夏を取り戻す
- ミステリ・フロンティア (1)
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 | 2021年06月30日 夏を取り戻す (創元推理文庫) 団地に住む小学生が失踪しては数日で戻ってくる事件が立て続けに発生している。ついては解明に力を借りたい――そんな匿名の情報提供を受けたゴシップ誌の若手編集者・猿渡は、フリー記者の佐々木とともに城野原団地で取材を開始した。状況から子供たちの意図的な計画であることは明らかだったが、猿渡らがその真意をつかめぬうちに、別の子供が授業中の視聴覚室から姿を消してしまう。子供たちはなぜ順番に失踪しているのか? 俊英による傑作長編、待望の文庫化。(「BOOK」データベースより) |
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夏を取り戻すの総合評価:
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| 小島監督がお勧めしてたので、久々にこの手の本を手に取りました。 いやぁめっちゃ面白かった。 いくつもの伏線がどんどん明らかになっていって、キレイにまとまっていって。 最後はなんとも言えない爽やかな気分で本を読み終えました。 偶然にも息子が小学校4年生で、そして真夏のこの暑い時期に読めたのも良かった。 久々にまたミステリー小説いろいろ読みたくなりました。 ありがとうございました。 | ||||
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| 夏休みは塾通いだった団地の小学生が、次々一時的に行方不明になる。 子供たちが仕掛けたミステリーは、別な事件と関係していて… １か所だけでなく、至るところにあり得ない設定が満載で、それはミステリーにならんだろうという内容。 大人がそんな対応取るわけはないという点で、物語として成立していない。 | ||||
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| なんと言いますか この作者と私の相性が良くないみたいですね 決して面白くない訳ではないのですが、微妙な読後感が残りました 代表作のタレーランも、設定的には嫌いでない（いや、大好きだと言ってもいい）にも係わらず、２作目で読むのをやめました この作品も読むつもりはなかったのですが、評判が良かったので急遽読んでみましたが、やはり相性が合わないのでしょう もやもや感が残りました ミステリーの謎としては、軽いものです 子供達がいなくなった方法、理由などはわりと簡単に想像できますし、叙述的な物も初歩的な感じですね ただ、子供達はどの子も魅力があります いろんな事を抱えながら精一杯に生きていますね 小学４年にしては大人びていますが エピローグが良かった 救われた感じかな ただ、エピローグに後二人、登場人物のその後を描いてほしかった | ||||
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