七花、時跳び! Time‐Travel at the After School
- タイムトラベル (143)
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主人公・柊和泉が、突然タイムトラベル能力に目覚めた後輩・七花蓮と共に、過去や未来に行ったり来たりするSFラブコメ 柊が軽い性格、七花がマジメな性格で、柊がイタズラを思いついては七花を唆してタイムトラベルをしたり、あるいはちょっとトラブルが起きてはタイムトラベルで解決しようとしたり、という展開が終盤まで続く やがて2人がタイムパラドックス問題に思い至り、柊が「未来が決められているなら何をしても意味がない」と悩み、同時に大きな問題と接することで柊らしい解決を得るというカタルシスの書き方は見事 中盤はやや予定調和で退屈だったが、終盤が息を付かせぬ展開で、あっという間に読み終えていた どれだけ振り回されてもなんだかんだで柊に付き合ってしまう七花がとにかく可愛く、未来の七花を知るともっと可愛く思えて、けれどもたまに怖いところもあり、すっかり魅了されてしまった 柊も、軽くて適当な言動で場をかき回すばかりではなく、最後にしっかりと見せ場で魅せてくれて、読後感がとても良い タイムトラベルを身近な話に落とし込んでいておもしろかったが、もっと非日常を感じるような話を期待していたので、そこが少し残念だった | ||||
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まぁ話としてはよくありますね。 ちゃんと時間跳躍物としてエッセンスは盛り込まれている。 だけど、時間跳躍+学園というと やはり高畑京一郎さんの「タイム・リープ あしたはきのう」が思い浮かび。 そちらの緻密さに比べると こちらはとても軽い印象を受ける。 登場人物たちもそんな明るい。おちゃらけた? 感じの人が多い事からも、こういった軽い書き方とマッチしているので悪くは無い。 正直、トリックスターズシリーズやミステリクロノシリーズを書いている 久住四季さんにしては、軽すぎるきらいのある書き方だなぁとおもった。 これら前作のような綿密な設定の下に書けばまた違った味を見せたかもしれない。 まぁ、あとがきを見ると分かりますが。 久住さん。この書き方を好きになってしまっては危険かもw!?と思う | ||||
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結構評価が高い作品だったので読んでみました。 内容を簡単に言うと、ヒロインの七花があるとき突然、タイムトラベルできるようなり、主人公柊がそれを悪巧みする話です。 最後の方までギャグが多いですが話はしっかりしていて、確かに面白い話です。 続きがあってもいい作品だと思います。 | ||||
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タイトルは、おそらく梶尾真治の『つばき、時跳び』をもじったもの。 本作は、将来の目標など特になく、退屈な日常を送っていた高校生の僕こと 柊和泉と、その後輩でなぜか突然タイムトラベル能力を身につけてしまった 七花蓮の二人が、タイムトラベルのたわいもない“実験”を行うことによって 巻き起こす騒動を描いた、連作短篇形式のラブコメ・タイムトラベルSFです。 作者は、ラノベ界隈では希少な本格ミステリの書き手で、本作同様、〈時間〉 を扱った《ミステリクロノ》シリーズでは、シリアスなテーマと高度な謎解きを 見事に両立させています。しかし、本作にはミステリ色はほとんどありません。 いかにもラノベらしいベタなラブコメや、ヲタクネタ(『逆襲のシャア』が 多い)の投入など、ユーザーフレンドリー(?)な作品となっています。 とはいえ、ラストでは、SF的設定を活かし、青春小説として の落とし前をきっちりつけるあたり、さすがだと感じさせます。 | ||||
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タイトルは、おそらく梶尾真治の『つばき、時跳び』をもじったもの。 本作は、将来の目標など特になく、退屈な日常を送っていた高校生の僕こと 柊和泉と、その後輩でなぜか突然タイムトラベル能力を身につけてしまった 七花蓮の二人が、タイムトラベルのたわいもない“実験”を行うことによって 巻き起こす騒動を描いた、連作短篇形式のラブコメ・タイムトラベルSFです。 作者は、ラノベ界隈では希少な本格ミステリの書き手で、本作同様、〈時間〉 を扱った《ミステリクロノ》シリーズでは、シリアスなテーマと高度な謎解きを 見事に両立させています。しかし、本作にはミステリ色はほとんどありません。 いかにもラノベらしいベタなラブコメや、ヲタクネタ(『逆襲のシャア』が 多い)の投入など、ユーザーフレンドリー(?)な作品となっています。 とはいえ、ラストでは、SF的設定を活かし、青春小説として の落とし前をきっちりつけるあたり、さすがだと感じさせます。 | ||||
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