キミとは致命的なズレがある
- ライトノベル (149)
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今の時代に向いてる内容じゃないな… というかこういったラノベで売れてるのを見た事が無い。 好きな人には刺さると思うんだが… | ||||
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よもやこのライトノベルが、今現在公開中の2作同時公開アニメ映画のネタ元になろうとは、誰しもが思いもしまい。 このライトノベルは、書き出しのエピローグにすべてがある。書き出しのエピローグ部分を後から読み返すと、女言葉で書かれていることに気がつく。主人公の視点ではないし、男の言葉口調ではない。 ライトノベルのくせに、上手い演出をしている。 これの何が僕愛/君愛に繋がってるいるのか、ということに関してだが、それは必ずしもアインズヴァッハの門に限ったことではない。むしろ、アインズヴァッハの門というのは、ただそこに存在するとされるだけの概念に過ぎない。 主人公が真実へとたどり着く過程において、存在しなかったハズのモノが存在していた事実にまず主人公が打ちのめされ、そして存在していたハズの事実が実は存在していなかった事実を知り主人公が驚愕する。この相反する存在と非存在の概念によって、主人公はようやく、それが何者であるのかを知る。―読者もしかり。読者は、突然馬脚を現したソイツが、いったいどのページから出てきたのか、と夢中で過去のページを読み漁るだろう。しかし、それまでのページにヤツは存在していない。そこに確かにいたにも関わらず。ふと思い直してエピローグを読み返したとき、そこに違和感を感じるだろう。何の変哲もないはずの、物語の導入部分に。 これはまったくもって、私としてはオーウェルの1984年に次ぐ戦慄さを秘めているライトノベルであった。確かに、影響を受ける、のもわかってしまう。それが2作同時に放映してしまうようなアニメ映画の火付け役になってるわけだから。 まぁ、どんでん返しを期待しているようなたぐいのつまらん人には、このすばらしさはわからんだろうね。 | ||||
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もう一度読み返すことがあるか、と問われると微妙な感じです。個人的には面白い(笑いに限らず)と言うよりは、ある特定分野の用語が多用されている知的好奇心を惹き付けるものという認識の方が強く、そういうものを渇望しない限りは読み返すことが無いかと思います。 物語としては終わり方に関して不完全燃焼的なものを感じるのと、サブキャラクターの1人の振る舞いが中途半端に感じられ作者が何をさせたかったのか疑問に思えました。 | ||||
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※ネタバレ無し 著者の次作、"俺が生きる意味"からこちらに辿り着きました。 内容としては、暗いサスペンス物で、叙述ミステリを含んでいます。視点が"信用できない語り部"に置かれた、高い技術力を感じる作品でした。 最後まで読まないと腑に落ちないと言う点において、この小説を見つけ出した編集者のファインプレーが光る作品です。 また、現実の心理学(集合的無意識)に絡めて空想の心理学(アインズヴァッハの門)を織り交ぜているため、妙に現実感があり生々しさを感じさせます。 星-2について 惜しむらくは、登場人物の会話内容が現実に則しているように感じられない部分が多い点です。 キャラの会話がお芝居のように感じられ、会話分の語尾のくせが強い(感嘆符や促音の多用)ため、冷める読者もいるかもしれません。 このくせは次作でも同様なので、著者が意識して多用しているのでしょうが、会話の臨場感よりも"そう言わせている"わざとらしさが目立ってしまっています。著者の技術力が悪い方向に働いている部分だと感じられました。 評価点である空想の心理学においては見識の深さとともに、くどさ(意図しない知識のひけらかし)も感じられるため、読者を選ぶ作品でもあります。 また、地の文でも表現の粗が目立ちますが、この点は処女作と知っているかで評価が分かれるでしょう。 作品そのものにはシリーズ化できるポテンシャルがあったと思いますが、売れ行きが伸びなかったのか、作者がキャラをリアルに感じられなかったのか、単巻完結です。 "たられば"になってしまいますが、編集と協議して、より洗練された作品に仕上げていれば神作になっていた魅力があります。 ライトノベルというよりは文芸寄りな作風であり、見るものを選ぶ一方、努力と才能を感じる力強い作品でした。 | ||||
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文章力、構成力、 一気読みさせてくれました。 時間がないし飽きっぽいので、なかなか一気読みできる本がないのですが、 これは面白かったです。 深みがないと言う方もいましたが、私には、 深みよりも必要なものが揃っていました。 ただ、刺激が強いかもしれません。 | ||||
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