ミステリクロノ2
- 拳銃 (222)
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慧たちと同学年の優等生松永貴也は、なぜか 半年分の記憶をなくし、不登校になっていた。 それがクロノグラフ『メメント』による、人為的な 記憶操作だと考えた慧たちは調査に乗り出す。 メメントで松永の記憶を奪った犯人は誰なのか? そして犯人の動機とは……? 第六章以外の章の前には、犯人とおぼしき“ショウジ” なる人物による「モノローグ」が挿し込まれています。 この叙述の仕掛けで、読者をミスリードしていく作者の手際が実に巧妙です。 また、慧たちの調査により、松永の“消去された半年間”にあった出来事が徐々に 明らかにされ、隠されていた人間関係や犯罪が浮き彫りになっていく展開も秀逸。 追い詰められ、鬱屈していた松永の心理の軌跡を克明に描き出しています。 そして、何といっても最後の最後で炸裂するどんでん返しには完全にやられました。 他者に対する「善意」の欺瞞性や傲慢さ――その醜悪さを自覚した慧が、 苦悩と葛藤を深める幕切れは実にほろ苦く、忘れがたい余韻を残します。 | ||||
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穂吹武臣の中学時代の友人である秋永貴也が不審な状況で不登校になっていることを知り、様子を見るべく彼の自宅を訪問した遥海慧たち。そこで出会った秋永貴也は、半年の記憶を欠落させていた。阿部真理亜の情報から、1年以内の記憶を消失させるクロノグラフ・メメントがかかわっている可能性が高いと判断した慧たちは調査を開始する。 本人の記憶がない中で調査は困難を極めると思われたが、秋永の彼女である羽澤明里の証言を得ることができ、3人の怪しい人物を突き止めることができた。彼らのうち、誰がメメントを所有しているのか、そして、何のためにメメントを使用したのか? 夕凪が情報を収集することで丹念に証言を積み重ね、推理を展開してメメントの所有者の下までたどり着くが、そこで当初の動機がくるりと反転し、得られた事実からは意外な真相が明らかになる。 初めのほうに出てくる少しの言葉遣いが、最後で真相を暴くキーになるところが緻密にできている。天使の道具よりも、人間の精神の方がよほど恐ろしいという印象を受けた。 | ||||
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自分がターゲットにした人の記憶を消せる道具が今回出てきます。今回も前巻同様人間の 愚かな欲望が出てきます。なぞ解きはよりパワーアップしているように感じました。読み 終わった後にすごい充実感を感じました。(それほど内容が詰まっていた) しかし主人公は頭良過ぎではないでしょうか?仲間がいるにもかかわらず一人事件解決に 突っ走って推理していく様子は、普通の高校生とはかけ離れしているような感じさえ抱き ました。 | ||||
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この巻を一言で言うと、 「書いてある事全てに意味がある!」 と読んでいる最中にふと思った。 個人的にこのシリーズはオススメ。 | ||||
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