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大学講師の母と高校生の娘、動いて喋る骸骨シドの三名が暮らすサッカリー家。
〈黒後家蜘蛛の会〉の会員たちは、毎月〈ミラノ・レストラン〉での晩餐会を楽しんでいた。
世は平安、道長が栄華を極めている。紫式部は「源氏物語」の人気に少々困惑気味。
大西洋をイギリスに向かう豪華客船クイーン・ヴィクトリア号のなかでふたつの重大な盗難事件が、さらには奇怪な殺人事件が発生する。
旧友の結婚式のためシェトランドを訪れたテレビ関係者の女性は、「海辺で踊る白い服の少女を見た」と同行した友人に話した翌日、失踪しやがて死体で発見される。
長年にわたって隠し続けてきた夫の秘密を知ってしまったセシリアは、普段どおりの生活を続けようと苦闘する。
人生負け犬気味の男子高校生・直央の前に現れた、一分の隙もない謎のイケメン一色は“イメージ・コンサルタント"だというが……それって具体的には何をする仕事? 地方都市を舞台に、依頼人たちが関わってしまった事件を解決に導きながら、息苦しそうな彼らの毎日を少しでも
地位と愛情を天秤にかける医師の誤算(「是枝哲の敗北」)、夫の企みを察知し機先を制する料理好きな妻(「上品な魔女」)、身を挺して師匠の名誉を守ろうとするバーテンダー(「安息の場所」)、数年越しの計画で恋人の仇を討つ証券マン(「東京駅発6時00分 のぞみ1号博
将来、NASAのエンジニアになりたい小学六年生の佐倉ハルくんは、風船宇宙撮影を目指しています。
「事件を解決するのは警察だ。ぼくは話をつくるだけ」そう宣言しているミステリ作家のシャンクス。
調理師の実果は、念願の三ツ星レストランで働き始めた矢先にケガをして失業、恋人にも逃げられてしまう。
夢の中にある世界〈不思議の国〉の住民である蜥蜴のビルは、砂漠を彷徨う中でドロシイと名乗る、案山子とブリキの樵とライオンを連れた少女に出会う。
ブロードウェイで男たちを手玉に取りつづけてきた、カナリアというあだ名の美しいもと女優が、密室で無残に殺害される。
弁護士、暗号専門家、作家、化学者、画家、数学者の六人からなる〈黒後家蜘蛛の会〉と給仕一名は、月一回〈ミラノ・レストラン〉で晩餐会を開いていた。
高校生の心中事件。二人が死んだ場所の名をとって、それは恋累心中と呼ばれた。
「価値のないもの、誰も盗もうとはしないもの」だけを標的にする怪盗ニックは、引きも切らない多彩な依頼に大忙し。
石油王が失踪した。失踪か? 誘拐か? 夫人の依頼により調査を開始した私立探偵リュー・アーチャー。
1927年、アーサー・コナン・ドイルによる最後のシャーロック・ホームズ活躍譚「ショスコム・オールド・プレース」が《ストランド・マガジン》に掲載されて以降も、この不滅の人気を誇る名探偵の贋作は、数多くの作家によって描かれてきた。
森の中で、袋に入れられて木から吊されていた三人。イカれたパーティーガール、変質者、そして狂気に冒された配給所の聖女。
33歳の訪問看護師マイロは、公園でビデオカメラとテープを発見する。
シャーロック・ホームズ&明智小五郎、東西の名探偵の知られざる冒険譚。
変わった名前をもつ大学院生、中央。彼はちょっとレトロな撞球場「ビリヤードハナブサ」でアルバイトをしている。
ロングビーチ市の高級住宅街で、下院議員の息子ベントン三世の妻と子どもたちが殺害された。
美しい義姉が創りだした人面花を巡る悲劇と戦慄の真相を描いた表題作ほか、花・星・蟲・鳥を題材とした短編を収める『月下の蘭』。
