まんまこと
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畠中さんの作品は初めてでしたが、面白い!マジで。 どれくらい面白いかというと、早速続編を購入したほどです。 ・・・ 舞台は江戸。お上に訴え出るほどでもなく、長屋の住民同士で解決できる範疇を超えている、そうした「中くらい」のいざこざ・もめごとは、町の名主が裁定していたという。家の玄関前で裁定していたので、そうした名主を「げんか」というとのこと。 主人公は神田界隈の名主の跡取り息子、麻之助。 これがまた、16歳の時まではしっかりした子だったが、突然「真面目さ」をどこかで失くしてきてしまったかのようにチャランポランになってしまった。 この麻之助と、女性に事欠かないイケメン色男清十郎、そして堅物の同心見習の吉五郎。彼ら三人が織りなす、エンタメアクション系+推理系人情系時代小説? ・・・ さて、本作のどこがよいか、というとやはり主人公なのです。 決断が遅いとか、責任を持ちたくないとか(結婚とかいや)、実家住まいながら、我儘言い放題のちょっと面倒な若者笑 ただ、心の奥底ではとても素直で真面目、そして茶化しながらも筋の通った裁定を時に親の代わりに下したり。 何というか、ギャップ萌え的というのでしょうか。 そして、全編通じてじわじわと描かれる、敗れた恋への後悔。そう、きっと麻之助をチャラチャラへらへらに変えたのはその失恋! そして、その対象がめっちゃ近くにいたりするのです。このあたりも見ものです。 ・・・ ちなみに内容は、連篇となっており、少しずつ前後に関係があります。 各話で事件が起こります。「この子はあなたの子よ」とか、堅物の半ボケ老人が昔の恋(架空)を語るうちに本当にその恋人の娘を騙る女性が出てくる、とある植木が誰のものか、親友清十郎の弟が誘拐される、とか。 こうしたトピックが、「まんまこと」「柿の実を半分」「万年、青いやつ」「吾が子か、他の子か、誰の子か」「こけ未練」「静心なく」の六篇構成に散らされ、ある意味テレビドラマのごときの印象でありました。 ・・・ ということで、私にとって初の畠中作品でした。 ハマる雰囲気たっぷりです。麻之助とお寿ずの偽装結婚が、本当の恋になるのではと期待しつつ、次の作品は少し時間をおいてから読もうかと思います。 | ||||
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しゃばけとは全く別な設定の話なので、同じテイストを期待して読んだわけではないのですが…… 一番ひっかかるのが、麻太郎がお由有への想いに妙にこだわるところ。 顔だけの浮わついた男に引っ掛かり、子どもが出来てしまい、年上の男の後妻にして貰うことで窮地を乗りきったお由有。その上、一度は麻太郎に「子どもの父親になれるか?」って…… んなもん、なれるかいっ! と、読みながらつっこんでしまった。 うーん、この設定でお由有のどこに魅力を感じれば良いのか(困) しかも、本作の最終話で麻太郎の手を取ろうとしてる?子どもを置いて?えー、何この流れ。 お由有への嫌悪感がぬぐえないので、その人に魅かれる麻太郎にも嫌悪感が、、、 これですっかり気持ちが冷めてしまった。 本当なら★1~2個の評価。 でも、大好きなしゃばけシリーズの作者さんということで3個にしました。 はじめの二、三話は面白かったので、シリーズ買いしちゃったんですが、ちょっと後悔し始めてます。 | ||||
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つまらない訳ではない。けど、何か読んでて乗れない リズムがどうも合わないらしい 新刊出てた機に頭から行こうと思っていたが、少々無理あり 覚書 | ||||
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しゃばけシリーズが好きで、上位レビューで似た雰囲気だろうと思い、全巻買たっところ・・・ これは失敗。 畠中先生の一番の魅力の人情の機微が全く感じられなかった。 むしろ捨て置かれた感じ。 ファンタジーが物語の終結のためだけに機能していて、読者の期待する感動のほうには働かない。 ・・・あの設定であの流れはがっかりしかないでしょう的な。 レギュラー陣も、キャラが立っていないとういか、一応設定はあるのに、なんだか魅力が乏しく途中でそれぞれが入れ替わっても大差ないような・・・・。 何度も何度もネームを練り続けて完成された漫画と、構成段階というか草稿段階というか初回でとりあえず作ってみました的な漫画のごとき開きがある・・・やっつけ仕事? 合う合わない、世代の違いもあるかも知れないので、まず1冊読まれて判断されたい。 | ||||
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しゃばけシリーズを読んでみたいと思いましたが、ふと目についたこちらを先に読んでみました。 一言、う~ん・・・という感じです。 1話目の「まんまこと」でお腹いっぱいです。 他の形も記載されていますが、 キャラクターが皆どこにでもいそうで薄いです。 読んでいて、一人一人が生きている感じがしてこない。 紙の上で生きている人物、という感じです。 切羽詰まった感じ、心あたたまる感じが全く伝わってこない。 また、情景描写がほとんどないです。 言葉が若干お江戸言葉なだけで、もはや背景を現代においても変わらないのでは?という感じ。 宮部みゆきさんの作品が好きで、宮部みゆきさんの江戸モノ作品はたくさん読んでいますが雲泥の差です。 作者にもファンの方にも申し訳ないですが、 あまりにも薄っぺらい話ですごく残念だったので、レビューを記載せずにはいられませんでした。 | ||||
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