の外にも及ぶのかも? でも、そうしたらよーちゃんはどうなってしまうのでしょうか? 現実にはありえない様な奇妙で不可思議で唐突なミステリーですが、何気に人間の「裏側」を見せられているような、不思議な気持ちになる作品です。 | ||||
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富士見ミステリー文庫の1冊でありますが、ミステリーの部分は実にあっけないほど、あっさりしています。安楽椅子探偵物やあるいは、美少女版シャーロックホームズとワトソン博士を期待すると、期待はずれに終わります。でも、それは、死体のおどろおどろしさに騙されて、みんなびっくりするけど、実は単純な事件(事故?)でしかないというこのシリーズのテーマから考えると当然なのかもしれません。(そういう意味では、このシリーズはミステリーというジャンルそのもののパロディーなのかも知れません。) この巻での、楽しみ方の1つは、しずるさんの4つのお姫様のおとぎばなし(物語?)の解釈であり、(これがまた、独特というか、偏屈というか・・・)もう1つは、この病院(研究所?)で皆から姫と呼ばれるしずるさん(よーちゃん流の解釈も出てきますが、それが正しいという保障はない)、そのものの謎=彼女は本当に病気なのか?そもそも何者?人間なの?がますます深まって、ミステリーの本筋が単純なのに反して、こちらはまったく、先が読めません。 でも、もしかすると、本当の謎はしずるさんの正体ではなくて、実はよーちゃんのほうだったりして・・・。いや、そもそも、実はどうでもよさそうな、書き下ろしのチクタクのほうが、本文でそれ以外が挿話だったりするかも・・・といろいろと想像を膨らませることができるのが、このシリーズの魅力です。 | ||||
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