こうして彼は屋上を燃やすことにした



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初公開日(参考)2011年05月
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長編小説

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こうして彼は屋上を燃やすことにした (ガガガ文庫)

2011年05月18日 こうして彼は屋上を燃やすことにした (ガガガ文庫)

彼氏にフラれた私・三浦加奈は、死のうと決意して屋上へ向かう。けれどそこで「カカシ」と名乗る不思議な少女、毒舌の「ブリキ」、ニコニコ顔の「ライオン」と出会う。ライオンは言う。「どうせ死ぬなら、復讐してからにしませんか?」そうして私は「ドロシー」になった。西の悪い魔女を殺すことと引き替えに、願いを叶える『オズの魔法使い』のキャラクターに。広い空の下、屋上にしか居場所のない私たちは、自分に欠けているものを手に入れる。第5回小学館ライトノベル大賞・ガガガ大賞受賞作。心に残る、青春ジュブナイル。(「BOOK」データベースより)




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No.27:
(5pt)

思春期の心の問題と、それらに向き合うカタルシス

小学6年生の時に読んだこのラノベを、大学4年生になって改めて読んだ。

初めて読んだ当時は、ただ、いじめや問題を解決するだけのスッキリ小説のようなものとして認識していたが、今になって読むと思春期特有の他者へ対する期待と不安、その他心の問題などについて一つづつ向き合っている小説で、爽やか過ぎない読了感があった。

幅広い人におすすめできると思う。
こうして彼は屋上を燃やすことにした (ガガガ文庫)Amazon書評・レビュー:こうして彼は屋上を燃やすことにした (ガガガ文庫)より
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No.26:
(5pt)

救済も期待できない中で生きる方向を自分で掴んでいく、弱い若者たちへのエール

カミツキレイニー氏の『黒豚姫の神隠し』が素晴らしく面白かったので、作者の出発点といえる本書を読んでみました。
完成に5年の違いのある両書がどちらも『オズの魔法使い』がベースにあって、特にこちらでは登場人物まで、ドロシー、ライオン、カカシ、ブリキのあだ名で、まさにそんなキャラを背負って青春と格闘しています。信じていた彼に振られて自殺を試みるドロシーは飛び降りようと上った高校校舎の屋上でライオンたちと出会います。彼ら彼女らも死んでしまいたい苦しい過去を抱えているようで、過去の清算、復讐に進んでいくのですが、ドロシーにかき回されて、いろいろ余計なことが発生します。さて、4人の結末やいかに。
普通の、弱い若者たちが、悪い奴らに傷つけられ、救済も期待できない中で、どう生きるか、あるいはどう死ぬか、あくまで彼らの目線で綴った今の物語は、普遍的なものを捉えていて、多くが読み捨てられていく小説たちの中でもしっかり残っていく良作だと思います。
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No.25:
(5pt)

懐かしい青春

どのキャラクターも高校生らしさが出ていてよかったです。
その歳にはやや重すぎる悩みを、彼女らなりにもがきながらも行動して解決する姿が昔の学園ラノベっぽくて懐かしかったです。
主役が女の子視点なのも新鮮でした。
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No.24:
(3pt)

オズの魔法使いの良さがわかる。

余計なものを削ぎ落とした文章。
しっかりと収束していく展開。
『オズの魔法使い』ありきの話であることと、
そんなことくらいで死んだり殺したりしたくなるか?と
いう二点が気になった。
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No.23:
(4pt)

まさに青春小説

とにかく話の構成が上手い。屋上メンバーの個々の話が1つにまとまっていく様は読んでいておおお!と思った。
最初、ドロシー?と思ったけど、主人公は見事にドロシーの役割を果たしてました。銀の靴からこれかぁ!と思わず綻んだ。
カカシとライオンとブリキも凄く魅力的。
本文にタイトルが出た時はなるほど、と感心した。

読後もすっきりします。青春小説としては本当にいい。かなりのオススメ。
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