赤い鳥、死んだ。



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    初公開日(参考)2023年02月
    分類

    長編小説

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    赤い鳥、死んだ。 (実業之日本社文庫)

    2023年02月03日 赤い鳥、死んだ。 (実業之日本社文庫)

    兄は“あいつ”に殺された――!? 幼き探偵コンビが真相に迫る! 北原白秋に憧れて童謡の創作に励み、「平成の白秋」と称される詩人・北里百男が急逝した。 遺書が見つかり、警察は自殺と推定。 だが、前途有望の彼がなぜ死を選ぶのか!? 独身の百男は、夫の暴行に苦しむ元隣人・早川兎弥子と恋に落ちていた。 年の離れた弟で中学生の万介は、不倫と兄の死の関わりを疑い、 兎弥子の娘で小6の瑠々と共に真相解明に乗り出すが……。 「掛け値なしに、辻真先ミステリーの最重要作の一つ」 小説家・阿津川辰海氏激賞の傑作長編、待望の初文庫化!(「BOOK」データベースより)




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    No.1:
    (5pt)

    知られざる傑作としか言いよう無いです

    辻真先氏のミステリーには、正統派の本格推理、内容構成からして遊び心満載の破天荒推理、の二系列があると思っていまして、この作品は本格推理に属する一本。

    とは言え、最初に「第五章」が始まり、中盤まで殺された者の視点で物語が進む等、読者を驚かせる仕掛けが沢山あります。
    奇をてらう特殊なトリックを敢えて入れていないものの、人間関係の緻密な描写から犯人が浮かび上がる終盤は見事ですし、序盤から入れていた伏線処理の巧みさも、シナリオライターとして時代を築いた辻氏の真骨頂でしょう。
    しかも、探偵役となる少年と少女の「初恋」が非常に瑞々しく描かれており、中年以降の読者には切ないデジャブを、若い世代には過ぎ去った時代の恋の形を見せてくれます。
    (ちょっと「ゴーグ」を連想しちゃいました)

    読み終えた時の心地よさは格別!
    何故、これまで多くのミステリーファンから正当な評価を得てこなかったのか不思議なくらいの長編なので、是非、ご一読をお勧めします。
    赤い鳥、死んだ。 (実業之日本社文庫)Amazon書評・レビュー:赤い鳥、死んだ。 (実業之日本社文庫)より
    4408557897



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