忘却城



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    忘却城 (創元推理文庫)
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    初公開日(参考)2019年02月
    分類

    長編小説

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    忘却城 (創元推理文庫)

    2019年02月20日 忘却城 (創元推理文庫)

    忘却城に眠る死者を呼び覚まし、蘇らせる術で発展した亀琲王国。過去の深い傷を抱えた青年儒艮は、ある晩何者かに攫われ、光が一切入らない、盲獄と呼ばれる牢で目を覚ます。そこに集められたのは、儒艮の他五人。彼らを集めたのは死霊術師の長である、名付け師だった。儒艮は死霊術の祭典、幽冥祭で事件が起きると予測、彼らはそれ阻止すべく動き出す。名付け師をめぐる陰謀の全貌は? 第3回創元ファンタジイ新人賞佳作選出作。(「BOOK」データベースより)




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    No.1:
    (3pt)

    怒涛のイメージ

    死者を蘇らせる術を基軸にストーリーが展開します。古代中国風の世界をベースに、多彩な人種と文化が交錯し、独特な雰囲気を醸し出しています。
    世界観が大変よく練られており、腕輪の石1つにも独自の名前と意味があるほど。

    耽美な外見のキャラ、優美な景色の中に、巨大な蜘蛛、生きた人の内臓を食い荒らすカタツムリなど、グロテスクな描写が挿入され、飽きさせません。絵にしたら、さぞ映えるであろうと思います。

    キャラも印象的で、心情も丁寧に描かれており、好感が持てます。

    一方、難点もあります。
    細部までよく練られた世界観であるがゆえに、専門用語が非常に多い。
    巻末に用語集があるとはいえ、ある程度覚えなければ、ストーリーが楽しめないわけですが、どの用語も同じ熱と密度で説明がなされるので、何が重要な情報なのか判別しづらくなっています。

    キャラも同様で、ストーリー展開にあまり関係ない登場人物にも、細かな設定があり、丁寧に説明がなされます。
    反面、主要キャラクターたちの設定は、後半のサプライズ展開のために伏せられており、何者かよく分からない。
    結果として、読者としては誰の言動に主眼を置けばいいのか、掴み難くなっています。

    そのため、ストーリー全体が追いにくくなっている印象です。

    怒涛のイメージをとにかく受け入れて楽しむことができる読者には、大変美味しいファンタジーだと思います。
    一方、筋立てを重視するタイプだと、読破にはやや忍耐を要します。

    私は後者のタイプで、星3としましたが、オリジナリティは抜群で、今後に期待したい作家さんです。
    忘却城 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:忘却城 (創元推理文庫)より
    4488529046



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