孤高の検事の気概と執念を描いた、心ふるわすリーガル・ミステリー! 検事・佐方貞人は、亡くなった実業家の書斎から高級腕時計を盗んだ罪で起訴された男の裁判を担当していた。

結成14年のアマチュアロックバンドのギタリスト・姫川亮は、ある日、練習中のスタジオで不可解な事件に遭遇する。

南アルプスの絶景を堪能したウマさんこと相馬刑事は、自殺を図る女性を救った。だがその岩倉貴美子はなぜか黙して語らない。

クリスマス商戦のさ中、デパートのおもちゃ売り場でアルバイトをする十九歳の女性テレーズは、美しい人妻と出会う。

「俺たちは五人だった。今は、六人いる」怪異は誰か。

在日米軍情報分析官、葉山隆を主人公とする本編の第三弾。葉山編、坂下編（「碧き鮫は野に放たれ」）のうちの片方。

能の水上流宗家・和憲には、和鷹、秀美という二人の孫がいた。

人生どん底で失業中のジュールズは、マンハッタンにある高級アパートメントの求人広告に飛びついた。

市井で働くはずが後宮に転属となった新米女子医官、李翠珠。

箱根駅伝を走りたい―そんな灰二の想いが、天才ランナー走と出会って動き出す。

モザンビーク沖の小さな島国セント・メアリー。

当代きってのミステリー作家7人、華麗なる競作!昭和三十九年十月――。

幽霊が映っているシーンがあるといううわさで話題になっているのが、映画『吸血鬼』。

「ざつ旅」スピンオフは、日帰り謎解き旅? 「謎解きのテストプレイをしてみない?」 旅好きな新人漫画家の鈴ヶ森ちかは、担当編集から奇妙な提案を受ける。

突然澪の前から姿を消した幽霊犬の行方は――。

その男は警備の手薄な私立学校に押し入り、銃を乱射した。血は流れ、血は飛び散り、血は鮮やかに周囲を染めた。

数多の世界を越えて、また会いましょう。異能の道具が導く魂の旅。

アメリカ帰りのモダンボーイ秘密探偵・的矢健太郎はモガの代表のような美女から枕絵師の捜索を依頼された。

「パチンコ裏世界のリアリズム、軽妙なキャラクター、凝りに凝った仕掛けの数々と、題材、人物、趣向の三拍子が揃った痛快作」（吉野仁）と選考委員に絶賛された、第8回『このミス』大賞優秀賞受賞作が文庫化します！　パチプロとして日々を送る山岸は謎の美女に見込まれ、大

