トリックスターズ



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初公開日(参考)2005年05月
分類

長編小説

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トリックスターズ (電撃文庫)

2005年05月31日 トリックスターズ (電撃文庫)

その魔術師は、にぃと笑って言った。ゲームねぇ、なかなか面白そうじゃないか―。ゲームと称する、その予告は大胆にして唐突なものだった。『我は、今この会場内に集まった諸君の中から生贄を選定し、処刑することをここに宣言する』と。不可解な予告がはたして真実となったとき、舞台となる城翠大学は混乱の渦へと落下していく。加速する猜疑、恐怖、狂乱。だが、美しき女魔術師は、巧妙なる欺計を鮮やかにそして皮肉げに解き明かす。そしてゲームは誰もが予期せぬ結末へ。これは推理小説を模った魔術師の物語―トリックスターズ登場。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.50pt

トリックスターズの総合評価:7.86/10点レビュー 21件。Bランク


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No.2:
(6pt)

トリックスターズの感想


▼以下、ネタバレ感想

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氣學師
S90TRJAH
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

トリックスターズの感想

『これは推理小説を模った魔術師の物語』

事件や謎が生まれて、魔術師や魔法が存在する世界なのですが、ミステリやファンタジーと区別ができない物語。ただ『本格ミステリ・ディケイド300』に掲載されていますのでミステリとして認識されている本ですね。当時ミステリとして不思議な影響を与えた作品なのだと思います。あまり見かけない特殊設定本です。

最初の事件は、学園の屋上で行われた顔を潰された被害者の謎。屋上へ向かった犯人の姿は監視カメラになく、被害者も一命を取り留めた。視線の密室や、何故とどめを刺さなかったのか?といった犯行理由の推測などミステリ模様は豊富。

読者は魔術が存在する世界の為、魔法で何かできるのではないか?と考えようとします。
ですが、その魔術が一体何なのか全貌が説明されていません。その為、魔術で出来る事・出来ない事が不明で、論理的に事件を考える事ができず、傍観者の気分になってしまうのが残念。

ただ、このモヤモヤした感覚は、終盤のある事柄に対して効果的なので、まったく悪いわけでは無いですね。ややこしい事をしているのに、雰囲気が軽いから、なんとも不思議な作品に仕上がってます。

文章は読みやすく、学園もので明るい作風は楽しめました。佐杏先生や主人公のキャラが特出していて良かったです。反面、他のゼミの子達の区別が分かり辛かったのが難点ではありますが。。。

変わり種で楽しめたので、続編も読んで見ようと思いました。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
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No.19:
(5pt)

手を変え品を変え

特殊設定ミステリシリーズの第四弾。
毎回手を変え品を変え、様々な物語が展開されてきたけれど、今回の趣向は「犯人が先にわかっており、一体いつ、どこで犯行が行われるのか?」という謎。謎解き自体はやや小粒ながらも工夫があってぴりりと辛く、何より主人公の内面的成長が確かな手触りでもって描かれており、いよいよ迎えるクライマックスへ否応なく期待が高まった。
巻末に短編が収録されており、こちらはいわゆる「日常の謎」を扱っている。小粋な伏線と回収がばっちり決まった良作で、本編で足りなかったロジックの楽しさがきっちりと味わえ、嬉しい驚きがあった。
トリックスターズ (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:トリックスターズ (電撃文庫)より
4840230641
No.18:
(3pt)

そもそも魔術とミステリのコラボは成り立つのか

大学で起こると予言された殺人に挑む主人公とゼミの仲間と先生のお話。
斬新な組み合わせだとはおもいますが魔術とミステリのコラボという設定は漫画とかラノベみたいでちょっと苦手です。ただ文章が読みやすいのかすらすらっと3時間ほどで読めはしました。
でも、そもそも魔術というものがどんなものなのかも分からないですし、どんなことが可能かというのも後出しジャンケンのように好きに設定できるのであれば、謎解きは考えるだけ無駄という結果になり、実際どれだけ凝ったミステリが描かれていたとしても、魔術を前提に置くことであまり意味がなくなってしまっているのではないかなあ、と。
両者の両立はなかなかに難しいように思えました。
トリックスターズ (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:トリックスターズ (電撃文庫)より
4840230641
No.17:
(5pt)

わくわくできる世界観を備えた特殊設定ミステリ

魔術が存在する現代を舞台にした特殊設定ミステリシリーズ第一弾。
「魔学は現代では復興の最中」「国内では非常にマイナーな学問」という歴史を背景として持ち、現実とほとんど変わらない社会に「魔術」が存在するという設定に違和感がないのがいい。それ自体で充分わくわくできる世界観だが、それが特殊設定のためというだけのものでなく、キャラクターにしっかりと影響を与えているのもgood。
「現代では魔術師は世界に数人しかいない」「魔術にも不可能はある」という制約で、ミステリを成立させた工夫もお見事。デビュー作の若書きゆえかやや粗もあるものの、これでもかとばかりのどんでん返しで非常に楽しめた。
トリックスターズ (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:トリックスターズ (電撃文庫)より
4840230641
No.16:
(5pt)

久しぶりに読み返した❗

面白い。最後のなぞは当時からもよくミステリーを読んでいたので、わかっていたが、それを含めても面白い。
これが気に入る人は、西澤保彦のミステリーもおすすめです。
トリックスターズ (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:トリックスターズ (電撃文庫)より
4840230641
No.15:
(5pt)

はまりました

いかにもラノベという感じの表紙だったのですが、同作者の「星読島に星は流れた」が良かったので手に取ってみました。
ハマりました。一気にシリーズ全作読みました。
SF的世界観なのですが、その定義がしっかりしていて紡ぎだされる世界観にやられました。
トリックスターズ (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:トリックスターズ (電撃文庫)より
4840230641



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