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手がかりは「平林」: 神田紅梅亭寄席物帳
- 神田紅梅亭寄席物帳 (4)
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「カイロウドウケツ」は作者のひとりよがり。自己満足で退屈だった。(それにしてもプロのライターが書いたとすぐわかるやらせレビューは相変わらず多い。投稿者名もうもう少し凝ればいいのに) ところで愛川氏の作品は人物が登場するたびに、その服装を克明に描写するのが特徴である。ストーリーとは関係ない。これを読むたびにうんざりする。素人さんの文章のようだ。 | ||||
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このシリーズは全作読んでいるので今回も楽しみに購入。 お伝さんという前作からのキャラクターの成長物語という新たな軸が生きている。 何より、落語界をこれだけのリアリティを持ちながら語れる作者の力量と努力には敬服する。 用語などの説明が丁寧で分かりやすいのも、作者の落語愛の顕れであろう。 しかしまた今回は徹底した本格ミステリー仕様の作品で、驚くやら呆れるやら。 読後に何度も頁を繰って確認した。 これが作者の書きたかった「本格謎解き落語小説」ってことか。 良い作品は映像が目に浮かぶが、このシリーズは私の中では人物が実在しているかのように感じる。 作者の術中に嵌ったのかな。 しかし、是非ドラマなどで映像化してほしい作品である。 | ||||
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前作が5年も待たされたのに、今度は1年かからずに新作が出ました! 今回も2編収録されていますが、まず「手がかりは平林」は全編がすべて伏線という本格ミステリーの教科書のような作品。論理性に優れているし、結末も意外性がありますが、「平林」の「イチハチジュウノモクモク」がなぜ「モクモク」から横書きになるかとか、「ヒトツトヤッツデトッキッキ」の「デ」は文法的におかしいとか、途方もなく些末な点を問題にして、それらがちゃんと事件解決に結びつくところがすごい、というか、この作者の頭の構造は普通じゃないと思いました。2本目の「カイロウドウケツ」はオリジナルの新作落語を下敷きにした、呆れるほど凝りに凝った作品。読んでいるうちに頭がこんがらかってきましたが、明かされてみれば、とてもシンプルな謎で、これまたびっくりしました。全体として、弟子のお伝ちゃんの成長物語になっているところもいいですね。「平林」のラストでは、前作を読んで、設定を知っているはずなのに、それでも驚き、うるっとしました。シリーズ未読の方は、最初にこの作品から読むのが一番お得かもしれません。 | ||||
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