仁木悦子、新章文子、南部樹未子、小泉喜美子、戸川昌子、藤木靖子、夏樹静子、井口泰子、山村美紗、皆川博子、栗本薫、青柳友子、斎藤澪、13人の女性作家だけによるミステリー・アンソロジー。

本格ミステリーの名手たちの作品を集めた好評シリーズ。今回は旅をテーマにセレクトした傑作八編。

矢端竜一、四年ぶりの帰国。だが、彼の胸中に特別な感慨はない。

本格ミステリーをトリック別に分類したアンソロジーの密室編。大乱歩から新本格派までを網羅。

雪の舞う湖畔の町ルーンレイク。

椿が咲き乱れる「百椿庵」と呼ばれる古屋敷には、若い女性の幽霊が出るとの伝説があった。

『赤い右手』のロジャーズが紡ぐ眩惑の密室中編、アダムズの伝説的作品「飛んできた死」初邦訳など、垂涎の密室ばかり。

これは、暗号に託された人の思いを解読する物語。 三輪ケイト。

夢と現実のあわいに浮び上る「迷宮」としての世界を描いて、二十世紀文学の最先端に位置するボルヘス(一八九九‐一九八六)。

中年の会計士、ジュリアンは浮気中。興味本位に跡をつけた少年は密会の部屋で殺人が起きたことを知る。

米空軍のステルス爆撃機が北アルプスに墜落!その搭載物をめぐって男たちの死闘が始まった。

アレクサンダー大王の末裔が住むというアフガンの秘境を、2人の日本人学者が学術踏査した。

戦中の暗黒時代をくぐり抜けたミステリの庭に、色とりどりの花が咲いた46年から12年間に発表された作品より、本間田麻誉「猿神の贄」をはじめ、大坪砂男、城昌幸らの12篇を収録したアンソロジー。

イスラム過激派がNY上空で民間機を撃墜。アメリカは即座に報復攻撃に出た。

色覚障害者のサイト〈ランボー・クラブ〉。

首のない死体。野獣に噛みさかれたような傷跡。

ぼくの武器は童顔とそばかす―テイトはカナダの国境近いカフェでバリスタをしている17歳。

スペインのガリシア地方、中世の面影を残す聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラの大聖堂。

心霊現象にまつわる相談と解決を請け負う京都市役所心霊相談課、通称GPS(ゴースト・サイキック・セクション)。

不気味で不吉で知られることのない陰気な屋敷で起こる怪奇現象の数々。

インディオと白人の対立が続く第2次大戦前のアマゾン。

助言あり〼(ます)――。スーパーの駐車場で“相談屋”を営む稲垣さんの下で働くことになった浜田青年。

「ミステリィ」を意図したものを書き始めた。

1939年、謀略と排日運動が渦まく中国。

三つの猟奇事件が発生した。

足元をすくわれそうなんです。そんな陳腐な台詞をひっさげ、投資会社重役の男が依頼を持ちかけてきた。

弘化三年(1846)日本海に浮かぶ隠岐「島後」に、はるばる大坂から流された一人の少年がいた。西村常太郎、十五歳。

列車に飛び乗り、上京して四十年。

妙なる楽器の音色と、血も凍る殺人劇との組み合わせ。そのアンバランスぶりが、いわゆる音楽ミステリの妙味となろうか。

この〈「新青年」傑作選集Ⅰ～Ⅴ〉は、大正から昭和にかけて時代の最先端にあった風俗小説雑誌「新青年」に掲載した作品から、傑作五十篇を選び、全五巻に編集しました。

警部補に昇進したサムと上院議員に就任したニック。

夕刻の池袋。一人の男がビルの屋上から突き落とされて死んだ。

舞台は鎌倉にある名門・冬汪高校。

1964年のオリンピック決定に沸く東京で、競技場近くに住む一人の男が失踪した。

〈組長刑事〉がまさかの… 五代目組長、襲名!? 初代の借りは俺が返す！ 隠れ捜査で仇を討て‼ 累計60万部！ 警察サスペンスシリーズ第3弾 無頼の血を受け継いだ 現職刑事が五代目組長に!? 老舗の博徒集団・城戸組の四代目組長・城戸一輝が上野で何者

炎の密室で愛が生む残虐なトリック!三つ子の巫女が揃い、秘祭が復活するとき、残虐で奇怪な事件がふたたび―伝奇本格ミステリの邪道にして王道!

浜村渚が罠にはめられた! テロ組織「黒い三角定規」の幹部を追う武藤龍之介と瀬島直樹は、渚を連れて栃木県に向かう。

法律事務所で働く風町サエは、安売りピザで大儲けし、今や芸能界を牛耳る男からの依頼で、ある調査を始める。

作家という肩書きの裏で、フリーの諜報活動を続けるバーナード・ファロン。

従来の“右翼‐左翼”の構図が意味をなさなくなった西暦2000年。

1974年、世界はかつてない暗黒時代を迎えていた。

復讐の女神にみいられた亭主族の運命は？　二人の探偵の目にとまらなかった、姿なき殺人者の謎とは？　飼い主がつぎつぎと殺される、毛むくじゃらの犬の秘密とはなにか？　『まっ白な嘘』につづいて鬼才フレドリック・ブラウンが放つ第二短編集。

本格推理界に挑戦する、新たな12人が集まった!彼らは独創的なトリックで、読者を迷宮へと誘いこむ。

13年前の夏休み最終日、僕は「裏山」でロープを首に巻いた美少女を見つける。

本格推理界に壮大な楼閣を築こうとする奇想の建築家たちがここに集まった。

名アンソロジスト・鮎川哲也が、一般応募の作品238編から厳選した、傑作、力作を満載。

生涯不犯の軍神には、妻がいた。

十一年前、私が高校卒業を控えたある日、長野県小諸で両親の営む旅館が放火され、身元不明の美しい女性が焼死した―旅行作家川内功次郎のエッセイを読んだ女性が、焼死したのは姉で、放火犯を捜してほしい、と十津川警部に懇願した。

レジャーセンターの建設現場で古代の遺跡が発掘された。地下に封じられていた小部屋にはおびただしい骸骨が…。

遂に出撃した新型ステルス機に異常発生! 敵地で孤立したドリーム・キャッチャーの運命は! ? アメリカ軍上部からの重圧と数々の困難を乗り越え、ニック・バロンたちは遂に新型ステルス機〈ドリーム・キャッチャー〉の開発に成功する。

探偵なんて、もういらない。 探偵あるところに事件あり。

400年来の宿敵として対立してきた甲賀・伊賀の忍法二族。彼らは服部半蔵の約定によって、きわどい均衡を保っていた。

重傷を負いつつも病院から失踪した被害者、 高速道路を横断し轢かれた主婦の黒い噂、 事故の記憶がない轢き逃げ犯…… 警察捜査で見逃された7件の自動車事故の真相を 損害保険査定員・滋野隆幸が“現調(現場調査)”で暴く! 元損害保険会社勤務だからこそ描ける“リア

「狼王ロボ」の異名を持つ巨大狼を追跡中の老人が、喉を裂かれて殺された。