仮題・中学殺人事件
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牧薩次と可能キリコのデビュー作でもありいわゆる意外な犯人シリーズでもある。作者はこのシリーズでこれでもかと意外な犯人の演出に工夫と技巧を凝らしていて綱渡りみたいな叙述が使われている(これはネタバレではない)。ちなみに本書では読者を犯人にすると宣誓して見事に「確かに犯人は自分だ」と言わせて見せる。 | ||||
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「読者が犯人」という実験作でその試みは面白いが、これって読者が犯人と言えるのだろうか? 90歳を超えても現役として一線で活躍してる辻真先さんのデビュー作。 昭和47年に書かれた作品であり、今から読むとかなり古いが、当時の世相を反映してたり史料的価値もあると思う。 | ||||
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最近の叙述ミステリのような凝ったものではないが、その手のものの先駆けミステリとして価値。 ただし今読んでも文章は普通に読めるので流石は生き残ってきた作家さん。 読者=犯人に気になったなら目を通しても? | ||||
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「読者が犯人」というのが売りになっていますが、この仕掛けに納得する人とそうではない人に大きく分かれるのではないでしょうか? 私は後者で、この理屈が通るなら、作者が意図せずに「読者が犯人」になってしまっている作品が他にもありそうです。 この仕掛けを除くと、平凡な内容で時代的にも古くなっている点も多いので、現代の読者がわざわざ読む必要があるかは、ちょっと疑問です。 | ||||
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青春ミステリの第一弾だ。「犯人は貴方だ」という趣向らしいので、気になっていた。 肩透かしである。入れ子構造を利用して、犯人が原稿を読んでるというだけ。 ポテトとスーパーが時刻表アリバイトリックと密室に挑む。 トリックは悪くない。 が、それ以外の部分が「高校殺人事件」以上にレトロだ。というより古臭い。 密室篇の被害者は学年一の秀才でブスなのだ。 「心から勉強が好きな中学生なんているわけがない」そうかな? 好きな人もいるだろうし、自分の意志で高みを目指している人もいるだろう。 ガリ勉=悪=ブスという決めつけが、いかにも昭和の十代向けだなあ。死んだ文化だ。 今となっては歴史遺産と言えなくもないか。 外枠では、当時話題の自衛隊機と旅客機のニアミスが原因の殺人が起こっている。 こちらも単独で読むとそこそこの出来だが、なぜ変な構成にするのか。 このシリーズは最初の二冊だけで充分だな。 | ||||
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