残照 (アリスの国の墓誌)
- ゴールデン街 (14)
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『アリスの国の殺人』の続編……といおうか、シリーズ完結編。新宿ゴールデン街のバー『蟻巣』最後の一日、いまは亡き常連客の思い出話から解き明かされる二つの事件の真相。 御年八十四歳ながら現役アニメ脚本家の辻真先先生の筆運びはまことに軽妙でして、びっくりするやら感心するやら。ホントに見習いたいものです。 ミステリーとしてはあっと驚くような大じかけを欠き、登場人物たちの繋がりが都合良過ぎるきらいはあるんですが、戦前から戦後の世相を体感したほとんど最後の世代、少年マンガ・アニメの隆盛を築いた最初の世代である辻先生がミステリーの形を借りて往時を総括したという感じの、ノスタルジー溢れる一冊であります。ただ、あとがきには「前作をご存じない方でも構わず読んでいただけるだろう」とありますが、やはり以前のシリーズを読んでいて登場人物たちに馴染みがないことには面白さを欠くのではないかと。 迷犬ルパンの意外な形でのゲスト出演には涙がぽろり。『学研の学習』で読んでいた世代なのです。 | ||||
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