教え子殺し:倉西美波最後の事件
- 復讐 (158)
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一度も生身で登場しない人物を、登場人物の会話だけで予想するのは困難です。 結局主人公の女教師があーでもないこーでもないと事件の真相を暴くのに大半が使われ(←それでも真相が出てこないから只の読み損)最後の最後に名探偵の婚約者が突然帰国で現れてチャチャっと事件を解決してハイ終わりw 二転三転するストーリーの前に人物描写をしっかりと。いやそれ以前の問題で話に登場させてくださいよw | ||||
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谷原秋桜子さんという名前は知っていましたが、今までに作品を読む機会はありませんでした。シリーズものの最終章という位置づけらしいので、少し心配でしたが、読了した素直な感想として、単独の作品としても充分に読み応えのある傑作だと思いました。物語は主に主人公の教諭・美波と、彼女のクラスの生徒・智という二つの視点で語られますが、後者が曲者で、いくつか隠された秘密があり、読み進めていっても、どうも正体がわからない。やっと判明したと思ったとたん、強烈な仕掛けが炸裂し、まず仰天しました。そして、それらに、教え子殺しを告白する謎のメールが断片的に挿入されていくのですが、そこにもまたとんでもない……しゃべりすぎると、驚きが減りかねないので、ここらでやめますが、書体を変更してあるその部分は一言一句気をつけてお読みになることをお薦めします。 エピローグはこれまでのシリーズの読者に対するサービスのようで、雰囲気ががらりと変わりますが、そこが目当ての方にとっては大いに楽しめるでしょう。新たな登場人物が何人かいて、私はほんのちょっとだけ戸惑いましたが、最後の大オチはなかなか秀逸でした。マニアではないからわかりませんが、こういうオチは今までになかったかもしれません(笑) | ||||
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