殺人の多い料理店
- 童話 (26)
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初めて目にした辻作品ですが、テーマが宮沢賢治ということで、最後まで 興味深く読み通すことが出来ました。 長年、ゴシップ誌の「週刊サン」の記者だった「可能克郎」は、上司から 呼び出しを受け、新雑誌の編集長に任命されます。 克郎が最初の取材先とし訪問したのは、盛岡のレストラン「銀河ステーション」 でした。折しも「宮沢賢治生誕100周年」を記念して、宮沢賢治の童話朗読会が 開催されるところだったのです。 賢治といえば、「銀河鉄道の夜」「注文の多い料理店」「月夜のでんしんばしら」 「セロひきのゴーシュ」など、ファンタジー色の強い児童作家というイメージですが、 「心の底では色々と深い悩みを抱えながら生きていた」という賢治の真の姿に触れる ことのできた貴重な作品集でした。 | ||||
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まず、最初の「序」を読んで、大抵の人はナンジャコリャ?と思う事でしょう。でも、その不思議な「書き出し」は中々解決されません。ラストまで読んで理解できるか、は読む方それぞれにお任せするとして…… 殺人を扱うにも関わらず、物凄い量の「遊び」が物語の中に潜んでいます。 中には「わからなかったら、わからなくても良いんだヨ」と作者がアカンべしてそうな奴もある。 この、或る意味、子供っぽい悪戯心が、辻真先と宮沢賢治の最大の共通点ではないか、という思いが、読んでいて何度も胸を掠めました。 ミステリーとしても巧みな構成なので、純粋に犯人探しをするのも一興。 それだけで十分楽しめますが、できれば一歩踏み込んで下さい。他の辻氏の著作(後書きによれば、300作を超えるとか)との関係性も含め、掘れば掘る程に楽しめるエンタの泉が隠されていますよ。 | ||||
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宮沢賢治の作品で、一番好きな題名に惹かれて、初めて、この作家のミステリーを読みました。ミステリーは時々息抜きに読む程度の私にとっては、気楽に軽く読みながら、宮沢賢治の作品を沢山知る事になって、面白く興味深く良い一冊でした。 これからどんどん読みたい!と思います。楽しい作品でした。 | ||||
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