高座の上の密室
- 太神楽 (1)
- 手妻 (1)
- 神楽坂倶楽部シリーズ (3)
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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本書は、「神楽坂謎ばなし」の続編と言うことで、文庫書き下ろしとして刊行されましたが、前作の「神楽坂謎ばなし」は未読です。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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設定も、問うs上人物も、ストーリーも、すべて、おもしろい。 | ||||
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愛川さんでなければ書けない世界です。ひきこまれました。特に父・寅市のセリフがいい。いかにも江戸っ子である。 ただ「鈴虫と朝顔」で 「(太神楽は)演目全てが神事で それぞれおめでたい意味がある。」(214ページ)というのに「もしこれが炭団なら 縁だけ真っ黒になっちゃう」と鏡之進が舞台で口走るシーン(253ページ)がある。どうして こんな不吉な言葉を演者が言うのだろう? | ||||
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前作は、まあ、シリーズの導入部としてはよくできていますという程度。演芸ファンはともかく、本格ミステリーの愛好者としては、多少物足りなかった。続編もこんな傾向なんだろうなと思い、あまり期待しないで手に取ったら……いや、まんまとやられました。葛籠抜けの手妻の最中に、中に入っていた子供が高座の上から消え失せ、しかも、手妻師はなぜか失踪。しかも、放り出していった葛籠を調べてみると、何の仕掛けもない。二重三重の不可解状況を合理的に解決する「高座の上の密室」もいいが、若手の太神楽師が自分の将来を決める大事な高座で、なぜか師匠である父親の言いつけに背く動機をミステリー的に読み解く「鈴虫と朝顔」の方が、私には好みだった。日常の謎と呼べるかもしれないが、展開がスリリングで、飽きない。あと、とにかく、三毛猫のマコちゃんが可愛かった!! 次も大いに活躍させてほしい。 | ||||
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