トリックスターズD
- ファンタジーミステリ (52)
- 疑心暗鬼 (54)
- 脱出 (172)
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魔術が存在する現代を舞台にしたミステリシリーズ第三弾。 シリーズであり、メタミステリであることを存分に生かした傑作! 前二作を踏まえた大仕掛けと怒涛の伏線回収がひたすら見事で、「ああくそ、やられた!」と口に出してしまったのは本当に久しぶり。読んでいる最中のホラーサスペンス感も楽しく、一人、また一人と学友たちが消えていく展開に、ページを繰る手が止まらなかった。設定の取ってつけたような感じ(設定のための設定感)が多少鼻につくのが玉に瑕だろうか。 それでもシリーズとして折り返し地点で、ますます続きが楽しみ。 | ||||
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「迷路館の殺人」に影響を受けていると思われる作風で完成度は全二作より高いと思います。 ただ、ミステリとしては「本書での解決」か「in the "D"ark のパートが完全な作中作」しか 解答が思い浮かばず、衝撃度は低くなっているのが残念でした。 | ||||
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作中の仕掛けがとても面白い。あえてあからさまに見せることによって 読者をミスリードします。ミステリとしても質が高いですね。ミス研のみなさんが いいキャラしていました。 | ||||
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三日連続の学園祭、その初日。周と凛々子は、推理小説研究会の面々 とともに、闇のようなものに覆われた講義棟に閉じ込められてしまった。 どうやら魔術による結界が張られており、しかも、周たちのなかに 魔術師の息がかかった裏切り者がいるらしいことが明らかになる。 そして、不安と恐怖に満たされた閉鎖空間のなかから、次々と人が消えていき……。 作中作『トリックスターズ』・『トリックスターズL』が存在する ことで読者にメタミステリであることをアピールしている本作。 異なる虚構レベルの世界が境界を浸食する現象――いわゆる〈メタレプシス〉を描いている と読者に思わせておきながら、実はそれが、作者の巧妙なミスディレクションであるというの が秀逸です。 本シリーズ特有の設定である魔術を利用して――いささかの“お手盛り感”は 否めませんが――シンプルながらフェアに伏線が張られ、意外性もある真相を 用意している作者の手際はなかなか冴えています。 その上、作中人物の口を借り、自作の批評までして しまう作者の業の深さ(悪ノリ?)は、筋金入りですw | ||||
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1、2巻をベースに、少しメタ要素も絡めたストーリーになっている。読者サイドから見ると、どちらが真実かを確定することは構造上無理なので、ミステリとしては不完全かもしれないけれど、試みとしては面白いと思う。これで、2巻でも天乃原周に関する事実があいまいのままに置かれたことが生きてくる。 ところで、どうして扇谷いみなは、あの事実を知っているのだろう? | ||||
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