南青山で交通事故に遭い死亡した男は、「ホトケノオデコ」という謎のダイイング・メッセージを残す。

ＮＹに住むザンティピーは数ヶ国語を操る名探偵。ボストンにあるスパの社長・エドから依頼が入る。

なにげない日常の延長線上に広がる、この世ならざる世界。

これは私が、角川ホラー文庫編集部から依頼を受けた連作短編集です。

脳死状態から臓器摘出が早ければ早いほど成功率が高くなる臓器移植手術。

鷹島珊瑚は両親を看取り、帯広でのんびり暮らしていた。そんな折、東京の神田神保町で小さな古書店を営んでいた兄の滋郎が急逝。

ペットの洋服作りの仕事が軌道に乗ってきた芭子と、パン職人の道を邁進する綾香。

神田明神近く、大通りの外れにいつのまにかできたごく庶民的な飲み屋「浜路」。

…よ、水兵。

今宵のテーマは「ロボットの夜」。ホラー、ミステリ、幻想怪奇、ロマンス…さまざまな意味合いの「夜」が登場します。

団地の2DKで妻と子と暮らす井沢は幸せな日々を過ごしていた。

アイルランド王の娘チェッサは、彼に出会ったとたん、心を奪われた。顔に傷はあっても、クリーブは美しい戦士だった。

特殊能力を持つ天涯孤独の17歳、鳥谷ジュリオ。ギャングのトップを目指すが、大切な仲間を失ってしまう。

安政の大地震、江戸が壊れた。崩れる町、失われるいのち。

むっつり刑事こと音川音次郎警部補は住民票を見て驚いた。

警視庁高井戸警察署の警察官・新海真人は、唯一の家族といってもいい妹を事故で喪った。

ねぇ、銀杏。わたしたちは確かに友達だったよね?わたしが観覧車の幽霊になって随分時間が経ちました。

母方の伯父である北町奉行・遠山景元に直命を下され、隠密廻り同心を務める轟三四郎。

綾子、夕里子、珠美が訪れたレストランを、国友刑事がまさかの張り込み中!捕らえられた男女の容疑は大企業の社長殺害。

秋風だつバラクラヴァ。早朝から床みがきをしていたローマックス夫人は、猫のエドモンドがくわえてきたものを見て仰天した。

姉を殺した七人への復讐に少女は命を捧げた 四方を山に囲まれた田舎町、阿加田町。

病む人がいるなら我々は断るべきではない。

元検事補の女性から、スペンサーは一年半ほど前に彼女が担当した殺人事件の再調査を依頼された。

幽霊を呼び寄せてしまう霊感体質のバスガイド・町田藍。

旅先で間違えたバッグの中には一通の手紙が。

通夜の晩に怪談話をすると死者の魂が蘇るーそんな言い伝えが残る朽無村の名士・古柳哲郎氏が亡くなった。

愛知県犬山市の明治村にある品川灯台で、大京物産の社長・高桑雅文の遺体が発見された。死因は刃物で刺された失血死。

五輪出場に人生を懸けた体操選手に向けられる愛と憎悪。今、運命の跳馬がスタートする。

1999年初夏、親友が重症を負わされ恋人は行方不明となった大学生・崇は、犯人は都市伝説「トレチア」だという確信を深めていく。

銀座中央市場の移転予定地で死体が発見された。被害者は銀座中央市場の仲卸業者の矢口和也。

殺人も辞さない世界的な過激動物愛護団体“DOG”。

山本周五郎は、二人の天下人をいかに見つめていたのか? 多くの時代小説を書き残した山本周五郎だが、その作風からけっして戦国武将を正面から描くことをしなかった。

読む順番によって変わる読後感!長い時を越えて紡がれる小さな恋の回想録。 十二歳の夏を過ごしていた少年・嵯峨ナツキ。

京都駅で保護された女の子は記憶を喪っていた!彼女は毎晩、25時13分に殺されるという悪夢にうなされていた。

傭兵を引退してカリフォルニアにやってきたデズ・リメリックは、ホテルで武装した男たちに誘拐されかけていた女性を偶然助けることに。

鯖縞模様が美しい俺様猫サバと、飼い主である画描きの拾楽が暮らす「鯖猫長屋」に、以前ここで住んでいた戯作者・長谷川豊山が戻ってきた。

あの男の裏切りで友は死んだ。

テレビドラマ・オンエア中に発見された監督の死体。探偵役の主演俳優は密室のスタジオから誘拐。

雪の夜、チンピラ二人組にボーナス袋を強奪され、北岡吾郎の平凡なサラリーマン人生は終わりを告げた。

男は、3年前に別れた妻を救うために、その街へやって来た。「なにからはじめればいいのか、やっとわかったよ。

NPO法人「子供の家」の代表で、虐待・差別・体罰・貧困といった子供の人権救済活動に関わっている河原はある日、SNS上で〈このままだとあたし おばあちゃんころしちゃうかも〉【NAGOYA JK】というヤングケアラーと思しき書き込みを見つける。

〔競馬シリーズ〕最近イギリスの障害レースでは思いがけない大穴が十回以上も続出した。

ミドサマー・イヴに起きた第一の殺人。

万華鏡のごとき変幻自在な謎に 名探偵・浅見光彦が挑む! ルポライター・浅見光彦のもとに奇妙な宅配便が届いた。

「1年に1200人を密室で殺す」警察に送られた前代未聞の犯罪予告が現実に。

警視庁内の仮眠室で、十津川警部の部下である長谷川刑事が拳銃自殺をした。

ここは青い夜露に濡れた甘い匂いの土の国ー狂気の恋に落ちた女子高生、奇妙な絵の修復を依頼された女、不治の病に侵された男、謎のケモノと少年、死んだ人間が見える女…都市の真ん中の城山の周辺で不可解な悲劇に見舞われる人々。

