(短編集)

手焼き煎餅の密室



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手焼き煎餅の密室 (創元推理文庫)

2009年08月30日 手焼き煎餅の密室 (創元推理文庫)

親友・直海の祖母の家を訪ねたら、台所に見知らぬ少年が忍び込んでいた!煎餅を盗もうとしていた彼は、家主に見つかり慌ててとんでもない行動に…(表題作)。美波の家の隣に建つ洋館に住む水島のじいちゃんは、身近で起こる様々な事件の真相を、聞いただけでズバリ言い当てる。表題作を含む五編収録の、ライトな本格ミステリ短編集。大人気「美波の事件簿」シリーズ、前日譚。 (「BOOK」データベースより)




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No.4:
(2pt)
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物語の始まる前

『天使が開けた密室』、『龍の館の秘密』、『砂の城の殺人』に続くシリーズ第4弾。雑誌『ミステリーズ!』連載の短編4本に、裏話的なエピローグ1本を付け加えて一冊にしたもの。
 シリーズ第4弾ではあるが、時系列的には『天使が開けた密室』の前の話になる。「水島のじいちゃん」がまで生きており、探偵役を務める。美波や修矢の身のまわりで起こる小さな事件をじいちゃんが解き明かすことで、陰惨な真相が明らかになるという構成。
 しかし、いろいろな側面で不満の残る本であった。ご都合主義的、思わせぶり、不要なディテールが多い、本当に成立するか疑問、結末に納得がいかないなど。
 ミステリとしては、かなりひどい出来の一冊と思う。

手焼き煎餅の密室 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:手焼き煎餅の密室 (創元推理文庫)より
4488466044
No.3:
(4pt)

“美波の事件簿” シリーズ、初の短篇集

『激アルバイター・美波の事件簿』シリーズの第4作にして、初の短篇集。収録された5篇はいずれも、シリーズ第1作『天使が開けた密室』事件に先立つエピソードで、主人公“倉西美波”とその親友“立花直海”はまだ中学生。“倉西美波”らと、もう一人の親友になる“西園寺かのこ”とは出会う前で、前作まででは謎解き役を任される“藤代修矢”ともまだ面識が無い。そしてなにより、倉西家の隣の洋館の主、“水島啓輔”老人がまだ存命という設定。扱う事件は、死人が出たエピソードもあるものの、推理小説にしては全般的に可愛らしい事件ばかりなので、その意味ではミステリ・マニアには物足りないかもしれない。だが、いずれのエピソードも推理小説としての構成がしっかりしていて、まさにミステリの王道を行く作品ばかり。そして何より、シリーズのレギュラー・キャラクターの内面が、前作までよりもより深く描かれている。特に、先のシリーズでは“ヒネた大学生”であり、ヒロインの“倉西美波”を守る騎士であり、探偵役を務めた“藤代修矢”のナイーブな内面を描いた高校時代のエピソードは、シリーズの愛読者なら必読であろう。巻末の解説に拠れば、本シリーズは『ミステリーズ!』誌に連載中とのことで、近い将来に続編が拝読できることと期待している。
手焼き煎餅の密室 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:手焼き煎餅の密室 (創元推理文庫)より
4488466044
No.2:
(4pt)

シリーズ前日譚

現在(2010年7月)、「美波の事件簿」シリーズは本著を除き3作が出版されている
この3作は、スペインで行方不明になった父親を探しにいく為の費用をアルバイトで稼ぐ高校生の美波が主人公となっている
そして、3作目で父親との再会を果たし、シリーズはひと段落した
本作は、それらの前日譚的内容の短編5本を収録
また、最後にこれらの短編がひとつに繋がる趣向も凝らされています
キャラがしっかりと立っている点が、このシリーズの長所でもあり、短所にもなっていたように思います
しかし、本著では各キャラクターの肉付けに成功しており、より深みが増しました
今後が楽しみなシリーズです
手焼き煎餅の密室 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:手焼き煎餅の密室 (創元推理文庫)より
4488466044
No.1:
(4pt)

《美波の事件簿》シリーズの前日譚にして、第一短編集

美波の家の隣に住む「水島のじいちゃん」が安楽椅子探偵となり、
美波や修矢が遭遇した奇妙な事件の謎を解く、シリーズ前日譚。
先行作では語られなかった、さまざまな事実が明かされており、それによって一人
ひとりの登場人物が掘り下げられ、シリーズとして、奥行きが出たように感じます。
また、ミステリとしては、丁寧な手がかりをもとに、手堅い推理を展開していく正統派で、
基調は《日常の謎》ですが、相変わらず律儀で基本に忠実な物理トリックも好印象です。
◆「旧体育館の幽霊」
◆「手焼き煎餅の密室」
◆「回る寿司」
◆「熊の面、翁の面」
◆「そして、もう一人」
  水島のおじいさまが解決された、四つの事件の話を聞いた「わたくし」は
  ひとつの結論に至る。「この物語、まだ全体が完結してはおりませんよね」
  そして本作は、創元推理文庫における連作短編集
  定番の趣向によって、締めくくられることになります。
手焼き煎餅の密室 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:手焼き煎餅の密室 (創元推理文庫)より
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