(短編集)
京都東山 美術館と夜のアート
- 連作短編集 (229)
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『黒後家蜘蛛の会』や『9マイルは遠すぎる』みたいな短編ミステリーが好きな私には、大変面白く読むことができました。☆4つ、なのですが、京都が舞台なのに京都弁がほとんど使われていないところも好感が持てて、もうひとつおまけ。 | ||||
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満足しています | ||||
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舞台も美術館でなくてもよいかんじで、推理物としてもお仕事物としても中途半端な印象。 | ||||
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宣伝詐欺? 表紙や題名のイメージとは違い、大して京都推しではなく(美術館と周辺限定だし)、美術館警備のお仕事が主題でもなく、美術ミステリとしても突っ込んだ内容ではなし、だったら何かといえば展覧会が舞台の贋作ネタ短編集といったところ。主な題材は刀剣と浮世絵ですが、美術品贋作テーマの推理物としては可もなく不可もなく。 本編そのものにまして、重要なのは世界三大肖像画家に入るといってクルトが写楽を絶賛したことになっているのは昭和四十年代に日本で作った俗説!を採用したこと。写楽テーマの謎解き本は掃いて捨てるほど出版されているのにこれが捏造だときちんと言及したものは少ないんだ。元号もそろそろ変わるんだし、過去の俗説はいい加減に消え失せてもらいたいものであります。 なお東洲斎写楽の別人説は完全否定の立場なので、この方面を御期待の方にはオススメできません。元号もそろそろ変わるんだし、過去の俗説は(以下同文)。 本編とは別に引っかかったのは読者の側からの難易度の判断。関心がないという声は分かるとして、難しくてさっぱり分からないという声をちらほら見るんですが、いかがなものでしょう? 美術関係の解説は一般書やWikipediaに載っているような当たり障りのない説明程度でしたよ。学術的な議論や技術方向の蘊蓄があるわけでもなく、ガチな美術物を期待する向きには通りいっぺんで面白味がないのでは。もしかして関心のない話題はすべからく難解な専門知識だと判断してしまう方が多いということかしらん。 | ||||
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美術品に対して「関心が動かない」という台詞がありましたが,自分がまさにそれで, キモであるはずの美術関連の話に,恥ずかしいのですが全くついていいけませんでした. そのため,一編目こそは美術館の存在や警備員という仕事を絡めた日常の謎でしたが, 以降は専門性が強まった美術関係の謎で,主人公ら関係者のやり取りが頭に入ってこず, 謎だけではなく,うまく決まったらしい『締め』にも残念ながらピンとは来ませんでした. ただ,憧れの美術業界とはいえ,想定外だった警備員として美術館に入った主人公が, そのあたりに悩み,成長するといった,オシゴト系の作品にありがちな部分は見られず, 最後になっていきなり前向きな気持ちを語る様子は,取って付けたように感じられました. また,ともにカバー絵を飾る同僚の女生徒も,コンビぶりを見せるような展開もなく, 探偵役でもないため,帯の『オシゴトと推理!?』から受けた期待とは違っていた印象. このほか,館長や上司をはじめ,結構な数の職員が登場をするのですが顔までは浮かばず, イチビ(市立美術館)とキンビ(国立近代美術館)の略称にずっと付く傍点もうるさくて…. 素養のなさを…と言われると返す言葉もありませんが,想像していた以上に専門性が高く, カバー絵や帯などから軽く見てかかると,自分のようにしんどい思いをするかもしれません. | ||||
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