変態する変態助教授・増田米尊のストーキングフィールドワーク中、ターゲットの女性が公園のトイレで惨殺される。

玖珠山中に暮らす刀研ぎの名人「滝の親方」は、小籐次にそっくりだという。

新幹線に乗り遅れたと、東京駅から新潟までタクシーを飛ばした女は、好物のはずの夕食の蕎麦をなぜ残したのか?―「乗り遅れた女」。

美術教師が殺害された事件を追う女刑事。彼女と事件を繋ぐのは、少女の写真をアップしているアングラサイトだった。

中学校教師として多忙な生活を送っていた著者。

将軍の命により信平は久しぶりに上洛、帝から将軍家との縁を一層深めよとの激励を受ける。

延暦十六(七九七)年、京の官人・橘逸勢は修行の旅で讃岐の国の串谷村に立ち寄った。

ミーナら特捜班を嘲笑うように連続する誘拐殺人。次の犯行はいつ? ストックホルムを舞台に犯人との頭脳戦が始まる。

人の顔を奪う怪異・無貌と、名探偵の誉れ高い秋津。二人の過去には、秘められた因縁があった。

後宮の梨壺に引き籠もり、『源氏物語』と『紫式部日記』の執筆に悩む紫式部のもとに、『枕草子』執筆以後、行方が定かでなかった清少納言が現れる。

NYの“ホテル・チャンセラー”22階で、火掻き棒で頭蓋骨を粉砕された男の死体が見つかった。

将軍綱吉の娘、鶴姫が病に倒れた。市中で広まりつつある疱瘡にかかってしまったのだ。

「人の生命は地球よりも重い、というのは嘘でもなければ真実でもない。ただの願望よ」しずるさんとよーちゃんが挑む新たな謎―。

「いい加減で質の悪いヘッドハンターも跋扈(ばつこ)しておりましてね」 父がヘッドハンターの紹介で会社に招き入れた大槻(おおつき)の手によって、会社を追われた鹿子小穂(かのこ・さほ)は、再就職先でヘッドハンターとして働き始めた。

天空城殺人事件で生き残った者が新たな仲間を加えて魔界へ乗り込む。 時を同じくして、監禁場所から消えた一人の『少女』。

第一次世界大戦後のパリ。芸術家が享楽的な日々を送るこの街で、アメリカ人ジェイク・バーンズは特派員として働いていた。

大学生の高木正一は、演劇サークルの友人に思いがけない話を聞かされる。

ミリーが手にしたハウスメイドの仕事。だが、この家は何かがおかしい。

深夜のファミリーレストランで突如、人間が炎上した。その数日後、天王洲では無残に咬み殺された男が発見される。

東京の大学病院で働いていた比嘉篤は、父親の診療所を継ぐために8年ぶりに沖縄に帰った。

呑むほどに酔うほどに冴える酩酊推理！ 女子高の正門前に車を停め、夜の職員室に戻った辺見祐輔（へんみゆうすけ）は憧（あこが）れの美人教師の不審な挙動を垣間（かいま）見た。

巨匠J・D・カーに憧れ、自ら密室殺人を企てる青年。クイーン顔負けの論理で謎を解く老人。

加賀様は悪霊だ。丸海に災厄を運んでくる。

僕の小説の中では もっとも本格ミステリー度が 高い自信作です。

神戸に住む高校生かりんは、祖母の遺品であるドイツ語の本を従兄に訳してもらう。

京都の一角にある「からくさ図書館」は、優しげな館長さんと可憐な少女が二人きりで切り盛りする、アットホームな佇まいの私立図書館。

犯罪計画書と化した解答編のない推理小説=未完図書が引き起こす密室殺人の謎に、謎の少女&ミステリ好きの少年が挑む学園ミステリ!

ドイツが入手した日本の最新鋭戦闘機のデータは、まさに驚愕に価した。ほどなく二人の札つきパイロットに極秘指令が下る。

不慮の事故で命を落としたクリス。彼がたどり着いた死後の世界は「常夏の国」と呼ばれる楽園だった。