美しい義姉が創りだした人面花を巡る悲劇と戦慄の真相を描いた表題作ほか、花・星・蟲・鳥を題材とした短編を収める『月下の蘭』。
手話通訳士の荒井は拠点を東京から埼玉に移し、聾者の起こした強盗や傷害事件の通訳をする生活の中、恋人の娘の緘黙症の同級生に手話を教えることになった。
音楽学科の学生選抜コンサートの会場となるはずだった、大ホールのステージを泡だらけにした犯人は誰か? そしてその理由とは? 爽やかな余韻が残る表題作ほか、聴き屋だからこそ真相に気づけなかったエピソードを描く「恋の仮病」、美少年タレントの謎の行動の理由を探る「
「深刻に、ぼくはくだらない話を書く必要に迫られていた」――雑誌『トランジスタ技術』を“圧縮”する謎競技をめぐる「トランジスタ技術の圧縮」、〈ヴァン・ダインの二十則〉が支配する世界で殺人を企てる男の話「法則」など著者自ら選んだ16編を収録。
空港のバーで離陸までの時間をつぶしていたテッドは、見知らぬ美女リリーに出会う。
三度笠を被り長い楊枝をくわえた姿で、無宿渡世の旅を続ける木枯し紋次郎。
博物館から消えた古書、ペントハウスの密室殺人、古の詩どおりに現われては消える竪琴……いずれ劣らぬ怪事件に理知の光を当て真相をあばくのは、日本人執事を従えた謎の紳士タラント氏である。
『病気、至急連絡されたし。』――冬の夜、僕の許に届いた差出人不明の電報。
大学を卒業したものの、知人のガーデニングプランナーの手伝いをする日々、そんな広也の日常が激変したのは元恋人の衝撃的な死が原因だった。
3年前、会社から帰宅途中の吉田大輔氏は、最寄り駅から自宅までの間で一瞬にして19329人となった――第7回創元SF短編賞受賞作『吉田同名』をはじめ、まっぷたつになった家で暮らし続ける一家とその観察に没頭する人々を描く「半分世界」、町じゅうが白と黒のチームに
銀行に勤める瑞希は、中学三年生の冬に別れた同級生の恋人を忘れられずにいた。
さらわれた許嫁を取り返すのに手を貸してほしい。久蔵の訴えに、弥助は仰天した。
スコットランドの出版社に、半年前に失踪したギデオン・マック牧師の手記が持ち込まれた。
戦中の台湾、本島人の邸の庭で起きた日本軍人の決闘騒ぎ。一方は銃殺され、一方は頭部を殴られ意識不明の状態で発見された。
法廷弁護士にして裁判官の資格を持つ美貌の修道女フィデルマ。
小説でしか表現できない〈奇妙な味〉が横溢した、短いけど忘れがたい、不思議なお話を読んでみませんか?――子供じみた嫉妬から仕掛けられた「いじわるゲーム」の行方。
ダーラが経営する書店にコーヒー・バーができて四か月。店員のロバートが淹れるラテが好評だ。
2018年1月26日公開映画『ロング,ロングバケーション』原作 妻は末期癌、夫はアルツハイマーの老夫婦。
新米弁護士のライネンは、ある殺人犯の国選弁護人になった。だが、その男に殺されたのはライネンの親友の祖父だったと判明する。
そのめざましい活躍から、1980年代には推理小説界に「新本格ブーム」までを招来した名探偵・屋敷啓次郎。
潜入任務でちょっぴり暴れすぎたせいで、一時潜伏を命じられた凄腕秘密工作員のわたしは、ルイジアナの川辺の町にやってきた。
豪商天鵺家の跡継ぎ、鷹丸の遊び相手として迎え入れられた少女茜。だが、そこは奇妙な屋敷だった。
シャーロック・ホームズ――作家アーサー・コナン・ドイルが生み出した紙上の登場人物にして、世界中の人々を惹きつけてやまない名探偵の代名詞である。
