落語刑事サダキチ 神楽坂の赤犬



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初公開日(参考)2022年08月
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長編小説

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落語刑事サダキチ-神楽坂の赤犬 (中公文庫, あ79-8)

2022年08月23日 落語刑事サダキチ-神楽坂の赤犬 (中公文庫, あ79-8)

胸には警察手帳、手には高座扇!? 噺家に憧れ弟子入り志願までした過去を持つ平林定吉も、いまや神楽坂署のベテラン刑事。落語界の隠れた名探偵・八代目林家正蔵、食欲と腕っ節なら自信ありの新人刑事・三崎優子とともに、町の事件を解決する。パワフルで懐かしい昭和五〇年代の東京を舞台に、落語愛あふれる警察小説が誕生。〈解説〉谷原秋桜子(「BOOK」データベースより)




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No.3:
(5pt)

落語愛に溢れる本格ミステリー

高座のホームズシリーズから新シリーズに展開!
平林定吉刑事が新登場の三崎優子刑事とともに事件を解決していくのだが、林家正蔵師匠がホームズとして謎解きをしていく作りは踏襲しており、私のような従来からのファンにも安心感がある。
しかし何といっても作者の落語愛と知識はスゴイ!
間違いなく現在の文壇では最高峰であろう。
そして今回感じたのは時代考証の正確さと心地よさ。
昭和レトロブームが来ていると言われるが、エピソードの数々が微笑ましい。
しっかり時代を再現しているところに、作者のこだわりが垣間見えるのだ。
収録の3作ともしっかり作り込まれた作品だが、特に3作目の「神楽坂の赤犬」は傑作。
本格ミステリーの書き手として名高い、作者の見事な組み立てが秀逸。
次作も楽しみにしています!!
落語刑事サダキチ-神楽坂の赤犬 (中公文庫, あ79-8)Amazon書評・レビュー:落語刑事サダキチ-神楽坂の赤犬 (中公文庫, あ79-8)より
4122072409
No.2:
(5pt)

「高座のホームズ」シリーズが警察小説に進化

これまでの「高座のホームズ」シリーズが衣替えして、脇役だった平林定吉刑事が一躍主役の座に。作品数も二編から三編に増え、寄席を巡る芸道小説的な内容が減り、警察の地道な捜査が中心になりました。ただ、探偵役はこれまでと同じ八代目正蔵師匠なので、これまでの読者にも違和感はありません。一読した感想としては、記憶力抜群で落語全集をほぼ暗記しているのに実際の寄席は未経験という三崎優子刑事のキャラが立っていて、とても楽しく読めました。「放免祝い」は窃盗犯を巡る落語そのもののドタバタ騒ぎに思わず笑ってしまいましたし、最後の「神楽坂の赤犬」は特に傑作で、警察小説と落語が見事に融合しています。新シリーズというのですから当然続編があるものと思いますが、早めに出してくれることを期待します
落語刑事サダキチ-神楽坂の赤犬 (中公文庫, あ79-8)Amazon書評・レビュー:落語刑事サダキチ-神楽坂の赤犬 (中公文庫, あ79-8)より
4122072409
No.1:
(5pt)

落語ファン必読

実在の噺家・林家正蔵(後の彦六)が主役の「高座のホームズ」シリーズの続編とも言えるシリーズがスタートした。
 現場を見ることなく話を聞いただけで事件を解決してしまう安楽椅子探偵・正蔵、地道に足で稼ぐ典型的な刑事・平林定吉、柔道の得意な体育会系新人刑事・三崎優子。タイプの違う三人がそれぞれの特徴を活かし事件に立ち向かう。
 「放免祝い」「身投げ屋もどき」「神楽坂の赤犬」の3話が収録されているが、いずれも平林と三崎が地道に捜査しほぼ解決したかと思われる事件の、背後にある思いがけない真実を正蔵が暴く、という構成になっている。
 防犯カメラやDNA鑑定などの技術も無く、コピー機や携帯電話すら無い昭和50年代半ばの警察における、ベテラン刑事中心の捜査の手法が良く描かれており興味深い。
 同じ作者の「神田紅梅亭寄席物帖」シリーズと比べ「落語」の占める割合は小さいが、所々に落語ファンをニヤリとさせる趣向が凝らされている。もちろん、落語を知らない読者に対する配慮もされているので誰が読んでも楽しめる。
落語刑事サダキチ-神楽坂の赤犬 (中公文庫, あ79-8)Amazon書評・レビュー:落語刑事サダキチ-神楽坂の赤犬 (中公文庫, あ79-8)より
4122072409



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