落語刑事サダキチ 泥棒と所帯をもった女
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
落語刑事サダキチ 泥棒と所帯をもった女の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
八代目林家正蔵師匠を探偵役に据えた「落語刑事サダキチ」シリーズ2作目。 新人刑事三崎優子、先輩刑事平林定吉と役者も揃い、時代考証も見事で、懐かしくも活気のあった当時の雰囲気がしっかり再現されている。 3話が収められているが、どれも伏線、謎解きがきっちり作りこまれておりとても楽しめた。 特に2話目の「三人の香典師」では予想を覆す結末が待っており驚かされた。 愛川氏の落語シリーズはすべて完読しているが、このように幅広い知識と愛情を持って落語界を語れる作家は他にはいないのではないかと思う。 まさに唯一無二の存在。 落語ミステリーというジャンルだけではなく、もっともっと幅広く落語文学を極めていただきたいと切に願っている。 次作も心から楽しみにしています! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「高座のホームズ」シリーズからのスピンオフ。落語家になりそこねた刑事・平林定吉と、美人なのに自覚がなく、腕っぷしが強く、やたらと記憶力抜群の三崎優子がスリ、香典師(という犯罪は初耳でした)、空き巣などの事件に挑みます。探偵役はお馴染みの八代目林家正蔵師匠。三編とも面白かったですが、やはり「三人の香典師」が出色の出来。事実関係は完全に明らかと思わせておいて、そこから名探偵が途方もない真相を暴き出します。伏線張りまくり、反論不可能の論理性がお見事でした。さらに、先へ続きそうなのも楽しみです。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 2件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|