黄金餅殺人事件 昭和稲荷町らくご探偵



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初公開日(参考)2018年10月
分類

長編小説

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黄金餅殺人事件-昭和稲荷町らくご探偵 (中公文庫)

2018年10月23日 黄金餅殺人事件-昭和稲荷町らくご探偵 (中公文庫)

古典落語の名作「黄金餅」を彷彿とさせる怪事件が雪の東京で発生した! 落語界の大看板にして名探偵・八代目林家正蔵が謎に挑む痛快落語ミステリー第二弾!(「BOOK」データベースより)




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黄金餅殺人事件 昭和稲荷町らくご探偵の総合評価:8.80/10点レビュー 5件。Bランク


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No.5:
(5pt)

落語が好きになります。

山前譲さんの『落語ミステリー迷宮亭」の解説の中で、紹介されていたので購入してみた。
いや、面白いな。落語に詳しくなくても、落語が好きになるよ。
黄金餅殺人事件-昭和稲荷町らくご探偵 (中公文庫)Amazon書評・レビュー:黄金餅殺人事件-昭和稲荷町らくご探偵 (中公文庫)より
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No.4:
(5pt)

落語と現実の事件が絡みあう!

落語好きの僕は落語界を舞台としたミステリーが大好きである。
愛川晶のシリーズだけでなく、大倉崇裕の「三人目の幽霊」シリーズも「オチケン」シリーズも、北村薫の「円紫さん」シリーズもほとんど読んでる。

どの作家も好きだが、一番好きな作家となるとやっぱり愛川晶である。
その理由は、単なる舞台として落語界を描いてるだけでなく、落語の内容にまで深く踏み込んで描き、時には落語の内容がミステリーとつながってたりするからである。
その代表が「神田紅梅亭」シリーズであり、落語の内容を深く掘り下げてそれが現実の事件に絡んだりする。
そのへんが落語ファンとしてはたまらない。

前回「高座のホームズ」というタイトルのもと新シリーズとして始まった「昭和稲荷町」シリーズであるが、僕は前作はそれほど評価はしていなかった。
しかし、今回はっきり前作を超えたと思う。
「黄金餅」や「伽羅の下駄」などの落語が現実の事件とうまく絡み合っていて、著者の本領発揮だと思った。
「やっぱり愛川晶はこれじゃなきゃな」と嬉しくなった。
古典落語の歴史などにも触れられるし、落語ファンにはたまらない。
まあ「古典落語知らない人にはきついだろうな」とは毎回感じるが、そこはもう勉強してもらうしかないでしょう。
コアな落語ファンをターゲットにしたので構わないと思う。
林家正蔵、立川談志といった実在の人物が出てくるのも楽しい。
今後どう展開していくのか次回作が待ち遠しい。
黄金餅殺人事件-昭和稲荷町らくご探偵 (中公文庫)Amazon書評・レビュー:黄金餅殺人事件-昭和稲荷町らくご探偵 (中公文庫)より
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No.3:
(5pt)

笑点で木久扇師匠のご推薦を見て

前作も読んでいたので、次も読むつもりだったのですが、うっかり見落としていました。笑点で画像がアップになったのを見て、慌てて購入し、読了しました。前よりもミステリー色が強くなって、厳密な意味での「殺人」はないけれど、結構大きな事件が起きます。「黄金餅殺人事件」は「獄門島」のトリックを思い出しましたが、ほんの小さな一言からあれよあれよという間に正蔵探偵が謎を解明してしまう過程が見事でした。「広い世間に」は「中村仲蔵」というよく知られた人情噺を元にして、まったく違う人情噺を作ってしまうという大胆な試み。しかも、それがラストのぎりぎりまでわからないところがよかったです。でも、作者には悪いけれど、この本の最大の読みどころは最後の鼎談ですね。先代正蔵師匠のお嬢様に対して、作者が「圓生師匠とお父様の仲は本当はどうだったんですか?」などというとんでもない質問をしたにもかかわらず、お嬢様の答えが実に秀逸で、笑ってしまいました。落語関係の本はいろいろ読んだけど、これはもしかすると、どこにも出ていない秘話かもしれません(笑)
黄金餅殺人事件-昭和稲荷町らくご探偵 (中公文庫)Amazon書評・レビュー:黄金餅殺人事件-昭和稲荷町らくご探偵 (中公文庫)より
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No.2:
(2pt)

はあ

カバーのイラストはいいですね。
中身は、ちっとも面白くありませんでした。
黄金餅殺人事件-昭和稲荷町らくご探偵 (中公文庫)Amazon書評・レビュー:黄金餅殺人事件-昭和稲荷町らくご探偵 (中公文庫)より
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No.1:
(5pt)

落語愛に満ちた本格ミステリー

前作を読んで心待ちにしていた昭和稲荷町らくご探偵シリーズの2作目。
まず装てんが素晴らしい。
表紙のイラストの渋い味わいに心が揺れます。

本作は連作だが一つの話として完結し実に読みごたえがある。

ともかく作者の落語愛と造詣の深さにヤラれる。
寄席や高座、落語家などが生き生きと描かれていてそれだけでも自然と口元が緩む。

更にプロットのしっかりした謎解きはきちんと伏線を張ってあり、最後にスッキリ回収されるのだ。

読んでいる間ともかく落語の世界にずっぽりと引き込まれるのは、実に不思議な快感である。

平林刑事や先輩落語家馬八など役者も揃い、八代目林家正蔵師匠の推理がワクワクする楽しさだ。
正蔵師匠の人柄がまた良いんですよね。

しばし世間の煩わしさを忘れ没入できる快作。
また次作を期待します!
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