トリックスターズM
- ファンタジーミステリ (52)
- 予知夢 (16)
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語り手である天乃原周の精神的な成長に重点を置いているせいか、これまでにもあった 「魔法とは」「魔術とは」「魔術師とは」に加え「未来視とは」について多く語られています。 ……が、そのためにミスディレクション(叙述上の仕掛け)が露骨になってしまい、 「読み物」として面白い反面「ミステリ」としては平凡になっているのが惜しいです。 なお、今作品でも「魔法陣」と書くべき個所が「魔方陣」となっていたり、 「3年前に亡くなった人物の3回忌のため帰国」などおかしな記述が散見されていました。 | ||||
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学園祭初日終了後、佐杏の研究室で元ゼミ生たちと雑魚寝した周は、 その翌朝、まどろみのなかで、犯行予告とでも言うべき予知夢を見る。 その夢は、被害者の視点で紡がれていたため、被害者が 誰かはわからなかったが、犯人の顔は見ることができた。 今までの経験上被害者は、周にとってごく近しい人間 ――凛々子たち五人――である可能性がきわめて高い。 ――犯人はわかっている。 問題は“いつ”“どこ”で“誰”が 被害者かだ――。 自らの『未来視』という能力に向き合う決心をした周は、コスプレをした 人々で賑わう『マスカレイド』の会場で、未来を変えるべく、犯行現場と なるはずの場所を探し始めるが……。 《被害者探し》を主眼にした倒叙サスペンス的趣向の本作。 レッド・へリング(最有力被害者候補)に読者の目を引きつけようとする作者の誤導が あからさまなので、勘の良い読者なら、逆に、真相が見えやすいかもしれませんが、 サスペンスの“お約束”の演出と捉えれば、わかっていても惹きこまれてしまいます。 シリーズ中、最も短い本作ですが、ミステリとしての趣向がユニークであるだけ でなく、語り手である周の、克己と再生の物語として、非常によくできています。 | ||||
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これまでのように流されるのではなく、自らの意思で選択し行動した、天乃原周の本当の意味での魔術師デビューとなる事件。そして、行動しなかった後悔を抱き続けて来た犯人と、行動して変えることを覚え始めた名探偵見習いの邂逅と見ることが出来よう。 事件を未然に防ぐという、古今東西の名探偵が望みながらも容易に実現できないことが、未来視をキーワードに描かれる。今回はトリック自体は魔術的ではないことも、これまでのシリーズとは少し違う。 | ||||
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トリックスターズは全て読みました。この巻が一番良かった。特に最後が。 とはいえトリックスターズ自体はそんなに面白い作品ではないですけれど。 その中では一番良かった、という意味です。 ぶっちゃけ、初巻とこの巻以外は読まなくていいでしょう。 | ||||
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このシリーズ、前カラ結構スキ!!でしたが・・ 今回は、「犯人はわかっている。問題は:いつ:どこ:で:だれ:が被害者かだ」 っていう しおりに惹かれましたmm!! 犯人が既にわかっている 小説!!ぅぅ〜〜ん!!ミステリってマス!! | ||||
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