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しまなみ幻想
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【この小説が収録されている参考書籍】
しまなみ幻想の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.22pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 1~20 1/2ページ
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しまなみ海道を訪れる前に買いました。 内田康夫さんの作品は小説としても面白く、現地を訪れて下調べをしてから書いていらっしゃるので旅行前に読む小説としてとても良いと思います。 | ||||
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母を亡くした少女が浅見光彦と一緒になり真実を究明して行く姿に涙が溢れてしまいます。 引き込まれるように読み終わってしまう秀作でした、 | ||||
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安くても品質はとても良く満足しました。お買い得。お奨めします。 | ||||
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時々、浅見光彦シリーズを読みたくなる。 だいたいどこの本屋でもあるので、文庫で何年か前に刊行したものを購入する、というのが自分のパターンだ。最初にこのシリーズを読んだのは90年代の終わりごろなので、かれこれ10年以上付き合いがある。 全作品を読む、というほどの熱心な読者ではなく、1,2年に1回くらいのペースで、浅見光彦の活躍を見たくなる、という感じだ。知って間もないころはハイペースで読んだので、合計3,40冊くらいは読んでいると思う。 それで、いつもの内田先生の文章で、安心して読み進めることができた。ちょっと「新本格」とか、ゲーム的なミステリーやシリアルキラーが出るようなものばかり読んでたせいで、「しまなみ海道」の開通で実家の和菓子屋が苦境になり自殺、とされるが、それは謎がある、といった、いくらか社会派の趣のあるストーリーがかえって新鮮だった。 内田作品には、あまり病んだ人間は登場しない。昨今の凶悪犯罪が、一般人の感覚から乖離したものとなり、それをテーマにした例えば舞城王太郎のような作家が出て、そのフォロワーとでも言うか影響下の作家が出て、というミステリー界の流れとは無関係に、内田作品には人間の営みが描かれ、愚かな行為としての犯罪があり、不運から行われる犯罪の協力者がいて、と、そこには昭和一ケタ世代の内田氏の人間観が反映されている。 途中まで楽しく読めたが、やっぱり3/4くらい行ったとこで展開が読めてしまったので、マイナス1です。ヒロイン像も、ちょっと古風な女性って感じですね。 | ||||
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登場人物が別の人物にたいして持つ印象が、ながれてはとどまり、とどまってはながれて話がすすんでいきます。動きもあるけれども基本的にはしずかな作品です。 | ||||
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登場人物が別の人物にたいして持つ印象が、ながれてはとどまり、とどまってはながれて話がすすんでいきます。 動きもあるけれども基本的にはしずかな作品です。 | ||||
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この小説は物語の筋書きがとてもいいです。 読んでいく内に、流れるような文脈に沿って自然に作品の中に入っていける感じがします。 こういう作品を前から読みたいと思っておりました。 しまなみ海道で起きていた当初自殺と見られていた事件を巡って、御存知浅見光彦が活躍する物語です。旅情たっぷりな作品にも仕上がっています。 四国と東京を結ぶ筋書きも素敵です。変に重たい空気もなく、物語の流れに沿って読み進めていける作品です。 著者が描く人物にもいろいろ特徴が出ていて、作品を引き立たせてくれています。特に少女・咲枝の気持ちとか行動がよく描かれていて、著者の人物描写に驚かされます。 | ||||
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この小説は物語の筋書きがとてもいいです。 読んでいく内に、流れるような文脈に沿って自然に作品の中に入っていける感じがします。 こういう作品を前から読みたいと思っておりました。 しまなみ海道で起きていた当初自殺と見られていた事件を巡って、御存知浅見光彦が活躍する物語です。旅情たっぷりな作品にも仕上がっています。 四国と東京を結ぶ筋書きも素敵です。変に重たい空気もなく、物語の流れに沿って読み進めていける作品です。 著者が描く人物にもいろいろ特徴が出ていて、作品を引き立たせてくれています。特に少女・咲枝の気持ちとか行動がよく描かれていて、著者の人物描写に驚かされます。 | ||||
