しまなみ幻想

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しまなみ幻想の評価:

4.22/5点 レビュー 27件。 A ランク

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平均点4.22pt

Amazonレビュー一覧

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全46件 41〜46 3/3ページ
No.6
(5pt)

旅情豊かな作品

この小説は物語の筋書きがとてもいいです。
読んでいく内に、流れるような文脈に沿って自然に作品の中に入っていける感じがします。
こういう作品を前から読みたいと思っておりました。
しまなみ海道で起きていた当初自殺と見られていた事件を巡って、御存知浅見光彦が活躍する物語です。旅情たっぷりな作品にも仕上がっています。
四国と東京を結ぶ筋書きも素敵です。変に重たい空気もなく、物語の流れに沿って読み進めていける作品です。
著者が描く人物にもいろいろ特徴が出ていて、作品を引き立たせてくれています。特に少女・咲枝の気持ちとか行動がよく描かれていて、著者の人物描写に驚かされます。
しまなみ幻想 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: しまなみ幻想 (光文社文庫)より
4334741185
No.5
(5pt)

天才ピアニストの少女が母のの敵討ちを・・・。

エピロークでは流石に感涙でした・・・・・・・・・・・・・・。
瀬戸内村上水軍の末裔・15歳の中学生が浅見ちゃんの助けで見事に母親の敵討ちを・・お奉行様からお褒めの言葉がありました。
浅見は平塚亭で、愛媛県今治からピアノのレッスンに通う少女・咲枝と出会う。
彼女の母親は、しまなみ海道の来島海峡大橋から飛び降り自殺したとされていた。
母親の死に疑問を抱く咲枝を見て、浅見は、その事件を調べると約束する。
しまなみ海道の開通記念にと愛媛県知事から作品の製作を依頼されたといういわくつきの作品だそうです。
テレビでお馴染みになったお宝鑑定団の放映が殺人事件の発端になったという設定の瀬戸内旅情ゆたかな作品です。
しまなみをバックに天才ピアニストと用心棒の正之助のコンビが全編にわたり何とも言えない雰囲気を醸しだしています。
少女の母が山内一豊の妻として家の危急を防ぐべく持ち出した嫁入り道具の狩野探幽の掛け軸を鑑定団のセンセが猫ババして母が殺されたという謎を見事に解決。
ピアノの新人コンクールで優勝して幕が下りました。
今回のヒロインは15歳で浅見ちゃんはお兄ちゃん役に徹しました。
しまなみ幻想 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: しまなみ幻想 (光文社文庫)より
4334741185
No.4
(4pt)

旅情ミステリーの良作

本作の舞台は中国と四国を結ぶしまなみ街道なのだが、本作を読むまでそんな街道は知らなかった。というか別に知ってもどうということはないのだが、大三島の大山祇神社の知ったのは大きな収穫だった。この神社には日本中の国宝・重文級の甲冑・刀の七割以上が奉納されているという。行く機会はまずないだろうと思うが、歴史マニアとしてこれを知らなかったのは正直迂闊だったな、なんて思ったりもした。
肝心の内容については愛媛県今治市に住む大企業の社長令嬢がヒロインとしていい味だしており、浅見シリーズの中では久々に読後感さわやかな作品だった。
それと本作では「なんでも鑑定団」をモチーフにした番組も登場し(それが事件の発生に間接的に絡んでいる)その楽屋話も(創作だろうとは思うが・・・)面白い。
しまなみ幻想 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: しまなみ幻想 (光文社文庫)より
4334741185
No.3
(4pt)

少し軽めの作品

内田先生の作品には社会派と呼ばれるものもあるけれど、こちらは旅情ミステリーとでもいうのでしょうか。しまなみ海道の旅情あふれる瀬戸内の旅を楽しむことができる作品となっています。
事件そのものは、以前に書かれた作品にも似たようなものがあるかな?って印象ですが、警察が「自殺」あるいは「事故」と判断したことで見過ごされてしまう「殺人」もあることをしみじみ感じました。現実にもそういう事件がありましたものね。
すでにドラマ化されているので、本を読むのが後になったのですが、ドラマよりは本のほうが内容が濃かったですよ。
しまなみ幻想 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: しまなみ幻想 (光文社文庫)より
4334741185
No.2
(5pt)

さわやかな風のようなrecitでした。

ここのところ取り上げられる素材、作風が同様のものが多い中でこの作品は瀬戸内海を渡るさわやかな風のように気持ちのいい作品でした。お考えどおり浅見光彦の出てくる作品でございますが藤田編集長は今回はお休みです。一度お読みください。ハードカバーの表紙のように心地よさを感じますから。
しまなみ幻想 Amazon書評・レビュー: しまなみ幻想より
4334923747
No.1
(5pt)

旅情ミステリーここにあり!

内田康夫は、志の高いミステリー作家のひとりだと思う。旅情ミステリーとご自身でカテゴライズされた作品群は、ご当地の史実を反映し、その土地の人々の暮らしぶりを、伝えてくれる。この作品は、本四架橋による、海運不況というテーマを伏線に張りながらのミステリーである。読み応えは、ある、とだけにしておこう。しかし、不思議なのは浅見光彦は年をとらないのだが、姪や甥は微妙に成長している気がするのだ。これこそが、ミステリーだったりして。
しまなみ幻想 Amazon書評・レビュー: しまなみ幻想より
4334923747