影の歌姫: セブン・シスターズ
- セブン・シスターズ (2)
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人生に夢を与えてくれる小説。 蘭の舘も会わせて読むとより面白い。 | ||||
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謎の大富豪パ・ソルトに引き取られ、ギリシャ神話の、プレアデス星団の七人姉妹にちなんで名付けられた、出自もバラバラな七人の養女達。やがて、各人が残された手がかりを頼りに、それぞれの自分のルーツを探す物語という設定自体は、大変に興味深い。でも、私が期待し過ぎていたのか?それとも、この作家の作風が、私には合わないということなのか?私にはどうも、今の所、このシリーズがあまり面白いとは思えなくて、そろそろ、不安になってきた。 そして前作のパリに彫刻家に悲恋という、ベタベタな設定と思ってしまった内容以上に、今回の作品は微妙な印象だった。それから今回のアリーは、お金持ちの養女だし、美人だし、ヨット選手だし、音楽の才能にも恵まれていて、フルート奏者でもあるとか。このように、やや、私としては、このアリーは感情移入しずらい主人公だった。 セオとのことは、かわいそうだったけど。 それから、どうもイェンスとアンナには、私はいろいろとモヤモヤしたし。 特にアンナ!故郷の婚約者ラーシュに対して、これからはなでられるのを待っている悲しげな犬のような、かわいそうな人として彼を見るのはやめようって、故郷の婚約者に失礼過ぎでは? 何かアンナって、あまり男を見る目がないような。確かに女性って、ラーシュみたいな恋人としては物足りなさを覚えそうだけど結婚したら良い夫になりそうな男性については、真面目でつまらないとか言いがちだけど。 でも私から見たらイェンスなんて、甘くて情熱的な言葉で女性を口説くのが美味いだけのチャラ男という印象しか、持てなかったし。それに、アンナと同様の嫌な予感は、大半の読者が感じていたと思うし。 それに結局は、このイェンスをアンナが受け入れてしまうのにも、拍子抜け。 あのまま、突き放してしまった方が、カッコよかったのに。 でも、ピップとカリーンの二人には、素直に好感が持てた。特にカリーンがいいキャラクターだと思う。 ただ、私には全体的に物語の展開などが、割とありきたりな筋立て、それに展開という感じに見えてしまったというか。私としては、全体的にいまいちな印象だった。 今後の次女以降の物語には、もう少し、練り込まれたドラマを期待。 それから、表紙のコラージュは、いつも素敵だなと思って、ワクワクしながら見ている。 | ||||
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