偽りの街
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1936年、ベルリン。オリンピックを間近に控えながらも、ナチ党の独裁に屈し、ユダヤ人への迫害が始まったこの街で、失踪人探しを仕事にするグンターに、鉄鋼王ジクスから調査の依頼が舞い込んだ。ジクスの一人娘とその夫が殺され、高価な首飾りが盗まれたという。グンターはナチ党政府高官だった娘婿の身近を洗い始めるが…。破局の予感に震える街を舞台に描く傑作ハードボイルド。 | ||||
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高校生の頃読んでずっと印象に残っていた作品。 久しぶりに購入して再読したが、ナチス政権下の重く陰鬱としたドイツに描写が素晴らしい。 またその中で時代に流されず、私立探偵として事件を追う主人公ベルンハルト・グンターが実に魅力的だ。 このシリーズは「砕かれた夜」「ベルリン・レクイエム」で一度完結したが、その後シリーズが再開して現在邦訳も5作を数えている。 どの作品も水準以上の良シリーズなので、この作品は気に入った方は続巻を読み進めることをお薦めしたい。 | ||||
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いくらなんでも紙が焼けすぎ、古いとは云え表記に焼けが目立つと 書くべき | ||||
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恥ずかしいことに、50を越す年まで、この作者も作品も知らなかった。耳にした記憶がないではないが、古臭いモノだろうと勝手に決めて遠ざけていた。しかし。。。 これは素晴らしい。少し読んで、慌てて三部作残りを手に入れた。きっと、すぐ必要になると思って。そして、その思いは正しかった。 第二次大戦前夜のベルリンの、頽廃と興奮のないまぜになった混沌の世相の中で起こる殺人事件。 主人公の元刑事の探偵は、アメリカ小説のそれにも似て、クールで孤独で、よくモテる!しかし、アメリカ小説の探偵らに比べ、この時代のベルリンが醸す雰囲気がなんとも言えない。このムード、好きだ。 若干、登場人物のドイツ名前が慣れず、当初苦労したことは事実だが、この大戦前夜のドイツで繰り広げられる人間ドラマは無茶苦茶に面白い。 一作を読み終えたところで、「ドラゴンタトゥーの女」の、最後と同じ気分になる。 彼女は。。。ああ、次にいかなくっちゃ。 | ||||
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第2次大戦前、ヒトラー政権下のドイツ。 良識あるドイツ国民が戸惑いながらも、ナチズムへ国民が巻き込まれていく様子が リアルに描かれていて、その点は非常に良い。また、主人公の私立探偵グンターの発言はイキで心地よい。翻訳小説にありがちな不自然さが全くなく訳者の実力の高さがうかがえる。ただ、ミステリー、謎解きの観点からは、予想しえるものであった点が残念。 | ||||
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