(短編集)

七つの海を照らす星



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初公開日(参考)2008年09月
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七つの海を照らす星 (創元推理文庫)

2013年05月21日 七つの海を照らす星 (創元推理文庫)

家庭では暮らせない子どもたちの養護施設「七海学園」で起きるささやかな事件――繊細な短編群が大きな物語を創り上げる、第18回鮎川哲也賞受賞作。 (「BOOK」データベースより)




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七つの海を照らす星の総合評価:7.62/10点レビュー 26件。Aランク


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全8件 1~8 1/1ページ
No.8:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

七つの海を照らす星の感想

児童養護施設を舞台に学園の七不思議に纏わる謎を解いていく連作短編集です。
軽い読み味ですが、心理の裏を突くようなトリックの連続が小気味良いです。
虐待などの児童福祉問題にもちょいちょい触れますが、社会派っぽさはあまりなく、登場人物たちの心の機微の描写に多くのページが割かれている印象です。
学園の七不思議なんて題材の所為か、どこかフワッとした幻想的な雰囲気を感じますが、最後まで読むとなるほどスッキリという感じです。

この作品を読んだ上で、関連作品の『アルバトロスは羽ばたかない』を読むことをお勧めします。

吉田
4GIBMMLJ
No.7:
(4pt)

七つの海を照らす星の感想

1話目これは傑作になると思い
2話目も面白かったが ここまで
3~6話読むのが辛かった
一日 1話づつ読み
何とか最終話にたどり着いた
最終話良いのですが途中がダレ過ぎて
残念

jethro tull
1MWR4UH4
No.6:
(7pt)

七つの海を照らす星の感想

児童養護施設が舞台ということで、あまり共感できるものもなく入り込めなかったです。
良く練られて作り込んだ感じはしますが、残念ですが、伏線がさり気なすぎて自分にはピンと来ませんでした。

Hidezo
GX0TU62Y
No.5:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

七つの海を照らす星の感想

一つ一つの章は、さらっとした短編としても楽しめますが、児童養護施設という舞台や登場人物、特に海王という探偵役のキャラに少しずつ馴染んでいく感じ。
そしてやはりこの作品は、最終章が良かった。ただ単に「意外な犯人」、「驚きのトリック」ということではなく、

▼以下、ネタバレ感想

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マー君
S2HJR096
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

七つの海を照らす星の感想

先に「アルバトロスは羽ばたかない」を読んでいた。そのためパターンが解かっていたのだけれど、それでもなお楽しめたのは筆者の力量が並ではない証拠だと思う。児童擁護施設「七海学園」を舞台にした連作ミステリの
形になっていて、それぞれのエピソードで謎の解決は付くのだけれど、最後の章でこれまでの話がすべて繋がり大きな謎が隠されていたことに読者は気付く、そんな仕掛けのあるストーリーとなっている。パターンが解かっていたと
書いたのはこのことです。コージーミステリ+社会派といった格好だけれど、その舞台に選んだ養護施設の子供たちの生活と抱える問題をサラリと見せるので、読んでいて心が重くなることも無くしかし考えさせることになるので、この辺は
作者のアプローチの仕方の上手さだと感じる。登場人物もみんな生き生きと描かれ、読んでいてその様子の画が自然に頭の中に映し出された。文章を読んで頭の中に情景が映し出されるのはその文章とこちらの感情というか気分がその文章と
シンクロしているからだと思う。これは面白いなと感じながら読んでいる時に多くあることなのでこの本も自分にとって面白い本と云える。ミステリをかたどる謎は他愛も無いといえばそうかも知れない、だが登場人物にそれぞれの役割が
キチンと与えられており、まず読み物として面白いそんな感想を持てる内容です。ななかわかなん、何の意味を隠したペンネームなのか少し気になる。

ニコラス刑事
25MT9OHA
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

七つの海を照らす星の感想

この作品は児童養護施設の子供たちに焦点を当てた作品です。
そこに暮らす子供たちの境遇は非常に厳しいものなのですが、作者は必要以上に掘り下げた描写をしていません。
なので重くない、非常に読みやすい作品となっています。
作者がもしこの作品を通じて児童養護施設の現状、問題点を提起しようとしていたのなら、それには成功していると思います。
わざわざ掘り下げた描写をし、読み手に重苦しさを強要しなくとも伝わるのです。
この点が非常に好印象でした。社会派といってもよい作品だと思います。

ミステリの方ですが、全七章で学園の七不思議が語られ謎解きがなされます。
正直各章で描かれる謎はミステリとしては弱いです。
何しろ相手は子供ですから。
「子供だなぁ」「子供だからなぁ」といった子供ならではの未熟さをトリックに用いられても困ります。
ただ、学園七不思議の最後の謎が描かれる最終章に用意されていた大掛かりな仕掛けには感心させられました。
多少強引なところもあるのですが・・・
最後の謎が明らかにされた時「わかりやすい」伏線が各所に散りばめられていたことに気付きます。
この「わかりやすい」ってのがミソですね。

続編の方が本命であり、そのために読んだ作品でもあったわけですが、正直読んで良かったです。
楽しめました。

梁山泊
MTNH2G0O
No.2:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

七つの海を照らす星の感想

暖かくて読後感の非常に良い素敵な作品です。
日常の謎の連作短編で1話目と2話目はかなりの秀作ですが、
3~6話目がトリックも含めて内容が微妙で正直尻すぼみの印象でした。
が…ラストお見事です。
思わず笑みがこぼれてしまいました。

▼以下、ネタバレ感想

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歌舞伎蝶
LMC3R9P9
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

七つの海を照らす星の感想

非常に雰囲気のよい作品です。
主人公が児童養護施設の先生として、子供たちに関係する不思議な事件に向き合っていく短編集です。
それでいて最後にはそれぞれの短編にまつわる驚くべき真相が解明されます。
非常に前向きになれるし、いい話だなーと思うんですが、やはり謎解きに若干の無理があるような気がします。
様々な意味でもったいない作品だと思います。

テリヤキ
I0ITT6CP
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