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広島県尾道と愛媛県今治を結ぶ「しまなみ街道」を舞台に、自殺した母の死に疑問を抱く15歳の天才ピアニストの少女と捜査をはじめる浅見。 瀬戸内海に浮かぶ島々に掛かる美しい橋が目に浮かぶ小説です。 http://www.go-shimanami.jp/shisetsu/index.html しかし根底のテーマは橋が出来て恩恵をこうむる人々と、港が寂れて仕事を追われる人達を描く社会派小説である。 エピローグは泣かせます。 | ||||
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広島県尾道と愛媛県今治を結ぶ「しまなみ街道」を舞台に、自殺した母の死に疑問を抱く15歳の天才ピアニストの少女と捜査をはじめる浅見。 瀬戸内海に浮かぶ島々に掛かる美しい橋が目に浮かぶ小説です。 [...] しかし根底のテーマは橋が出来て恩恵をこうむる人々と、港が寂れて仕事を追われる人達を描く社会派小説である。 エピローグは泣かせます。 | ||||
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エピロークでは流石に感涙でした・・・・・・・・・・・・・・。 瀬戸内村上水軍の末裔・15歳の中学生が浅見ちゃんの助けで見事に母親の敵討ちを・・お奉行様からお褒めの言葉がありました。 浅見は平塚亭で、愛媛県今治からピアノのレッスンに通う少女・咲枝と出会う。 彼女の母親は、しまなみ海道の来島海峡大橋から飛び降り自殺したとされていた。 母親の死に疑問を抱く咲枝を見て、浅見は、その事件を調べると約束する。 しまなみ海道の開通記念にと愛媛県知事から作品の製作を依頼されたといういわくつきの作品だそうです。 テレビでお馴染みになったお宝鑑定団の放映が殺人事件の発端になったという設定の瀬戸内旅情ゆたかな作品です。 しまなみをバックに天才ピアニストと用心棒の正之助のコンビが全編にわたり何とも言えない雰囲気を醸しだしています。 少女の母が山内一豊の妻として家の危急を防ぐべく持ち出した嫁入り道具の狩野探幽の掛け軸を鑑定団のセンセが猫ババして母が殺されたという謎を見事に解決。 ピアノの新人コンクールで優勝して幕が下りました。 今回のヒロインは15歳で浅見ちゃんはお兄ちゃん役に徹しました。 | ||||
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エピロークでは流石に感涙でした・・・・・・・・・・・・・・。 瀬戸内村上水軍の末裔・15歳の中学生が浅見ちゃんの助けで見事に母親の敵討ちを・・お奉行様からお褒めの言葉がありました。 浅見は平塚亭で、愛媛県今治からピアノのレッスンに通う少女・咲枝と出会う。 彼女の母親は、しまなみ海道の来島海峡大橋から飛び降り自殺したとされていた。 母親の死に疑問を抱く咲枝を見て、浅見は、その事件を調べると約束する。 しまなみ海道の開通記念にと愛媛県知事から作品の製作を依頼されたといういわくつきの作品だそうです。 テレビでお馴染みになったお宝鑑定団の放映が殺人事件の発端になったという設定の瀬戸内旅情ゆたかな作品です。 しまなみをバックに天才ピアニストと用心棒の正之助のコンビが全編にわたり何とも言えない雰囲気を醸しだしています。 少女の母が山内一豊の妻として家の危急を防ぐべく持ち出した嫁入り道具の狩野探幽の掛け軸を鑑定団のセンセが猫ババして母が殺されたという謎を見事に解決。 ピアノの新人コンクールで優勝して幕が下りました。 今回のヒロインは15歳で浅見ちゃんはお兄ちゃん役に徹しました。 | ||||
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本作の舞台は中国と四国を結ぶしまなみ街道なのだが、本作を読むまでそんな街道は知らなかった。というか別に知ってもどうということはないのだが、大三島の大山祇神社の知ったのは大きな収穫だった。この神社には日本中の国宝・重文級の甲冑・刀の七割以上が奉納されているという。行く機会はまずないだろうと思うが、歴史マニアとしてこれを知らなかったのは正直迂闊だったな、なんて思ったりもした。 肝心の内容については愛媛県今治市に住む大企業の社長令嬢がヒロインとしていい味だしており、浅見シリーズの中では久々に読後感さわやかな作品だった。 それと本作では「なんでも鑑定団」をモチーフにした番組も登場し(それが事件の発生に間接的に絡んでいる)その楽屋話も(創作だろうとは思うが・・・)面白い。 | ||||
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本作の舞台は中国と四国を結ぶしまなみ街道なのだが、本作を読むまでそんな街道は知らなかった。というか別に知ってもどうということはないのだが、大三島の大山祇神社の知ったのは大きな収穫だった。この神社には日本中の国宝・重文級の甲冑・刀の七割以上が奉納されているという。行く機会はまずないだろうと思うが、歴史マニアとしてこれを知らなかったのは正直迂闊だったな、なんて思ったりもした。 肝心の内容については愛媛県今治市に住む大企業の社長令嬢がヒロインとしていい味だしており、浅見シリーズの中では久々に読後感さわやかな作品だった。 それと本作では「なんでも鑑定団」をモチーフにした番組も登場し(それが事件の発生に間接的に絡んでいる)その楽屋話も(創作だろうとは思うが・・・)面白い。 | ||||
