急行エトロフ殺人事件
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パラレルワールドを用いて時代錯誤を感じさせた作品。 | ||||
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英米に宣戦を布告するのではないかと世上が騒がしい昭和十九年。売り出し中の女優 立花喜久子の恋人の町谷が失踪した。さらに町谷の同級生が次々と不可解な死を遂げる。何事においても軍人が幅を効かせる時代、町谷もその言動から軍に目をつけられていたというが・・・。 この事件に立ち向かうのは、ご存知ポテトとスーパーの素人探偵コンビ。過去に起こった事件を資料を使って二人が解決するのかと思った人は甘い!昭和十九年に起こった事件を、昭和十九〜二十年にかけてポテトとスーパーが解決する、SFの風味を取り入れた本格ミステリです。 著者自作の時刻表を取り入れたりして、ミステリの部分でもがんばっていますが、解説にも書いてありますが、何よりも(SFだけあって)実際の歴史と微妙に違っている作品内の日本、この違いを探すのがなんとも楽しい。また、刻一刻と戦争へと向かっていく当時の風俗も(これまたSFだけあって)ところどころ虚構が混じっているようではありますが、とても興味深く読めました。 残念なのは、なぜ昭和十九年にポテトとスーパーがいたのか、最終章でタネ明かしをしているのですが、これは必要なかったかも。かえって興醒めしてしまいます。シリーズ中の異色作ということにしておけばよかったのに。 | ||||
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