児童養護施設・七海学園に勤めて三年目の保育士・北沢春菜は、仕事に追われながらも、学園の日常に起きる不可思議な事件の解明に励んでいる。
新宿に本社を構える不動産仲介業者、株式会社ツノハズ・ホーム。
文字を持たぬ辺境の島に生まれ、異国の師の導きで書物に耽溺して育った青年は、長じて憧れの帝都に旅立つ。
1961年7月2日、神奈川県の山林から女性の刺殺体が発見される。被害者は地元で飲食店を経営していた若い女性。
資産家のハーロウ夫人がなくなり、遺産は養女のベティが継ぐことになった。そこへ夫人の義弟を名乗る怪人物が登場。
1942年、マギー・ホープは、ドイツの強制収容所に収監されている異父妹と再会できる日を心待ちにしつつ、ロンドンの特別作戦執行部で事務の仕事についていた。
12歳のマイロの両親が営む小さなホテル〈緑色のガラスの家(グリーングラス・ハウス)〉。
ホームレスを強制退去した公園の治安のため、ボランティアで『見回り隊』が結成された。
一家皆殺し、目撃者はいないはずだった。だが、殺害現場にもうひとり女の子がいた痕跡見つかる。
一家四人が無残な死体で発見された。凶器は散弾銃、怪しい人物はすぐに挙がった。
不気味なまでに精巧な絞首台の模型。この面妖な贈り物を端に発して、霧深いロンドンに奇怪な事件が続発する。
ミステリの女王セイヤーズが創造したピーター・ウィムジイ卿は、従僕を連れた優雅な貴族探偵として世に出たのち、作家ハリエット・ヴェインとの大恋愛を経て人間として大きく成長し、古今の名探偵の中でも屈指の魅力的な人物となった。
温厚で小柄な紳士ポンド氏には、穏当な筋のとおった談話の最中に奇妙な発言をまじえる癖があった。
内気な性格に悩む中学生の千鶴は、自身を変えるための新しい挑戦として、“憧れの国"と呼ばれる四谷のカルチャーセンターに通い始める。
みさき書房の編集者として新潮社を訪ねた《私》は新潮文庫の復刻を手に取り、巻末の刊行案内に「ピエルロチ」の名を見つけた。
公園で見つかった70年代のディスコ全盛期の服装をした老人の死体。
神紅大学ミステリ愛好会に所属する葉村譲と会長の明智恭介は、曰くつきの映画研究会の夏合宿に興味を抱き、同じ大学に在席する美貌の探偵、剣崎比留子と共に紫静荘を訪ねた。
豊饒な物語世界を紡ぐ作家・田中芳樹。
稀世の物語作家・田中芳樹の輝かしい軌跡を辿る短篇集成。
アガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』に先んじたような作品「古書の呪い」を初め、閉ざされた現場から忽然と消えた殺人者の謎「ブルー氏の追跡」、陸へ上がったばかりの提督が殺害された奇妙な事件とブラウン神父の鮮やかな推理が印象的な「緑の人」や、「共産主義
両親の虐待に耐えかね逃亡した少年エリックは、遺伝子研究を行うテニエル博士の一家に保護される。
故郷の大学に非常勤講師の職を得て、高校生の娘を連れ実家へ戻ってきたジョージアは、親友のシド(世にも不思議な、歩いて喋るガイコツだ! )と再会した。
「モリーに宇宙服が出はじめたのは春だった」―肌が宇宙服に変わって飛んでいってしまう人々、恋人に贈られた手編みセーターの中で迷子になる男、自分の寝言を録音しようとした男が耳にする知らない男女の会話…。
ヨークヴィル大学構内でフォイル次長警視正が拾った紙片には“殺人計画"が書かれていた。決行は今夜八時。
もしあのとき、別の選択をしていたら?パトリシアの人生は、若き日の決断を境にふたつに分岐した。
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