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内田先生の作品には社会派と呼ばれるものもあるけれど、こちらは旅情ミステリーとでもいうのでしょうか。しまなみ海道の旅情あふれる瀬戸内の旅を楽しむことができる作品となっています。 事件そのものは、以前に書かれた作品にも似たようなものがあるかな?って印象ですが、警察が「自殺」あるいは「事故」と判断したことで見過ごされてしまう「殺人」もあることをしみじみ感じました。現実にもそういう事件がありましたものね。 すでにドラマ化されているので、本を読むのが後になったのですが、ドラマよりは本のほうが内容が濃かったですよ。 | ||||
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内田先生の作品には社会派と呼ばれるものもあるけれど、こちらは旅情ミステリーとでもいうのでしょうか。しまなみ海道の旅情あふれる瀬戸内の旅を楽しむことができる作品となっています。 事件そのものは、以前に書かれた作品にも似たようなものがあるかな?って印象ですが、警察が「自殺」あるいは「事故」と判断したことで見過ごされてしまう「殺人」もあることをしみじみ感じました。現実にもそういう事件がありましたものね。 すでにドラマ化されているので、本を読むのが後になったのですが、ドラマよりは本のほうが内容が濃かったですよ。 | ||||
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15歳の咲江は生き生きと描かれていると思うし、最後はそれなりの盛り上げもある。しまなみ街道や今治地方に関心のある人には、鳥の子饅頭=鶏卵饅頭などの分かりやすい言い換えも気をひくであろう。しかし、愛媛県知事に頼まれて書いたという話があるが、最後の方で、知事にごまする記述があったり、地方で撮影されたテレビ番組では地元協賛金が求められるという記述があるので、多分この本も地元から協賛金がでているのだろうなと思ったりすると興ざめでもある。 | ||||
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15歳の咲江は生き生きと描かれていると思うし、最後はそれなりの盛り上げもある。しまなみ街道や今治地方に関心のある人には、鳥の子饅頭=鶏卵饅頭などの分かりやすい言い換えも気をひくであろう。 しかし、愛媛県知事に頼まれて書いたという話があるが、最後の方で、知事にごまする記述があったり、地方で撮影されたテレビ番組では地元協賛金が求められるという記述があるので、多分この本も地元から協賛金がでているのだろうなと思ったりすると興ざめでもある。 | ||||
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内田康夫の小説は初めて読んだ。 読もうと思った動機は、小説の舞台となっている愛媛県今治市が僕の故郷だからという理由だけ。小説の内容は、まあ可もなく不可もなく普通だと思うが、街の描写や方言が懐かしくて楽しく読めた。 だが、それは僕が今治市出身だからでしょう。他の街が舞台ならこういう楽しみ方はできていないはず。 旅情ミステリと言われる小説の楽しみ方としてはこれでいいのだろうか?出身者以外がこの作品を読んで楽しめるのだろうかという疑問が拭えない。 推理小説として特筆すべきものは何もなかったと思う。 まあ欠点らしいものも特にないが。内田氏の旅情ミステリとは、登場人物と舞台が違うだけで、同じような作品を大量に生み出しているだけの機械作業のような気がしてならない。 創作の本質からかけ離れているのではないだろうか?事実、この小説は「しまなみ海道」が開通した記念として、「しまなみ海道」が舞台となる小説をと愛媛県から執筆依頼があって書かれたものだ。 つまり、創作意欲があって主体的に書いたのではなく、 「○○地方を舞台にして小説を書いて下さい」 という依頼があって、受動的に書いた作品。暇つぶしの読み物としてはこれでいいのかもしれない。 だが、断じて文学ではないと思う。 | ||||
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内田康夫の小説は初めて読んだ。 読もうと思った動機は、小説の舞台となっている愛媛県今治市が僕の故郷だからという理由だけ。 小説の内容は、まあ可もなく不可もなく普通だと思うが、街の描写や方言が懐かしくて楽しく読めた。 だが、それは僕が今治市出身だからでしょう。他の街が舞台ならこういう楽しみ方はできていないはず。 旅情ミステリと言われる小説の楽しみ方としてはこれでいいのだろうか? 出身者以外がこの作品を読んで楽しめるのだろうかという疑問が拭えない。 推理小説として特筆すべきものは何もなかったと思う。 まあ欠点らしいものも特にないが。 内田氏の旅情ミステリとは、登場人物と舞台が違うだけで、同じような作品を大量に生み出しているだけの機械作業のような気がしてならない。 創作の本質からかけ離れているのではないだろうか? 事実、この小説は「しまなみ海道」が開通した記念として、「しまなみ海道」が舞台となる小説をと愛媛県から執筆依頼があって書かれたものだ。 つまり、創作意欲があって主体的に書いたのではなく、 「○○地方を舞台にして小説を書いて下さい」 という依頼があって、受動的に書いた作品。 暇つぶしの読み物としてはこれでいいのかもしれない。 だが、断じて文学ではないと思う。 | ||||
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