英雄たちの朝
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点8.00pt |
英雄たちの朝の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全1件 1~1 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
Ⅰ、Ⅱ、Ⅲを通じて女性作家らしくヒロインの描き方が秀逸で長い小説でありながらどの部分でもストーリーが弛むことがありませんでした。BBCで大河ドラマになりそうな作品でした。 | ||||
| ||||
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
著者名からではわからなかったが、読んでいくうちに著者が女性でないか?と思いはじめ、実際そうだった。出だしの女性同士のやりとりがリアルで、妊娠した女がなぜあれほど勝ち誇ったような顔をしていられるのかの説明は男には到底無理だ。 正直、進行が緩慢で450ページのボリュームは冗漫に感じた。結局それは女同士の争いであり母娘の対立であり、女性読者を楽しませるかもしれないが、男性読者は引いてしまう内容ではなかったか? 主人公のカーマイケル警部補はさほど魅力的には映らなかったが、カーマイケル警部補が三部作全作を通じての主人公のようだ。次作を読み続けるか迷う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
おそらく翻訳家さんは、ブルーベルの花をご存知でなく、植物の名にも疎く、ブルーベリーを花の名だと勘違いされているのでしょう。 ですが、この言葉が出てくるどのシーンを取っても、ブルーベルの花について語っているとしか読めません。そもそも両者は見た目も、その姿からイメージされるものも、全く違います。 些細な翻訳の間違いに目くじら立てなくても…と言われるかも知れませんが、全然些細な事ではないのですよ、これが。 5月初頭の英国田園地帯を代表するものの一つが、森林の樹々の足元を彩り、青空を地に映したかの如くに美しいブルーベルの絨毯です。 主人公カーマイケルの登場シーンで、彼の目を通してこの、一年のほんの一時期しか見られない天国のような光景が描写されることで、物語の進行につれて徐々に大きくなってゆくファシズムの影が、読者の頭の中でより不気味に、より暗く対比されることになるのです。 その大切な花の名を、それも何度も何度も、最後まで間違えては、著者の意図をすっかり台無しにするようなものです。私が著者だったら、マジ怒ります! なので、物語は面白かったけど、星一つ減点。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
歴史改変の傑作との噂の三部作。450ページ、長大な序章といったところ。個人的には200ページくらいまでは退屈で、何回も読むのをやめようかと思いながら我慢して読んだ。中盤くらいからようやく歴史改変の匂いがぷんぷんしてきて、おもしろくなる感じ。次作が楽しみになってきた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
信長が本能寺で死ななかったてな小説を何度か読んだことがあってそれらが全てつまらん小説だったので、これもその手合いかと眉に唾して読みましたら面白いこと面白いこと。まるでこっちが本当の歴史ですよみたいな雰囲気を醸し出しつつ物語は淡々と進んでいきます。ここを退屈だと思う人も多いだろうけど、私はこの淡々さが大事だと思います。イギリスがじわじわ少しづつファシズム化していくムードと重なり合うわけです。大きな変化の前夜の静けさみたいなのが全体を覆っているんですよね。このムードがたまりません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
英国が第二次世界大戦中にナチスと同盟を結ぶという歴史改変小説である。その英国政権の中枢にいるファージング一派で起きた殺人事件。それを追うスコトランドヤーズの 刑事カーライル。英国伝統の推理小説かと思いきや、最後の落ちは読んでるものの消化不良を間違いなく引き起こす結果となる。三部作らしいが、どうも第二話以降 でもこの結果が覆ることはなさそうだ。歴史が改変されていることからくる居心地の悪さと結末の消化不良で正直読んで損した作品。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 13件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|