まったなし
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シリーズ1から読んでいるので楽しみにしていました。お気楽、お調子者を演じている麻之助さんとその仲間たち、登場人物全てがどの様な展開になっていくのか気になります。 | ||||
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安定のシリーズです。気楽に読めるのがいいです。主人公のロマンス、幸せがもっとあれば・・・と思います。 | ||||
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待っていましたよ、文庫化。やはり面白い、またドラマ化されたらいいのに。 | ||||
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連載ものは、どうしても続きが読みたくて仕方なくなります。 近くの本屋さんは、あまりおいてなくて、いつも頼ってしまします。 | ||||
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知人が強く勧めるので読み始めた畠中恵さんの作品群ですが、 池波正太郎や隆慶一郎、白石一郎などの時代小説が好みの自分には まったく合わないことに気づかされるだけの結果に終わりました。 この作者の作品、時代小説の皮をかぶったラノベですよね。 時代小説である必要がまったくなし!の設定の作品ばかりで、 江戸の町の情景がまったく浮かんでこないのには閉口しました。 唯一それっぽいのが、しゃばけシリーズの中の花見のエピソードでしたが あれ、舞台を現代に置き換えたとしてもまったく違和感なしの内容でした。 読むほどにこの作者の浅くて薄い知識と教養が透けて見えてげんなりします。 謎解きにもなっていない謎解きはどの作品にも言えることですが、 どうにも不快なのは、主人公がたいてい幼稚な言動を繰り返す男性であることです。 この作品も同様です。作者はノンキな男性を表現したいのでしょうが、 同性から見ると単に稚拙な言動を繰り返すだけの浅薄な男にしか見えません。 この年齢の男性にしては異常なほど幼稚です。 また、主人公とその友人同士がやたらとポカリと拳固で頭を殴ります。 このような、頭を殴る描写がこの作者の多くの作品に登場しますが、 現実にそれをやったら親愛の情や滑稽さを醸し出すどころか、 不遜不敬なうえに短絡的な行為として大変な騒ぎになること必定でしょう。 主人公だけでなく、脇役たちもよく誰かの頭や頬殴っているのが不自然です。 そのようなデフォルメされたマンガのような言動が異様に感じられてなりません。 このような違和感はキャラクターだけではありません。 ストーリー自体が取って付けた感満載のエピソードで溢れています。 たとえば、本作品ではお由有と主人公の身の処し方がまったく共感できなかったり、 そのうち、たいして物語に関わらなかったお寿ずという女性が登場して、 さほど好もしい印象を残さないまま主人公と結婚したと思ったら、 これまたさほどおかみさんとしての存在感もないまま死亡。 ろくに夫婦としての仲睦まじさが描かれていなかったにもかかわらず 妻が死んだあとなぜか極端に落胆する主人公。 これ、「とにかく主人公をいったん結婚させて、その配偶者と死別させる」 というストーリーを成立させるためだけに登場したとしか感じられません。 挙句には清十郎のお相手としてお安さんという女性が唐突に現れ、 聡明だ聡明だと周囲から褒めそやされますが、さほど聡明そうには読めません。 一見感動的風なプロポーズのエピソードも取って付けた感に満ち溢れています。 装いや化粧で綺麗になって…に至っては、「メガネを外したら美人」レベルの 陳腐で稚拙な展開にげんなりです。 げんなりなのはストーリーだけでなく、作中の小道具も同様です。 猫の名前が「ふに」。江戸時代の日本語として全く似つかわしくない、 現代の幼女が命名したような異様な語感ですね。舞台は江戸時代ですよ。 しゃばけシリーズでも鳴家という手癖の悪いマスコット的なキャラが変な擬音で喚いていて、 読み進める上で目障り耳触りなことこの上ありません。 ああいったキャラはまさにラノベの真骨頂でしょうね。 このような首を傾げざるをえない言語感覚や基礎教養は、 文中の表現にも頻出しており読者を戸惑わせます。 「眉尻を下げる」という表現をあらゆる作中で好んで多用していますが、 一般的には用いられない語であり、これがいかなる意味なのか、 その表情をした人物がどんな感情でいるのかかがさっぱり伝わって来ません。 このようなおかしな表現があちこちに出現しており、 編集者や校正さんは仕事してる?とまで思ってしまうほどです。 そのほか、数えればキリがない物語や設定の矛盾や破綻… 一言でいえば、この作者の作品は全く共感できないのです。 本作の幕引きあたりで主人公の周辺に不穏な気配が生じており、 読者に今後の展開に興味を持たせようとしているようですが、 そのエピソードも単に不快なだけです。 これまで我慢して読み進めてきましたが、 どうやら我慢の臨界量を超えたようです。 しゃばけシリーズもそうでしたが、 この方の作品って、ほのぼの系に見えてどれも読後感は良くなかった印象です。 単に合わなかっただけとはいえ、ここまでがっかりさせてくれる作者って これまでの長い読書経験の中でまったくなし、の出来事でびっくりしました。 もうこの作者の作品を手にすることは二度とないでしょう。 | ||||
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