深夜の博覧会
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歴史書を読むより、歴史小説を読む方が人間の営みの集結としての時代の流れを汲み取れる様に、このミステリーは日本人の一番薄ぼんやりした戦前、開戦直前の近代を匂わせ、感じさせて貰えて、非常に興味深く、闇の多かった時代感を象徴的に表していて、エログロなのに面白いし、奥深いのに、軽妙で、多分、これは作家本来の持ち味なのだと思うが、高齢故に書ける作品をこれからも益々世に出して欲しいと切に希望する。 | ||||
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昭和戦前期の先端技術を駆使した犯罪と推理が面白い。けれども、人物の年齢設定等に若干の違和感を覚えるのは私だけでしょうか。 | ||||
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漫画家志望の少年と20代前半(?)のモガ記者が主人公の活劇冒険譚かと思いきや。映像化すればR15+間違いなしのエログロ描写が・・・確かに乱歩にもありますね。横溝にはこれほどのものはないような。正直、好みではありませんでした。人物も表面的で、RPGゲーム的というか(作者がご高齢なのはむろん知っています)、なんだかレゴブロックが動いているような・・・誰にも感情移入できないので、悲しくもない、怒りも無い。ただ、気持ち悪いだけでした。装置の説明や、当時の名古屋の描写、列車のうんちくで読ませる”読み物”ですね。 | ||||
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2020年のミステリーベスト10を辻真先の新作が席巻したというので試しにその前日譚の本書を購入。 今ごろ? どうして? なぜ? 色々な❓マークが浮かび、ベストミステリーになったこと自体が最大のミステリーだったので読んでみた。 辻の作品を読むのは、もう40年ぶりか。 で・・・結果。 進歩が全くないではないか。 今時これで・・・昭和12年と設定したことでOKなのか? 時代の空気も史実をちょっと並べただけ。 昔の話だから荒唐無稽でも許されるということでは全然ない。 中途半端な長編にせずに短編連作にでもすればよかったのではないか。 もちろんトリックに奉仕する特別な装置などは登場させずに。 | ||||
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日中戦争前夜という微妙な時期を舞台にしたミステリです。 次作にあたる「たかが殺人じゃないか」でも同様でしたが、事件やその解決そのものよりも、当時の風俗を描いた描写のほうが興味深く読めました。 登場人物の善悪で単純に分けることのできない複雑で陰影に富んだキャラクターも本作の魅力の一つだと思います。 読後感も爽やかで、個人的にはミステリランキングで高評価だった次作よりも、こちらのほうが楽しく読めました。 | ||||
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