育休刑事(諸事情により育休延長中)
- 育休刑事 (2)
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2006年に鮎川哲也賞の佳作を受賞してミステリ文壇に登場した似鳥鶏氏による短編集。妻がキャリアの捜査一課長である秋月春風巡査部長が、育休中に、何度も育児絡みの事件に呼び出され、法医学者である姉の知見もかりながら諸事件を解決する刑事モノの第二弾である。 主人公の名探偵や刑事は概してキャラクターがキャラ立て以上の意味がない場合が多い(シャーロック・ホームズがコカイン中毒だったり、エルキュール・ポアロがベルギー人の小男だったりすることは、彼らが事件を解決する能力とは関係がない)が、本作は事件が育児に関係するものばかりで、秋月巡査部長は育児の経験を生かして難事件を解決する、というようにキャラと推理能力とが連関しているのが本作の特徴。 新本格のような余りに無理なトリックはない(代わりに読後感は淡白である)し、佳作群といっていいのではないか。 本作の最後で、上司が秋月巡査部長の時短勤務を明言しているので、一両年中には第三弾の『時短刑事』が上梓されるかもしれない。 | ||||
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