バッキンガムの光芒
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バッキンガムの光芒の総合評価:
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全1件 1~1 1/1ページ
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Ⅰ、Ⅱ、Ⅲを通じて女性作家らしくヒロインの描き方が秀逸で長い小説でありながらどの部分でもストーリーが弛むことがありませんでした。BBCで大河ドラマになりそうな作品でした。 | ||||
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全三巻の大河歴史改変SFはかなりの読書負担。読書バリアフリーのために,ぜひともKindleで読みたい! | ||||
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三部作二話目の『暗殺のハムレット』では『ハムレット』という劇中劇を使ってやった仕掛けを、今度は劇中劇無しで試みようとしたのでしょうか。 実在の人物であり、英国では誰もがよく知るウインザー公と女王陛下という二人に、あまり現実的(リアル)でない、お芝居の中の悪玉と善玉のような定型的な役割を付与して、その周囲を、架空の人物達に複雑でリアルな性格を持たせ、生き生きと動き回らせる、それによって読者に、改変された世界の方が実在(リアル)なのかも、自分達の生きている現実(リアル)は本物(リアル)なのだろうか、と感じさせる意図があったように見えます。 更にもう一つの仕掛けは、一話目からカーマイケルの執務室に飾られていた絵ーー薄暗い黄昏色の風景の中に一人立つ男の絵ーーですが、ラストシーンでは、この絵の中に囚われていたカーマイケルが、春の光の下へと脱け出して来るように感じられます。どちらも上手い仕掛けですが、もう一工夫あってもよかったのではないでしょうか。個人的にはもうちょっとSF色を出した終わり方でもよかったと思います。 とは言え、三部作全体を通して見れば、よくまとまった面白い〈パラレルワールド歴史劇〉でした。 ミステリーファンをも惹き付ける書き方をされていますが、この作者の本質はSF作家なのですね。 | ||||
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ソ連が消滅し、大戦がナチスの勝利に終わった1960年、ファシスト政治が定着したイギリス。イギリス版ゲシュタポ・監視隊の隊長カーマイケルに育てられたエルヴィラは、社交界デビューと大学進学に思いを馳せる日々を過ごしていた。しかし、そんな彼女の人生は、ファシストのパレードを見物に行ったことで大きく変わりはじめる…。 | ||||
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英軍参戦不要論は実際有ります。が、ムッソリーニイタリアですら、ユダヤ絶滅収容所など、作らなかったのが貴族的かつ個人主義のイギリスが簡単にファシズムになるとは考えられない。 米国が情けないが、二方面で勝利した現実と折り合いが付かず、日本もアジアを制しているが、東南アジアに進出した時点で、英米と開戦になるから。 突っ込みどころ満載だが、2までは主人公の、悩みのサスペンスてしても、3はなんなんでしょう。気が抜けました。 | ||||
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かくして、新たな歴史は幕を閉じました。三部作ならではの感慨がありますね。冗長と思われる方もいてもおかしくない、長い歴史の果てという感じでしょうか。文体に味があるわけでもないので、1冊目はつらいですが、3冊目までくれば楽しめます。個人的はめずらしく我慢して読んで最終的に面白かった本になりました。 | ||||
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