トリックスターズL
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推理小説を模った現代の魔術師の物語。シリーズ2作目。 | ||||
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魔術が存在する現代を舞台にした特殊設定ミステリシリーズ第二弾。 前回に引き続き魔術が存在する現代を背景に、今回は「嵐の山荘」と化した研究所を舞台にしたクローズドサークルと、魔術に関連した事件が展開される。 どんでん返しの物量(?)に関しては前回に引けを取るものの、その手際は相変わらず鮮やか。世界観とそれから立ち上がるキャラクターがやはり楽しく、すいすい読めておもしろかった。 次回作は世評が高いようなので期待したい。 | ||||
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「真相」は勘のいい人なら事件発生前に見抜けると思うので、「隠蔽するためにどのようなバカミスに仕立て上げるか?」 が最大の焦点なのですが……無理がありすぎるのが残念。 あと、気になったことは ・この世界では焙煎したコーヒー豆をそのまま(冷却せず,豆のまま)サイフォンにかけるのか? ・「魔法陣」とすべきところが全部「魔方陣」になっている でした。後者は世界観からして致命的だと思うのですが…… | ||||
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前作から続いているので、設定などを解説する部分が少なくなり、その分 それらを使った物語の進行と、ミステリに重きが置かれ、骨子のしっかりした 謎解きとなっていました。ミステリの禁じ手を使うことのできる世界で、いかに それをチートにせずに物語を進めるかというのは難しいことと思います。 今ミステリ界のホープと呼ばれているそうですが、当時から基礎がしっかり できていた方なのだなと思いました。 | ||||
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《嵐の山荘》ものなのですが、外部(警察)ともすぐに連絡がつくので、 サスペンス性は希薄。あくまで容疑者を限定するための状況設定と いうところでしょう(また、レギュラーメンバーである佐杏ゼミの面々は、 全員登場してはいるものの、事件に巻き込まれるのは佐杏と凛々子、 そして語り手の周の三人のみです)。 本作では名探偵(佐杏)が、なぜか自主的に“途中退場”してしまうため、 周がなかば強制的に探偵役を務めることになるのですが、周が提示する 物理トリックの解法には苦笑。もちろん「あえて」なのですが、それにしても その場で誰一人、何の疑義も呈さないというのは、さすがに不自然でしょう。 とはいえ、本作の主眼はそうしたハウダニットにはなく、実験の失敗によって はからずも明らかになったある事実に由来するフーダニットとホワイダニット、 及び、それらに基づいて演出される結末のどんでん返しにあるのです。 | ||||
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なんてへたくそな文章なんだろう、というのが第一印象でした。まるで仲間内でほめあう手書きコピー同人誌を読んでいるようでした。 そしてセリフのつたなさ。大根役者の棒読みを聞いているようでした。 各キャラクターの動きもぎこちなくて、各々が自然に動いているという感じではなく、作者の都合で操り人形が動いている感じ。入門したての前座噺家の落語を聞いているようでした。 語り手の「ぼく」の叙述もすさまじくひどいです。 最初の死体が発見されたとき、死体がマスターキーを持っている意味に気づかなかった、とありますが、それまでに半日も探し回って、もはやその部屋にマスターキーを持って閉じこもっていることは明白だったのに、それはないでしょう。 また、密室内を見回し、重要なあるものが「ないらしかった。」と書いています。じゃあ、人間の生存に必要な装置でも設置されているのかと思いました。そしたら、しばらくあとの文で、それは目立たないので「今まで全然気付かなかった。」となっていました。 馬鹿野郎。それなら、最初の文はせめて「見あたらなかった。ないのだろうか。」ぐらいにしておけよ。 探偵が皆を集めて推理を披露する場面のひどさ。おいおい、こんな推理で納得するなよ。どうしたって痕跡が残るだろうが。 こういう形はもちろんあります。「オリエント急行」だってそうです。でも、推理に説得性がないと後が生きてこないじゃありませんか。 なんだかため息が出てしまいます。 この程度で出版してもらえるなら、作家志望者にとってライトノベルというのはおいしい登竜門なんだろうな、と思いました。 | ||||
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