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しまなみ幻想
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【この小説が収録されている参考書籍】
しまなみ幻想の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.22pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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広島県尾道と愛媛県今治を結ぶ「しまなみ街道」を舞台に、自殺した母の死に疑問を抱く15歳の天才ピアニストの少女と捜査をはじめる浅見。 瀬戸内海に浮かぶ島々に掛かる美しい橋が目に浮かぶ小説です。 http://www.go-shimanami.jp/shisetsu/index.html しかし根底のテーマは橋が出来て恩恵をこうむる人々と、港が寂れて仕事を追われる人達を描く社会派小説である。 エピローグは泣かせます。 | ||||
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広島県尾道と愛媛県今治を結ぶ「しまなみ街道」を舞台に、自殺した母の死に疑問を抱く15歳の天才ピアニストの少女と捜査をはじめる浅見。 瀬戸内海に浮かぶ島々に掛かる美しい橋が目に浮かぶ小説です。 [...] しかし根底のテーマは橋が出来て恩恵をこうむる人々と、港が寂れて仕事を追われる人達を描く社会派小説である。 エピローグは泣かせます。 | ||||
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15歳の咲江は生き生きと描かれていると思うし、最後はそれなりの盛り上げもある。しまなみ街道や今治地方に関心のある人には、鳥の子饅頭=鶏卵饅頭などの分かりやすい言い換えも気をひくであろう。しかし、愛媛県知事に頼まれて書いたという話があるが、最後の方で、知事にごまする記述があったり、地方で撮影されたテレビ番組では地元協賛金が求められるという記述があるので、多分この本も地元から協賛金がでているのだろうなと思ったりすると興ざめでもある。 | ||||
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15歳の咲江は生き生きと描かれていると思うし、最後はそれなりの盛り上げもある。しまなみ街道や今治地方に関心のある人には、鳥の子饅頭=鶏卵饅頭などの分かりやすい言い換えも気をひくであろう。 しかし、愛媛県知事に頼まれて書いたという話があるが、最後の方で、知事にごまする記述があったり、地方で撮影されたテレビ番組では地元協賛金が求められるという記述があるので、多分この本も地元から協賛金がでているのだろうなと思ったりすると興ざめでもある。 | ||||
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内田康夫の小説は初めて読んだ。 読もうと思った動機は、小説の舞台となっている愛媛県今治市が僕の故郷だからという理由だけ。小説の内容は、まあ可もなく不可もなく普通だと思うが、街の描写や方言が懐かしくて楽しく読めた。 だが、それは僕が今治市出身だからでしょう。他の街が舞台ならこういう楽しみ方はできていないはず。 旅情ミステリと言われる小説の楽しみ方としてはこれでいいのだろうか?出身者以外がこの作品を読んで楽しめるのだろうかという疑問が拭えない。 推理小説として特筆すべきものは何もなかったと思う。 まあ欠点らしいものも特にないが。内田氏の旅情ミステリとは、登場人物と舞台が違うだけで、同じような作品を大量に生み出しているだけの機械作業のような気がしてならない。 創作の本質からかけ離れているのではないだろうか?事実、この小説は「しまなみ海道」が開通した記念として、「しまなみ海道」が舞台となる小説をと愛媛県から執筆依頼があって書かれたものだ。 つまり、創作意欲があって主体的に書いたのではなく、 「○○地方を舞台にして小説を書いて下さい」 という依頼があって、受動的に書いた作品。暇つぶしの読み物としてはこれでいいのかもしれない。 だが、断じて文学ではないと思う。 | ||||
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内田康夫の小説は初めて読んだ。 読もうと思った動機は、小説の舞台となっている愛媛県今治市が僕の故郷だからという理由だけ。 小説の内容は、まあ可もなく不可もなく普通だと思うが、街の描写や方言が懐かしくて楽しく読めた。 だが、それは僕が今治市出身だからでしょう。他の街が舞台ならこういう楽しみ方はできていないはず。 旅情ミステリと言われる小説の楽しみ方としてはこれでいいのだろうか? 出身者以外がこの作品を読んで楽しめるのだろうかという疑問が拭えない。 推理小説として特筆すべきものは何もなかったと思う。 まあ欠点らしいものも特にないが。 内田氏の旅情ミステリとは、登場人物と舞台が違うだけで、同じような作品を大量に生み出しているだけの機械作業のような気がしてならない。 創作の本質からかけ離れているのではないだろうか? 事実、この小説は「しまなみ海道」が開通した記念として、「しまなみ海道」が舞台となる小説をと愛媛県から執筆依頼があって書かれたものだ。 つまり、創作意欲があって主体的に書いたのではなく、 「○○地方を舞台にして小説を書いて下さい」 という依頼があって、受動的に書いた作品。 暇つぶしの読み物としてはこれでいいのかもしれない。 だが、断じて文学ではないと思う。 | ||||
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おなじみ、浅見光彦シリーズ。 今回は、愛媛県の今治市近辺が舞台になっている。浅見光彦は、警察の兄がいるというだけで探偵っぽいことを機動的にできる。警察が協力してくれるのだ。そんなことありえないよ!といったらこのシリーズは成立しないので、それができるのはお約束、ということにしないといけない(笑)。光彦のガールフレンドの島崎香代子のピアノの教え子、十五歳の咲枝の母が自殺した。 どうやら家業がうまくいかないことを苦にして、来島海峡大橋から飛び降りをしたらしい。 ところがいろいろ不審な点があることに光彦は気づいた。 そこで光彦は現地に赴き、いろいろ調べていくと、咲枝の母の死は他殺ではないか、という疑いが濃くなっていく。 咲枝の協力も得て、光彦は謎に迫っていく・・・いわゆる「観光ミステリー」という感じだ。 現地に取材旅行したということがよくわかる。 それだけ、といってしまえば酷だが・・・ ミステリーとしてはそこそこの出来だと思う。 だがそれ以上ではない、というのはこのシリーズ全体に言えることだろう。 深く考えずに時間をすごすのにいい作品、というところかな。 (浅見ファンの人、ごめんなさい。) | ||||
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おなじみ、浅見光彦シリーズ。 今回は、愛媛県の今治市近辺が舞台になっている。 浅見光彦は、警察の兄がいるというだけで探偵っぽいことを機動的にできる。警察が協力してくれるのだ。そんなことありえないよ!といったらこのシリーズは成立しないので、それができるのはお約束、ということにしないといけない(笑)。 光彦のガールフレンドの島崎香代子のピアノの教え子、十五歳の咲枝の母が自殺した。 どうやら家業がうまくいかないことを苦にして、来島海峡大橋から飛び降りをしたらしい。 ところがいろいろ不審な点があることに光彦は気づいた。 そこで光彦は現地に赴き、いろいろ調べていくと、咲枝の母の死は他殺ではないか、という疑いが濃くなっていく。 咲枝の協力も得て、光彦は謎に迫っていく・・・ いわゆる「観光ミステリー」という感じだ。 現地に取材旅行したということがよくわかる。 それだけ、といってしまえば酷だが・・・ ミステリーとしてはそこそこの出来だと思う。 だがそれ以上ではない、というのはこのシリーズ全体に言えることだろう。 深く考えずに時間をすごすのにいい作品、というところかな。 (浅見ファンの人、ごめんなさい。) | ||||
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