トリックスターズC
- ファンタジーミステリ (52)
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学園祭を舞台に、謎の人物の犯行声明に基づく連続盗難事件が描かれた本作。 米澤穂信『クドリャフカの順番』を彷彿とさせますが、群像劇の規模と密度、 事件と推理の重層性、そして何より、活劇やてんこ盛りのラブコメといった けれん味では、本作に軍配が上がるかもしれません。 盗まれる物品は、金銭的価値はないものの、学園祭には必要不可欠なものばかり。 その関連を探るというミッシングリンク的なアプローチのもと、 次々と仮説が繰り出されていく展開は、読み応え十分です。 とはいえ、本シリーズの主役は、あくまで〈名探偵〉ではなく、〈魔術師=犯人〉。 よって、真相を究明するのではなく、真相を創造することこそがその身上となります。 事件全体を掌握し、ダミーの真相を捏造/創造していく〈魔術師〉の手際に注目です。 さて、本シリーズも、これにて第一部完結。しかし、果たして、第二部が 書かれることはあるのか(笑)? まあ、気長に待っていたいと思いますw | ||||
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学園祭を舞台に、謎の人物の犯行声明に基づく連続盗難事件が描かれた本作。 米澤穂信『クドリャフカの順番』を彷彿とさせますが、群像劇の規模と密度、 事件と推理の重層性、そして何より、活劇やてんこ盛りのラブコメといった けれん味では、本作に軍配が上がるかもしれません。 盗まれる物品は、金銭的価値はないものの、学園祭には必要不可欠なものばかり。 その関連を探るというミッシングリンク的なアプローチのもと、 次々と仮説が繰り出されていく展開は、読み応え十分です。 とはいえ、本シリーズの主役は、あくまで〈名探偵〉ではなく、〈魔術師=犯人〉。 よって、真相を究明するのではなく、真相を創造することこそがその身上となります。 事件全体を掌握し、ダミーの真相を捏造/創造していく〈魔術師〉の手際に注目です。 さて、本シリーズも、これにて第一部完結。しかし、果たして、第二部が 書かれることはあるのか(笑)? まあ、気長に待っていたいと思いますw | ||||
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学園祭最終日。祭に浮かれる佐杏冴奈を不機嫌にさせたのは、かつて魔術師を狩った一族の末裔であり、魔術師保全委員会第三室長のフィラメル・スピノーヴァだった。アレイスター・クロウリー三世の保護を謳う彼は、城翠大学周辺に包囲網を敷き罠を仕掛ける。そしてその仕掛けは、三嘉村凛々子も巻き込んでいく。 一方、その当事者たるアレイスター・クロウリー三世は、天乃原周の下を訪れていた。果たして、学園祭最終日に犯行予告状を送って来たのは彼女か、それとも模倣犯の犯行なのか? 分冊の前半なので、舞台を整えるのが主な役割という感じ。それを、脇を固めるキャラクターたちのエピソードが彩る。この巻の主役は、魔術師以外の、学園祭を楽しむ人々かもしれない。 | ||||
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この作品のターニングポイントとなる巻であり、また主人公である周の成長がうかがえる巻でもあります。 ラストの展開などはまさに圧巻で、思わず時間を忘れて読み入ってしまいました。 今回、周が選び取った道の先にどのような物語が描かれるのか…。 次巻が待ち遠しいです。 | ||||
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うん!とても良い話しでした! ラストはちょっぴり寂しい終わり方だったけど……自分は大満足でした! こんなにハマった小説は久しぶりでした! 続編が出ますよーに! | ||||
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